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2019年03月25日

2019年J2第5節 横浜FC-FC岐阜「今年のサッカーが芽吹いてきたか」

PKで先制点を決めたイバがボールを運んでセンターサークルに持っていく姿が現在のチーム状況を示していた。先制点を挙げてリードしているのに、まるで急いで戻っていくのは自分たちが負けているかのような心理状況だったのかもしれない。最悪同点で終われない。挙句終盤には逆転されてしまう。そういう焦りがもう一点、もう一点と思わせたのかも知れない。



その次の1点を決めたのは横浜だった。レアンドロ・ドミンゲスのパスを受けたイバがペナルティエリアに侵入。シュートすると見せかけて大きな切り替えしからパスをすると、中央で待っていた松浦が前節に続いてゴールを決めて2点差としてゲームを決めた。三ッ沢に広がる安ど感。冷たい風は吹いていたが、それがホクホクな気持ちにさせてくれた。



2-0で横浜のホーム初勝利でゲームは幕を閉じた。個人的にはもう少しペースを前半から握りたかったが、それでもカズが「最低限、五分五分の中で、0-0で渡せました。」という様に彼が先発の中で大きな破綻をせず、失点もなくイバと交代できたことに意味があった。前半途中で武田が左の腿を痛めて負傷交代して交代カードを使っていた横浜にとって、先制点を先に許してしまうのはより厳しい状況に置かれてしまうからだ。



前半途中で武田が退き、松井が左WBに。渡邊はボランチの位置で。これでも横浜は勢いを失わなかった。前半岐阜も良かったといわれるが、それが局面局面で山岸が抜け出したりした部分があったが、基本的に多くの組み立ては、田代と乾がシャットアウトしていた。乾のタックルはかなり効いていて、岐阜・ライアンデフリースに仕事をさせなかった。正直岐阜の攻撃は決定力に欠けており怖い部分が殆どなかった。



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posted by おかき at 01:47| Comment(0) | 横浜FC2019観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月18日

2019年J2第4節 横浜FC-アルビレックス新潟「たまらない」

また始まった。こういう風景をサッカーファンは何度経験しなければならないのだろう。前半11分に新潟がPKで得点を挙げると、途端に接触に対してのジャッジが帳尻を合わせたように横浜寄りになる。GK南がレオナルドを倒したとして与えたPKがまるでやりすぎたと井上主審は自身のジャッジで答え合わせをしているようだった。新潟レオナルドは、その後PKを獲得した時と同じ様に派手に何度も転ぶが、主審は頑としてそれを取らない。選手としては、PKを獲得した程度の接触がファウルなのだからそれ以降も取ってもらえると思うし、主審は自身の誤ったジャッジを反映し続けるとゲームが壊れることを認識しているから取れない。こんなゲームを見せられている客は堪らない。
さらに横浜の選手のシュートが新潟・大武の右手に当たっているがこれも取ってもらえない。角度としてシュートと正対していないので、腕ではなく体に触れたと思われてしまう部分はあるが、あのペナルティエリア内でのハンドの見逃しは痛かった。こういう主審に当たってしまうのは、どちらのチームの選手にもサポーターにも不幸でしかない。



その歪んでしまったジャッジの中で、横浜はゲームを優位に進めていった。一点、左サイドを除いてはという条件は付くが。前節の途中交代の影響なのか、その交代となってしまった不用意なプレーが影響したのか左のウィングバックには武田ではなく、キャラが入る。自分は不安だった。彼にはスプリントがない。一瞬のキレはあっても、ウィングバックとしてプレスバックする速さとタフさはあるのか。結果このゲームではその不安が的中する。攻守において決してよかったとは思えなかった。伊野波がセンターバックの左に入ったが、彼はオーバーラップするタイプではないので、攻撃において相手に対峙されると蓋をされてしまいやすかった。
伊野波がこのゲームは非常に質の高いフィードを見せていて、センターバックという意味では次回誰を使っていくのかという部分とともに、左サイドをどうしていくのか。非常に気になる点ではある。そういう意味ではタヴァレス監督の見立ては外れたと言っても良い。



主審が自身のジャッジを悔い、その基準がぶれいている間横浜の時間になった。新潟に辛いジャッジになり、横浜は自分たちでボールを持てる時間が増えた。前半35分伊野波のロングフィードをイバが落として、中央に走りこんだ松浦へ。これを相手選手と交錯しながらゴールに流し込んで横浜が同点に追いついた。つなぐことが増えた横浜で、ロングボールをイバが収め、3人目の動きで走りこんだ松浦がシュートを決めるという2017年のような展開だった。



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posted by おかき at 03:33| Comment(2) | 横浜FC2019観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月12日

2019年J2第3節 栃木SC-横浜FC「口をついて出たのは」

「オフサイドじゃないし」横浜・戸島が左足を振り抜いてゴールを決めていると、スタンドからは栃木サポーターであろう「オフサイドじゃん!」「どう見てもオフサイド!」という声に対して、口をついて出た言葉だった。オーバーラップしていた田代に反応して、レアンドロ・ドミンゲスがパスを送ると、胸トラップで落としたところに戸島が抜け出して殊勲のゴールを奪った。横浜の今シーズン初ゴールと共に、初勝利をもたらすゴールとなった。

2019年もJ2が開幕して、無得点未勝利同士のチームの対戦となったこのゲーム。両チームのサポーターが「またか」とため息をつきながら終わるはずだった後半アディショナルタイム3分で横浜には歓喜が訪れた。

開幕から連敗して迎えた横浜は新加入の松浦が初登場。インサイドハーフが攻撃に絡むことが少ないのはサポーターから見ても明らかだったので、前に運べる彼のプレーには大きな期待がかかる。
ゲームは横浜が主導権を握る事が出来た。横浜は縦パスをほぼ自由に付けられて、イバが収めると左右に展開してチャンスを作る事が出来た。それまでの2戦とは違って、前線からの連動したプレスも少なく、中盤では縦パスが通る。ゴールへのおぜん立てはできていたはずだが、栃木GKユの鋭い反応もあってゴールには結びつかなかった。



前半栃木に許したチャンスは、カウンターからのものが多く、横浜としては苦しい時間帯は少なかった。後半になると松浦はより高い位置を取るようになり、5-3-1-1のシステムから、5-2-2-1のような形になりさらに勢いは加速した。

サイドを振って崩して松浦の放ったシュートも、コーナーキックのこぼれ球を田代がシュートするもユにセーブされてゴールにならない。

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posted by おかき at 10:14| Comment(0) | 横浜FC2019観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月04日

2019年J2第2節 横浜FC-モンテディオ山形「つなげるのがゴールではない」

「社会装置」そんなワードが飛び込んできた。そして最後に「つなげる」と。それが2019シーズン横浜の開幕を飾るキックオフ直前の煽りの映像だった。とても煽りとは思えない、クラブのプロモーションビデオのような素材だった。手段と目的を履き違えると伝えたい事が伝わらないし、それがブレてしまう。「社会装置」と言われてそれをあの場で理解できた方はいたのだろうか。目の前の試合で勝って勝ち点3を取るぞ!という時に、このクラブは○○になりたいんだって必要なのか?チームのキックオフ直前に、情緒的なビデオを流しても鬨の声は上がらないだろう。流すとしてもせめてもっと早い時間で、2019シーズンはクラブはこういう方向で行きますという映像であるべきである。あのタイミングでの放映は何か違和感しか感じなかったのだが、それは私だけだろうか。



「つなげる」と宣言した映像の通り、ゲームは横浜がボールを繋げていく。山形の3-4-3のシステムに対して攻撃時は3-5-1-1になる横浜は中盤で数的優位があり、雨でコンディションが良くない中でも、つなげるという意志を持ってゲームを作っていた。
サイドの選手にボールは散って、クロスは上がるし、それを再び拾って前線に。

ところが、ここから先で攻撃陣は沈黙してしまう。レアンドロ・ドミンゲスは確かにスペシャルな存在であるが山形は執拗なマークで彼に仕事をさせないと、横浜は途端にゲームメイクが出来なくなっていく。相手が低い位置でブロックを作ると外側を循環する様に横パスの連続となっていく。
相手からボールを奪ってもゲームをほとんど作れないもどかしい時間だけが過ぎていく。
そうしている間に、セットプレーから失点。藤井が一回クリアしたのが山形・阪野に当たりゴールに吸い込まれていった。不運ではあるが、2試合連続してセットプレーからの失点。もう少し言えば、藤井は別の選手と競っており、阪野はフリーだった。その付近にいた戸島なのか瀬沼なのかマーカーが外された時点で失点の危険性は高かった。



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posted by おかき at 20:55| Comment(0) | 横浜FC2019観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする