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2015年07月27日

2015年J2第26節 横浜FC-水戸ホーリーホック 「夏風邪に特効薬はなし」

大宮戦の翌日位から咳が止まらない。朝から酷暑の群馬に行ってユースの試合を見て肌を焼いたと思えば、夕方からは涼しい風吹き抜けた大宮でトップの試合観戦。夜は暑いのでエアコンを付けたまま就寝して、体調を崩してしまったらしい。まったく油断してしまった。



今横浜も同じくして、どうやら夏風邪に罹ってしまっている。水戸とのこの試合もチーム全体が重い。相手がブロックを作るよりも先に動き出さないといけないのだが、わざわざ自分達でテンポを遅くして相手に守る時間を与えてしまっていた。それでもまだ前半は水戸のサイドの裏を攻略し、石井や永田が駆け上がるシーンはあった。
西ヶ谷監督になって以降次第に上り調子になっていた水戸は、前半4−5−1で馬場を左サイドに置き横浜のボランチの脇を攻めにいったが松下、石井が献身的に守りきる。石井は久しぶりの登場で序盤緊張していたが、何度か機を見て前線に突破するようになってそれもほぐれていったか。ただ、クロスの回数が少ないのは急造で仕方ないだろう。



後半、横浜の病は重症化する。4−5−1から4−4−2にシステムを変更した水戸に押し込まれる。前線からのプレッシャーを上手くいなす事が出来ず、ボールを失いピンチを何度も作られる。



そして後半20分。それまで何とか堪えていたが、残念な形で失点する。コーナーキックのこぼれ球を競り合い、そのバウンドが合わず頭を越されて水戸・馬場に簡単に押し込まれてしまう。エアポケットというか、集中力に欠けたシーンだった。
集中力と言えば、寺田、中里、佐藤という中盤のタレントにも平凡なパスをトラップできないイージーなミスが多く、リズムを横浜に持ってくる事が出来なかった。

ルス監督の采配も全く機能しなかった。明らかに肩で息をし運動量の落ちている寺田を下げずにいると、その左サイドを使われて寺田がカバーで戻る前にクロスを上げられ、野上は身体を寄せもせずボールウォッチャーに。水戸・三島に鮮やかにゴールに流し込まれてしまった。

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2015年07月23日

2015年J2第25節 大宮アルディージャ-横浜FC 「チャレンジすること」

今年頭からずっとひっかかっていた事がある。ルス新監督は今年の目標の順位を明確にしなかった。J2下位でも現実的かどうかはともかく昇格を掲げるし、自動昇格も優勝も掲げるチームは様々ある。それは、どこに向かいたいかをクラブ内外にはっきりさせる事で、現在抱える課題が浮き彫りになる反面、共感を得ることもできる。サポーターにもクラブはどう考えているのかを明確にすることで、支持を得たり、負けてきた場合のエクスキューズにもなったりする。横浜は今何に挑戦しているのだろうか。



さて、試合中の最終的な目標はと聞かれたら。それは勝利して勝ち点3を手にする事だ。それをどうやって実現するのか。目標に対して様々な要素をブレイクダウンしていくと個々がすべきことが明確になっていく。目標達成のための手段、引き出しが多くある方が、そして気持ちの強い方が精神的にもタフで有利に立つ。

キックオフ直後、中島に向かって大宮・家長が激しいプレッシャーで身体をぶつけてくる。一気にテンションを高めてきたなと思った。
日本代表・本田圭佑が「ワールドカップで優勝する」事を目標と語っていたが、それを掲げないとそこにはいつまで経ってもたどり着けない。予選突破も、本大会の予選リーグも全部そこにつながっているのだ。でも、その下に目標を下げるとそれ以上の結果は得にくい。それと同様にこの試合に勝利するという大目標を明確に示してきた。首位を独走しているが引き分けも負けもいらないんだぞと。



どうやって勝つかを考えていた大宮と横浜の差は歴然だった。右サイドを家長、泉澤の2人で崩されGK南が誘いだされ、折り返されたところを大宮渡邊に無人のゴールにボールを流し込まれてしまう。
そして、圧巻だったのはその3分後の前半8分。大宮・渡部のクロスに飛び出してきた家長がフリーでボレーシュートを撃ち込み追加点。このたったシュート2本の2点でゲームはほぼ決まってしまった。開始10分で奪い奪いつくされてしまった横浜。



そこから大宮はまさしくトレーニングマッチ。2点のリードで攻守ともペースダウン。それまで見せていたどこからでも飛び出してくる攻撃はペースを落とし、隙を探るようになった。守備もカードやファウルを避けてラインを深めに取りペナルティエリア付近だけでプレスをかけるようになった。

そのテンションの下がった大宮を前にして、やっと攻撃をさせてもらえるようになった横浜は後半開始から15分までがハイライトだった。小野瀬のバーを叩いたシュート、そして好セーブに弾かれた寺田のシュートに歓声は上がったが、ゴールは挙げられなかった。もう3メートルプレッシャーを下げてもらわないと決まらないのだろう。それほど、力に差があった。



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posted by おかき at 20:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 横浜FC2015観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月20日

2015年J2第24節 横浜FC-ロアッソ熊本 「増えたのは不快指数だけだった」

弱い雨が時折落ち、それが暑い空気と相まって湿度をむごい程上げていく。暑い事に加えて、蒸し蒸しする観戦には向かない土曜日の夕方。観戦に不向きな蒸し暑い不快な空気が三ツ沢を包んでいた。それでも試合に勝てばそういう空気もカラッと吹き飛ぶのだが、そうも簡単にいかない。



熊本は暑いのが得意なのか、前半からガンガンプレッシャーに来る。そして、ラインは高い。そういう状況で横浜は序盤から路頭に迷ってしまう。ミドルシュートを放ちチャンスもあったが、次第にプレッシャーを受け続けてはボールを低い位置で失い始める。こうした場合、奪われるディフェンスの選手ばかり批判されるが中盤の選手のサポートの遅さや前線の選手の動きだしなども含めて見ないと判断出来ない。
この試合で言えば、試合後選手が口にした様に長いボールを蹴るのか繋ぐのかが曖昧で、結果として中盤の選手はサポートが遅くなり、低い位置でボールを奪われ走らされて全体が間延びする結果となってしまった。
ターゲットの大久保にも殆どボールは入らない。カズに至っては相手の上げたオフサイドラインに戻れないから、中盤からパスが出せないという状況に陥ってしまう。



そういう状況の中でディフェンスのミスで失点したのが前半22分。ロングボールを熊本・斎藤が落としたところにテホンが一発で奪いにいったのを軽くいなされ、GK南との1対1を制されて失点。攻撃の形を引き出せず、軽い守備で先制点を許す。ただただ不快だ。



そして、もっと不快なのは中島のラフプレーだ。最近はどの試合でもそうだ。もっと言えばタイでのプレシーズンマッチですらそう。相手のファウルを誘っておいてファウルをされると逆に怒る。それは一種の駆け引きなのだが、今回は挙げ句後ろから報復をしている。その直前のプレーで熊本・嶋田にファウルを受けているし序盤から何度もやりあっているとは言えこれはない。そういうプレーをしないと戦えないというなら、それが彼の限界だろう。そして主審に注意された後半、中島はほぼ存在感を失う。イエローカードをもらって大宮戦は出場停止。今の彼の小汚いやり方は、甚だ不快だ。

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posted by おかき at 11:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 横浜FC2015観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月10日

2015年J2第22節 横浜FC-セレッソ大阪 「ドロー試合」

全くもってひどかった。何がと言えば試合ではなく雨が。考えてみると、今年の横浜は強いところと対戦する時は雨、雨、雨。磐田、大宮、札幌、そしてセレッソ大阪。それにしても今回はまた一段とひどかった。一向に止む気配はなく90分間まるで滝行の様に雨粒を浴び続けた。



ところがこの雨は横浜にとっては恵みの雨となった。雨は地面のぬかるみをもたらすのでトラップや初速に力を入れる時に普段よりも慎重になる。自然とプレースピードが落ちるので、相手と差が付きにくくなる。パスがズレる、そして強いインパクトで蹴るとミスヒットするからわずかに置きに行き勢いが殺される、こうした事が怖さを和らげていく。
前半セレッソは、横浜の右サイドから何度も攻撃を仕掛けたが最後の部分での精度を欠き横浜は事なきを得る。



横浜はセレッソと同じ様にサイドを攻略してチャンスを作った。中島のクロスの落としを佐藤がミドルシュートを放つが前線にいた小池の頭にヒットしてしまう。市村のクロスを中里がシュートするもきれいにヒットせず吹かしてしまう。ただ、全般的に横浜の方がシュートへの執着は低く、それでブロックを作られてチャンスをつぶす機会もあった。
雨の試合では、シュートを打ってナンボ。GKが弾いたところ、不規則に止まったり転がったりすることでチャンスは普段のゲーム以上に生まれるのだが。


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posted by おかき at 06:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 横浜FC2015観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月06日

2015年J2第21節 横浜FC-コンサドーレ札幌 「最高の週末を与えてくれ」

0-0のスコアレスドローほど退屈なものはない。まるで何もない平凡な平日の仕事みたいなものだ。週末のサッカーはそんな平凡を壊すパワーを持っているのだが、この試合は結局何か起きそうで起きないまま終わってしまうというストレスを貯める試合となった。

試合終了の笛と同時にピッチに倒れ込んだのは、札幌の選手達だった。それを見てちょっとした違和感があった。アウェイの選手が疲労困憊になるまで戦っているのに、横浜の選手はどうだ。シュート数でもCK数でも直接FK数でも負けていても、どこか涼しい顔をしているところが腑に落ちなかった。

前半から相手ゴールを攻め立てたのは札幌だった。横浜は中盤を握られて、ディフェンスラインの裏に抜け出されてピンチを何度も迎えるがGK南のセーブや身体を張った守備で何とか凌いでいく。主力を欠いたのが影響したのか、札幌は左サイドをはじめとして次第にコンビネーションにズレが出て来る。



苦しい時間を耐えた横浜だったが、ここからが課題。切り替えの速い相手に対して結局いつもの愚鈍なボール回しを見せる事しか出来ない。札幌のディフェンスラインの前を横に走る寺田を何度見た事だろうか。アングルを変えても結局前にパスも出なければ、シュートも打たない。前半20分以降は横浜もボールを触れる機会は多かったが、めぼしいチャンスはなかったに等しい。


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posted by おかき at 05:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 横浜FC2015観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする