2008年05月19日

2008年J2第14節 横浜FC-アビスパ福岡 「働き蜂の一刺し」

得点王のアンデルソンを要する横浜FCを実際に支えているのは、
中盤で献身的に動き続ける選手達である。もちろん決定的なチャンスを
しっかりと決めるアンデルソンに高い評価は与えられて当然だが、
チーム全体のバランスを取っているのは彼ではない。
ここ数試合であれば難波であり、この試合では池元が豊富な運動量で
バランスを保っているから、中盤で厚いブロックを形成できる。
それは攻撃面でも同様にポジションチェンジを繰り返し、左右に顔を
出したかと思えば、中央に切れ込み積極的にゴールを狙っていた。



その姿勢が福岡のゴールを射抜いたのは、後半10分。カウンター
持ち上がった滝澤から左の池元にパス。彼は内に切れ込みながら
フェイントを入れても福岡DFは離れず数人に囲まれたままだったが、
それに構わずその囲まれた狭い方に彼はシュートを放った。
福岡GK・神山は逆を衝かれノーステップのままで飛んだが届かず。
同点にされた直後の重苦しい雰囲気を、池元が値千金の逆転弾で
振り払った。



この試合、ボールを支配していたのは福岡だった。支配していたか
どうかというのは見た目の問題である事が多く、チームの意図として
DFラインを下げて対処していたのならば、支配させていたとも言える。
都並監督は「リードして守備意識を高めさせて、手堅くカウンターを
狙っていくというイメージを持っている」と前提を明かししつつも、
「深みがあるビルドアップに対して、限定が効かなくて、どんどん
サイドに進出された」事が前半苦戦した理由とした。前半最初のうち
福岡の斜めにタレイやグリフィスに入ってくる部分を捉まえきれず
ピンチを招く事が多かったが、システムを変更した頃から徐々に
相手に"持たせる"事に成功し、福岡は低い位置でパスを繰り返した。

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posted by おかき at 07:54| Comment(0) | TrackBack(1) | 横浜FC2008観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする