午後までには止むと言われていた雨が一向に止まない。傘は止むと
想定して、置いてきてしまった。強い雨ではなかったが、衣服が
ジンワリと濡れていく。予想外だった。
予想外と言えば、前半25分
熊本・市村が右からのクロスに競り合った
難波を後ろから突き飛ばしてPKを献上。これをアンデルソンが決めて
先制点を
横浜に与え、ここから
ゲームは一気に横浜のペースに傾いて
しまった。3試合連続でPKを与える事は全くの予想外と言ってよい。

序盤熊本は、小森田、
山口、山本を中心にゲームを展開。横浜の
弱点と言われるサイド攻撃を幾度となく仕掛けた。守備に重点を置く
横浜に、果敢に攻め込んだ。だが吉本がCBに戻り、
岐阜戦では
「起用方法を悩んでいる」といわれたエリゼウがセンターラインを
固めた事で、横浜にとって脅威に感じる部分は少なかった。

ミスを繰り返すとリズムが相手に渡ってしまうのは
サッカーの常。
横浜が徐々にペースを握っていく。リーグ開幕当初の様に、
アンデルソンへの縦パス一辺倒の攻撃も、難波が入って厚みを増し、
中盤で試合巧者の三浦知、淳の両三浦がボールに絡んでいく。
その象徴が、三浦知から難波へのクロスでPKを獲得したプレーだろう。

この先制点で横浜に傾いた試合だったが、熊本も中3日の整わない
コンディションの中、必死の抵抗を見せる。前節左MFで起用された
本来ボランチの根占が入った左SBは容赦なく攻め立てられた。PKを
与えた市村、小森田、高橋らが何度もクロスを上げたが、横浜は
吉本、八田の二人を中心に跳ね返して得点を許さない。先制して、
その直後に同じ様に追いつかれたセレッソ戦の二の舞は許さなかった。

そして、このゲームで熊本・池谷監督も「これがすべて」と言った
2点目が横浜に入る。アンデルソンから三浦淳、彼のクロスに三浦知が
合わせ、熊本GK・小林が一度は弾くが、アンデルソンが左足で
蹴り込んで追加点。
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