レッズの勝利を確信して集った3万人が見たものは、
その温度をより下げる"寒風"劇だった。
3/3に行われた横浜FC戦とスタメンを入れ替えず、唯一の違いは
GKの山岸から都築にした事だった。戦術的意味合いよりも、
試合勘に関するものと捉えてよいだろう。

気合を入れる浦和イレブン
試合は、レッズの圧倒的攻勢で幕を開ける。個々の能力で
ケディリに勝るレッズはハーフコートゲームの様に、
時間の殆どを相手陣内で過ごす。クリアボールを拾い、
高い位置からプレスをかけて相手ボールを強奪し、
左は相馬、右は山田に預けて押し込む。
だが、肝心のシュートは悉く弾き返されてしまう。

横浜FC戦と大きく異なるのはここである。
横浜FCは2列のラインでブロックを敷いた為に、レッズの選手は
その網を掻い潜れず足元へのパスを強要されてしまっていたが、
この試合は引き気味の相手のラインを崩しPA内に侵入している
にも関わらず、ゴールが奪えない。
ケディリGKワユディの好セーブもあり、試合に嫌な流れで入りか
けたところだったが、CKの零れ玉を山田が押し込みレッズ先制。

右サイド・山田の突破
大量得点を期待するサポーターの為にも、ここから爆発的な
攻撃を見せるかと思いきやゲームは一時的に落ち着きを見せ、
ケディリの#28オリベイラと#10ゴンサレスのキープに手を焼いた。
ケディリは5バックのカウンター中心で、前線の
インドネシア代表#13スダルソノのボールキープがよくなかった
ので助かったが、もう一枚いたらあわやという場面もあったろう。

浦和の2点目なのに、ポンテまで落ち込む
このままで終わるかという前半44分には、カウンターから飛び
出たポンテから右サイドにいた永井へ。永井はGKのニアを抜き
レッズに追加点。2-0。「やっと」というため息と「これから」と
いう期待への息遣いを聞きつつハーフタイムに。
続きを読む











