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2014年08月26日

2014年J2第28節 東京ヴェルディ-横浜FC 「夏休みはもう終わり」

クロスバーに跳ね返される松下年のフリーキック。ポストを叩いて弾かれる黒津のシュート。終盤怒濤の攻撃でヴェルディゴールに迫るがゴールが遠い。誰もが敗戦を覚悟し始めた後半42分。コーナーキックの落としを松下裕がヒールで流し込み追いついた。



ここまでゲーム展開は横浜にとって苦しいものだった。ヴェルディは他のチームと異なり、前半からディフェンダーにかけ続ける。寺田、松下裕を狙ってハメに行くのではなく、そこで嵌められないなら全員で動いてさらに下げた後も狙うというもので、高さや身体能力に強みのある野上、ドウグラスはそのスピードとスタミナに振り回され続けた。前半相手を倒してドウグラスにイエローカード。これで彼はこの後2試合出場停止。是が非でもこのゲームを落とせなくなった。



ヴェルディのハイテンポなゲームにメイクに苦しむ横浜は布陣を4-1-4-1に変更するも、ボランチ松下裕がディフェンダーが抜かれた後のカバーに走らされるだけで根本的な解決には至らない。そして前半42分。東京ヴェルディ・杉本に突破を許し、澤井のクロスはファーサイドに流れるが、駆け上がってきた安在にダイレクトのシュートを許して、これがゴールに吸い込まれてしまう。



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2014年08月19日

2014年J2第27節 横浜FC-カマタマーレ讃岐 「締まらない 閉まらない」

試合の大半の時間は、緩い讃岐守備陣をあざ笑うかのような横浜のゴールラッシュをゆったりと観戦していればよかった。9試合負けなしで3点リード、どうしても空気も緩くなる。残り時間も徐々に減って、追い上げる讃岐は辛くなっていく。この状況で、横浜は全く締まらない低質なゲームを見せてしまった。後半残り10分ほどで讃岐・木島に右サイドから鮮やかな弧を描いたシュートでゴールを許してしまう。途中交代の木島の方がスタミナはあったかも知れないが、横浜は緩慢なプレスで彼を自由にさせすぎた。

それでも最近好調の攻撃陣がその反撃をみて、さらに突き放す。後半41分、寺田のトリッキーなヒールでのスルーパスに抜け出したパクが右足でゴールにボールを流し込み4-1と追加点を挙げてゲームを締めにかかる。
ところがこれで終わらないのが、この日の横浜。後半ロスタイムにPKを献上して決められてしまう。



その後笛が鳴り、横浜が4-2で勝利。ここ10試合負け無し。順調に来ているように見えるが、千葉や磐田とゲームをしていた時の緊張感は感じられない。選手も人の子と言えばそれまでだが、ゲーム全体のクオリティは良くない。
下位にいた讃岐だったから助かっただけだ。CBのソンハンキを右SBで使い機能せず、我那覇も全盛期のほどのインパクトがなかった。締めるところを締めきる事が出来ないのが今の横浜の現実なのかも知れない。



ゲームは野村の先制ゴールに始まった。左サイドから巻いてネットを揺らした鮮やかなゴールは、久しぶりの先発となった彼自身のこのゲームに懸ける思いすら感じられた。「ゴールだけだった」と彼は謙遜したが、ゴールがなければ勝利はない。これでゲームは横浜が支配出来る流れになった。

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2014年08月11日

2014年J2第26節 ジェフユナイテッド千葉-横浜FC 「もう風は止んだのか?」

ロスタイム最後のプレーだったろうか。千葉・谷澤が放ったシュートはGK南のジャンプして伸ばした手の先にフワッと流れ込んでいく。覚悟したその瞬間、クロスバーを叩いたボールはフィールドに跳ね返りゴールラインを割ることはなかった。それに胸をなで下ろしている間に、主審のタイムアップを告げる笛。スコアレスドローの悔しさと、僅かな安堵を覚えた。



横浜は前節と変わらぬ布陣のまま千葉に乗り込んだ。ゲームは横浜の方がボールも人も動くサッカーを展開していた。バイタルエリアでの守備が緩く、ソンホが簡単に前を向いたり、野崎が流れながらペナルティエリアに侵入を図るなど、千葉の守備の穴を衝きながら攻略を探る。
千葉は前線の森本、ケンペスが前を向いた時こそ脅威だったが、それまでのビルドアップが横浜のプレスもあって中々良い形で彼らに供給されない。横浜も現在の4-4-2以前から守備自体は安定しており、リーグでも失点数は下から数える方が早いくらいだ。その脅威のシュートも南が弾き出しゴールを許さない。



前半も35分近くまでは横浜の流れだったが、千葉もやや力ずくな攻撃でプレッシャーをかけてくる。ドウグラスも右足首を負傷するが、戦線に戻る。この試合ケンペスを完封したのはドウグラスの高い身体能力があってのことだ。
前半を0-0で終える。決して上位の千葉に引けを取らないどころか、中盤を支配しているという意味では横浜が押しているといえるだろう。欲しいのはゴールだ。横浜に風が吹いている。

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2014年08月04日

2014年J2第25節 横浜FC-カターレ富山 「花火か狼煙か」

勝利で引き上げてくる選手達を見て、どこか少しだけ不安を覚えた。勝利が嫌なのではない。ホームで連勝、チームとしてもリーグ戦4連勝と後半戦スタートから絶好調なのである。ただ急激な変化というのは、後々良くない事が待ち受けている。連勝した4試合では9得点で1試合2点以上の計算で、あれだけゴール一つが遠いチームとは思えない変貌を遂げている。沢山点を取れている事を花火と言われる事があるが、この時期の花火は夏の終わりを連想させるのである。



ゲームは、夏男・野崎のゴールで動き出す。前半あれだけ緩慢なプレーを連発していた横浜だったが、後半開始早々スローインのボールにソンホが激しくプレッシャーをかけてルーズボールにして、そこに走り込んだ野崎がダイレクトに蹴り込み先制点を奪った。



前半横浜は富山の3バックをサイドから無理矢理攻略しようとして、全体の距離感が合わず小さなミスから奪われては攻撃を何度も許してしまう。3バックを敷く側もバカではない。それを前提にしてラインを下げて5バックで対処されると横浜の攻撃は停滞した。サイドの選手が開いた状況で、前にはソンホ一人では組み立てが苦しい。やや布陣を変更して、通常の2トップに戻すとやや機能したが、それでも決定的なシーンを作る事は出来ず前半をスコアレスドローで終えた。




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posted by おかき at 08:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 横浜FC2014観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする