徐々にであるがリーグに新しい波が起ころうとしている。まだ小さな
さざ波であるが、その波は確実の私達の足元に届き、やがて大きな
うねりになろうとしている。IBMビッグブルーはこの試合に勝利すると
その後の対戦を考えるとFINAL6進出をほぼ手中に出来る。
もちろんチーム創設以来初めての快挙である。昨年優勝した
オンワードを倒し、その勢いをそのままこの鹿島戦に持ち込む。

その新しい時代は、若者が夢見る幻想に過ぎない、現実の厳しさを
教える為に立ちはだかるのが昨年準優勝の鹿島である。昨年準優勝した
だけでなく日本代表を5人も擁し(IBMは2人)、その3人はチームで
主将・副将を務めその経験や技術は確実にチームにフィードバックされ
ている。また、昨年
大学で甲子園ボウルMVPを獲得したRB法政・丸田が
加入した事で攻撃陣に厚みが増している。
実は2005年にも似たシチュエーションがあった。あの時はIBMが
アサヒビールを倒して、この鹿島と対戦。鹿島に勝利すれば
FINAL6が可能だった状況だったが、9-32と大敗しその夢が結果的に
絶たれてしまった。この試合も同様に強豪に勝てばFINAL6進出に
大きく前進する試合、
リベンジの舞台として最高の状況だった。
試合開始からオンワードを破った勢いそのままに溌剌とした動きを
見せるIBMは、前半開始から6分55秒。ターンオーバーから始まった
攻撃シリーズで、最後はQB#15岡村から右のサイドラインギリギリを
走りこんでいたWR#89円谷にパスが通り先制のTDが決まる。
だが、鹿島も負けていない。RB#29丸田のランプレーを上手く絡め
徐々に前進。敵陣23ヤードからの攻撃でプレイ
アクションパスが
綺麗に決まり、QB#10尾崎はサイドラインを駆け上がる丸田に
パスを通してTDを挙げて7-7の同点に。

新人王がXリーグにあるなら彼になるだろう鹿島・#29丸田
そして、鹿島のキックで試合が再開されるが、ここで一つ試合の
流れを変えるプレーが出る。鹿島のキックオフだったが、レシーバー
#18高木はキャッチした後、逆サイドにいた選手にパスをする
トリックプレーを見せるがこれが選手の頭を大きく超えて、結局
このボールを押さえた鹿島に攻撃権をエンドゾーンまで数ヤードの
位置で渡してしまった。
その後IBMは懸命の
ディフェンスを見せ、また鹿島の反則などもあり
TDこそ許さなかったがFGを決められてしまい、試合の流れは鹿島に
傾いた。

このスペシャルプレーのミスが痛かった
続きを読む