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2012年08月28日

2012年J2第31節 ヴァンフォーレ甲府-横浜FC「いまだ頂は見えず」

「富士山は見えないな」そう誰かが呟く。毎年の様に甲府・小瀬に来ているが、このスタジアムから富士山を眺めた記憶がない。天候の関係なのか、それとも方角的に何かが邪魔しているのだろうか。現在首位にいる甲府こそ甲斐国の象徴・霊峰富士であり、その富士山を乗り越えなければ横浜は昇格の光など見る権利は手にする事が出来ない。この戦いはまさに大きな山に挑んだ戦いでもあった。

前半、まるで富士山の裾野を意気揚々と登るが如く横浜は甲府を攻め立てた。田原にボールが収まり、武岡、佐藤、高地が絡み、ボールを動かしていく。セカンドボールも横浜が拾い、高いポゼッションを保ち優位に進めた。高地や田原の決定機も潰えた中で迎えたのが、前半28分の堀之内のゴールだった。右サイドを突破した武岡の戻しを堀之内が綺麗に流し込んだ。これでゲームは動き出した。



甲府はサイドにボールを散らして攻めるが、サイドバックとMFがノッキングを起こしていたり、永里が顔を出す事で余計に狭いスペースを作り出してしまい、スピードダウンさせられて決定的なシーンは少なかった。ただ、低い位置でボールを奪われ柏から井澤と繋がれ、GKと1対1になるも井澤が持ち替えて放ったシュートは大きく枠を逸れ、横浜のサポーターは肝を冷やした。



横浜がこのまま1点リードで前半終了。富士山の5合目までは車で行けるように、思ったよりもすんなりと時間が過ぎていった。あの男が登場するまでは。

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2012年08月23日

2012年J2第30節 横浜FC-水戸ホーリーホック「ロスタイムを超えて」

前半45分も過ぎ、横浜が1-0の1点リードのまま前半を折り返そうとしていたその時だった。右サイドで水戸・鈴木からのボールを受けた星原が放ったシュートは、横浜のゴールネットを揺らしてしまった。ロスタイムの魔物はまたしても三ツ沢で目を覚ました。



2006年城がステップを踏んでロスタイムにゴールを決めれば、2010年水戸が後半ロスタイムに先制するも、その直後に中野が西田のトラップの落としを豪快なミドルシュートでゴールを射貫き、昨年は小野瀬の突破から野崎が決めるという、三ツ沢夏の水戸劇場は今年も風物詩になった。



とは言え、それは笑っていられない。なにせ水戸は前半で尾本が退場になり10人でカウンター一本でゲームを進めてくるのは明白になったからだ。前半から水戸・鈴木には手を焼き、特に渡邉は開幕戦の時と同じで鈴木のテクニックに翻弄されて頭が熱くなっていた。
前半早い段階で田原のゴールで先制はしたが、その後徐々に勢いを失った横浜は後半に向けてもう一度加速しないといけなかった。



渡邉とは対照的に切れていたのは佐藤で、ミスもあったがパスで裏のスペースが見えているのは調子が良い証拠。横浜が好調なのかどうかは佐藤のパスが縦に入るかどうかが一種のバロメーターである。と、後半その佐藤からの縦パスを武岡が裏に軽く流し、飛び出していた高地が見事に逆転ゴールを挙げることに成功した。
その直前からやや意図的にサイドを広く広く使い、少ない水戸の選手を動かしていたのは、やはり穴を見つけるためだった。
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posted by おかき at 01:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 横浜FC2012観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月22日

SBSカップ国際ユース U-19日本代表-U-19韓国代表

日本代表にとって凡戦だった。前半20分、韓国のCBイ・フミンが裏に抜けようとする渡を倒してこの日2枚目のイエローカードで退場となり、日本は数的有利の状況が60分もあった。だが、得点は奪えないままPK戦の末に勝利を決めたに過ぎなかった。
スイッチを入れる縦パスがなく、久保に当てても彼からのリターンはあまりない、ただ当てないとサイドをグルグル横パスを回して、最後は明後日の方向のクロスで攻撃が終わるばかり。これで80分終了。PK戦ではポープ・ウィリアムがセーブしたのが日本代表の唯一の見せ場だった。



久保はポスト直撃のシュートを2本見せたが、それ以外の引き出しにやや欠けてしまった。相手が退場者を出して数的有利になった分攻撃が淡泊になってしまったきらいはある。

収穫は、湘南・遠藤がいなくても完封出来た守備陣と言いたいが、10人相手で4-4-1でカウンターしか狙っていないチームに完封した事を誇っても良いのかどうかは疑問ではある。ただ、遠藤が戻ってくると遠藤-熊谷-久保とセンターラインがしっかりするので、良く言えばもっと伸びる要素は秘めていると感じる。



横浜FCサポ目線で言えば、小野瀬は交代出場直後に絶好のチャンスがあったのを決めきれなかったのが痛かった。(横からのクロスにGKが飛び出して、無人のゴールに流し込もうとしたらDFが滑り込んで止められてかき出されてしまった。)そこを決めていれば大きなインパクトを残すことも可能だった。

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posted by おかき at 16:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ├日本代表戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月19日

エコパ来ちゃった!



SBS国際ユースを見にエコパに来ました。

日本対韓国
静岡対ポルトガル

2試合見て帰る予定です。
posted by おかき at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月12日

王者の品格と現実



男子、女子とも全ての試合を終えたので特にメダルを取ったなでしこについてまとめてみようと思う。
前々回はベスト8、前回大会はベスト4と着実に階段を登っているなでしこ。このロンドン五輪では、メダル候補から、一気に優勝候補となっていた。昨年行われたドイツ女子W杯において優勝し、国内外でその評価が一気に高まったからだ。

今大会で自分が一番印象に残ったのはアメリカ戦よりも南アフリカ戦での「わざと引き分けた」かどうかという議論が沸騰した事だ。予選リーグ1位になると、アメリカとフランスの組と戦う事になり、2位だとブラジルと戦う事になる。ロンドン五輪の直前に行われた試合でアメリカ、フランスに敗れている日本としたら、ブラジルの方が組み易しと考えるのは自然である。
だから「勝たなくてはならないのだからこれは当然」という声を聞いた。確かに負ければ終わりのトーナメントだから、優勝を狙うならこの作戦は仕方なしと思われた。

そして、その狙いの通りブラジルに勝ち、フランスにも勝って決勝に進むのだが、ここでもブラジルの監督に「守備的なサッカー」と批判をされる。この声についても世間は「負け犬の遠吠え」だったりと、なでしこを擁護する声が多かった。

それらを見ていると、日本と海外では大きなギャップがあると感じ始めた。日本人は、五輪は未だメダルがないからこの大会はあくまで挑戦、挑戦者という立場でいると思うが、W杯王者が挑戦とは海外では受け止めてくれない。だから、ブラジルが守備的であると批判した事は当然である。王者がカウンターサッカーをするなんてありえない。男子サッカーでブラジルやスペインがカウンターサッカーを狙ったら誰だって批判するだろう。私も守備的なサッカーを敷いた事には批判的である。なでしこはもう現役のW杯王者なのである。

その目線でいくと、リーグ2位を狙って突破したという小細工は私は受け入れられない。フランスが〜アメリカが〜とか正直どうでもよくて、王者なら初戦がアメリカだろうがどこだろうが勝つ。自分達のサッカーをして勝つ。それだけの話なのではないのか。
レスリングで五輪3連覇した伊調馨が「相手に合せたレスリングをして悔しい」と金メダルを取った直後のインタビューに答えていたが、やはり王者たるものそれだけの品格が求められるし、サッカーに照らし合わせてみると相手の出方を伺うというのは王者のあり方ではない。
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posted by おかき at 09:10| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月06日

2012年J2第27節 横浜FC-湘南ベルマーレ「裏切り」

今シーズン、横浜と湘南の間では2つの移籍があった。一つは、湘南を契約満了になった田原の横浜への移籍。もう一つは、横浜と5年契約を交わしていた某ディーラーの湘南への鞍替え。特に後者は、契約期間の"移籍"であり多くの横浜サポーターを憤慨させた事は想像に難くない。
加えて、4月に行われた平塚での神奈川ダービーは、その某ディーラーのマッチデイとして開催され、そこで敗れた横浜は忸怩たる思いでこの日を待っていたに違いない。そう、まさしく「裏切り者を許すまじ」と。



ところが序盤、予想に反してパフォーマンスを裏切ったのは横浜だった。湘南の積極的なプレッシャーと絶妙なラインコントロールの前に前線だけではなく、後ろでもパスミスでボールを何度も失いピンチを迎える。前節からスタメンの半分を変えた事が微妙に影響しているのだろう。それでも湘南の決定力のなさにも救われ横浜は何とか失点を許さなかった。



前半横浜は野崎や難波のカウンターからチャンスを作ろうとするが、単発のままで相手を崩しきるサッカーを展開する事は出来なかった。両者は互角に近いが決定機は湘南の方が多かった。横浜は押し込まれている。どこまで我慢出来るか。そこだけだった。

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posted by おかき at 03:31| Comment(4) | TrackBack(0) | 横浜FC2012観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月03日

EURO2012 グルメ編 その2

スーツケースが戻ってきて、食事もまともなものを摂る事が出来る様になった。これから安心してハルキウに向かう事が出来る。ドネツクではそうだった。

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ドネツクの駅前のカフェで、コーヒーとキエフ風チキンを頼んだらそれだけで130グリブナ=1300円位。英語のメニューを出されたから、別価格なのかもね。だって、2リットルのペットボトルが5グリブナ=50円なのに、コーヒーとチキンカツで1300円って、ウクライナの貨幣価値がイマイチわからん。。。

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これはドネツクで買った水。5グリブナくらいかな。駅前の売店で買った。ドイツ人サポーターは水だけじゃなく、お菓子やらアイスクリームやら沢山買っていたなぁ。自分は水だけで十分よ〜

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翌日ハルキウのホステルのビルの横にあるスーパーで朝食を買い込んだ。ここのスーパーはとにかく、パンがデカイ!!人の顔の大きさなんか余裕で超える大きさ。それでいて安い!

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このパンで約3グリブナ=30円。アメフトのボールくらいある。このパン。中にネギが練り込まれていて、そのコゲがまた香ばしくて美味しい。これだけでかなり腹が膨れる。

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posted by おかき at 03:27| Comment(0) | TrackBack(0) | EURO2012旅行記 2012.6 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする