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2015年08月31日

第95回天皇杯1回戦 横浜FC-tonan前橋「ゴールがもやもやした思いを断つ」

後半37分の黒津の挙げた3点目でやっとゲームは終止符が打たれた。雨が降るのか降らないのかぐずつく空模様と同じで、ジャッジが前半とうって変わってブレる主審と点差から来る余裕が後半横浜のサッカーを不安定なものにしてしまっていた。



前日降格争いをする中で「天皇杯に戦う意味を見いだせない」と言っていた指導者がいた。横浜はまだそこまでいっていないが、リーグ戦のインターバルで2週続けて行われるの天皇杯をどう考えるかは難しいものがある。実際下位の栃木も岡山も敗れた。京都も一時はリードを許しPK戦でなんとか大学生を振り切った。
勝つだけが目標のチームと、降格争い、調整、リフレッシュと様々頭にあるチームとでは難しいゲームになる事もある。



そういう意味で、横浜は緒戦からほぼフルのスタメンで臨んだ。8月になりシステムを変更した横浜においてこの2週間はその新しい方法を熟成させる場所にしたと受け取った。相手の攻撃を跳ね返してはサイドを大きく使って展開し、面白いようにボールが回る。リーグ戦で連敗中の横浜は、中々挙げられない先制点を開始7分で奪う。FKのこぼれ球を佐藤がきれいにミドルシュートで流し込んだ。前半37分には自ら倒されて得たFKを松下が直接ゴールに叩きこみ追加点。



試合内容からも横浜が盤石なままでゲームは前半を終えた。ところが後半横浜が緩む。やはりというか、格下の相手に手を抜いてゲームをする選手が増える。もちろんそれでもしっかり終われるならいいが、単純にミスが増えて中央を破れられるケースが続出。

そして、なぜか横浜に厳しくなる笛。tonan前橋は、関東リーグとはいえ元JやJFLクラスの選手も所属しており、ちょっとしたジャッジのあやが勝負を左右するケースもあるから困る。それでもその苦しい状況に耐え、後半37分左から永田のアーリークロスに黒津がドンピシャのタイミングで合わせて3点目を獲得。



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posted by おかき at 11:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 横浜FC2015観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月24日

2015年J2第30節 横浜FC-ジェフ千葉 「目線を下げてはならない」

アディショナルタイムは掲示された5分になろうとしている。いつ笛が吹かれてもおかしくない。何度あったピンチも守備陣がことごとく身体を張って跳ね返した。これが最後のプレーになるだろうか。千葉・中村のコーナーが蹴られる。そのボールに最初に触れたのは。。。



千葉・松田、オナイウ阿道という2トップにロングボールを入れてポイントを作り、そこからの展開を考えていた千葉には誤算だったはずだ。横浜はそうしたボールを寸断し、逆に千葉の裏のスペースをこじ開けようとした。ここ数戦見られなかった攻撃的な姿勢で、チャンスはあった。市村がロングボールに抜けだして角度のないところから放ったシュートも、佐藤がワンツーから抜け出して打ったシュートも可能性を感じさせるものだった。
千葉としては修正を図ったが、FWと後ろの連携ができておらず最初のチェックを超えると中盤には大きなスペースがあり、横浜はここを支配してゲームを優位に進めた。守備では5バック、攻撃では4バックの戦術が嵌っていた。いつもの千葉のそれではなかった。



後半千葉が戦術を整理してから、熱気を帯び始めた三ツ沢。攻勢を強める千葉。耐える時間が続く横浜。それでも時折横浜は千葉のゴール前に迫りチャンスを迎えた。ただ、横浜の最後のところが軽く相手ゴールを揺らすことができない。

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posted by おかき at 13:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 横浜FC2015観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月17日

2015年J2第29節 栃木SC-横浜FC 「壁を越えたらまた壁でした」

前半35分、大久保がクロスに競り勝ち中に折り返したボールを松下がヘディングでゴールネットを揺らす。これで1-1、相手のホームゲームで先制を許しながらも、その直後に追いつくという横浜にとってはここ数試合では見られなかった強い姿勢がそこにはあった。



ところが、その同点ゴールからたった3分後。右からのクロスを野上が目測を誤り、頭を越され後ろにいた栃木・河本にフリーで逆転弾を許してしまう。そこから失ったチームの流れはもう戻ってはこなかった。横浜は2-1と敗れこれで6連敗を喫する事になった。



後半栃木は、前半と同じくサイドバックに厳しくプレッシャーに行き、横浜のボールの出所をつぶしにかかる。サイドの選手は孤立して前線にボールを運べない。そしてボールを失って、そこから栃木のカウンターを受け続ける事になった。
それに輪を掛けたのは、ディフェンスラインが相手ボールでズルズル下がる事。これは栃木が「ラインを後ろに下げるのではなくて、前から連動して高い位置からプレスを掛け続けよう」というのとは全く逆だった。ジリ貧だった。



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posted by おかき at 05:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 横浜FC2015観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月10日

2015年J2第28節 横浜FC-東京ヴェルディ 「まだあわてるような時間じゃない」

試合終了後ルス監督は「コメントするのが難しい」と切り出したそうだが、自分も1-6で敗れた試合の感想も全く同じだった。彼は長い指導歴の中でこのような大敗を経験した事がなかったという事だそうだが、福島で行われた新潟戦や2007年の横浜ダービーの大敗を経験している自分にとっては、戦術とか点差よりもチームのバラバラさ加減が想像以上で声を失っていた。



右サイドバックに経験の少ない石井を起用せざるを得ないチーム事情は仕方ないのだが、彼をあまりにも一人にさせすぎていた。開始1分からヴェルディはそこを攻略し、裏に抜け出し東京V・杉本のクロスをフリーの高木大に叩き込まれる。この失点で横浜は気落ちしたのがゲームを東京Vに支配されてしまう。



前半24分には自陣低いところから寺田の出したパスが主審に当たり東京Vに支配ボールになると、それをそのまま運ばれてゴールを許す。されるがままの状態。前半36分には、カウンターで高木大に抜け出されると折り返しを東京V・南に決められて前半だけで3点のビハインドとなってしまった。
前半で、運動量の少ないカズと攻められ続けた石井を下げて、後半開始から黒津と小池を入れて3点差という事もありまだまともになったが、黒津が絶好のチャンスをフイにすると、黒津から上がったクロスを小野瀬がヘディングで合せるが枠を捉えきれない。そうしている間にさらに失点を重ねてしまう。



後半アディショナルタイムにFKから黒津が1点を返すが、東京V・安在にさらに追加点を許し終わってみれば1-6という一方的なスコアでゲームは終了した。
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posted by おかき at 03:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 横浜FC2015観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする