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2016年06月27日

2016年J2第20節 横浜FC-FC町田ゼルビア 「雰囲気を作る」

横浜はスタメンに南が戻ってきた。3月末という季節外れのインフルエンザでスタメンを渋谷に譲り、復帰してからも出場は叶わなかった。その間、横浜はアウェイの金沢戦、北九州戦、長崎戦で勝利を重ねたが、得点の直後に失点する、失点を重ねることも多く勝ち点を積み上げられないでいた。もちろん彼だけの責任ではないが、一番後ろから支えるという意味では不十分な部分もあった。南が持っている経験や実力がもたらす雰囲気が、これまでミスを重ねた守備陣に落ち着きをもたらした。

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ゲーム自体は退屈なものとなった。横浜と町田は4-4-2でやりたいことも近いから、お互いが中盤でミスを誘いあってボールを奪って奪われてというものだった。時折町田にはペナルティエリア周辺で前を向かれたが、決定機はなかった。ただ、横浜もきっちりブロックを作って守る町田をこじ開けられない。

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後半ゲームを積極的に動かしにいったのは横浜だった。カズに代えて大久保を入れて前線に点を作った。二の矢でイバを入れた。このメッセージは前線にクロスを入れろというシンプルなものだったが、彼らを入れたメッセージは選手にも届いた。
イバの投入からたった3分後の後半23分左サイドでボールを持った寺田がファーサイドに走りこむ大久保にクロスを上げると、これを大久保がヘディングで押し込み横浜が先制点を挙げる。

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2016年06月21日

2016年J2第19節 横浜FC-FC岐阜 「切れる前に」

後半、岐阜が風間を投入すると流れは横浜から離れていった。横浜の左サイドを攻略され、クロスに身体を投げ出しながらレオミネイロがボールを強く振り抜くとゴールに突き刺さった。これで同点に。
前半あれだけ攻勢に出ていた横浜だったが、ハーフタイムが終わって後半になるとまるでその祭りが終わってしまったかの様に静かになった。自分のリズムの時だけ必死になり、相手に勢いが出てくるとしおらしくなる。ゲームを締められない。

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その10分後、裏に抜け出したレオミネイロがディフェンスラインからの低空のロングボールに追いつき、飛び出してきたGK渋谷を交わしてゴールを決める。判断は難しいプレーだが、出るならもっと早くから出ないとレオミネイロより先に触れない。

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その直前、野村が後にイエローカードが出るような激しいタックルで倒されるも、プレーオンで流れは続きそれを奪われた直後のロングフィードが失点に繋がってしまった。タックルから立ち上がった野村も第4審にもキレていたが、許したゴールは戻ってこなかった。

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横浜は前半キレていた。特に小野瀬の動きは一つ上の動き。右サイドを制圧。対面した岐阜・田中パウロ淳一は前半での交代を余儀なくされたほどだった。その右サイドの突破から先制点が生まれた。右サイドで相手ゴールに背を向けてボールを持った小野瀬が反転して、対面する岐阜・鈴木を振り切りクロスを上げると、マーカーが誰もいないカズはフリーでヘディングシュートを放つ。ボールは岐阜GK高木の逆を衝いてゴールに吸い込まれていった。横浜の勢いはより強固なものになった、はずだった。

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2016年06月14日

2016年J2第18節 清水エスパルス-横浜FC 「横浜FC弱すぎ」

「横浜FC弱すぎ」
こんな事を横浜のレプリカユニを着た自分の後ろの席からほぼ90分聞かされるとイライラした。しかし、その酷い内容の試合では何も反論できずに耐えているしかなかった。3月にも監督代行として監督を務めた増田ヘッドコーチはあの時はかなり慎重にゲームを進めていたのに、色気を出し始めたのだろうか。まるでゲームのような布陣で臨み、何も出来ないまま玉砕した。

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布陣としては、狙いはわかる。守備ではどこかのタイミングで3バック移行も考えてセンターバック3枚を最初から並べて4バックに。勝っている時なら前線への放り込みを長身の野上と大崎で跳ね返し最後は5バックになっても耐える。中盤を崩されるなら、1トップにして中盤を6枚にするイメージがあったはず。負けているなら攻撃に比重をかけていく為だ。

攻撃陣は、想像するに最近疲れの溜まってきた野村、小野瀬、市村を休ませつつ、津田、松下がサイドに入り松下からのクロスで勝負すると。イバにボールを当ててカズが決める。ここを津田がするとサイドでの突破に欠けるので津田はサイドに。カズが下がればそこに津田をいれて、サイドはソンスや小野瀬を入れるのだろう。
ただ、一つ言うなら、驕るなよと。清水を舐めるなよと。

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前半序盤はまだ横浜が押し込む形勢だった。大前不在の戦い方が手探りでミスの多い清水とは対照的に、横浜はボールをキープしながらゲームを進めた。ただその先のゴールどころかシュートにもいけない状態を続けていると、清水が対応し始める。センターバックの野上がいる右サイドを何度も切り崩しにかかった。ここを破られるから津田まで下がって対応するから、前線への推進力がなくなる。悪循環の始まりだった。

「横浜FC、攻めれねーじゃん。」その後ろの観客は呟く。
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2016年06月09日

2016年J2第17節 横浜FC-水戸ホーリーホック 「間が悪い」

この試合はシーズン前から楽しみにしていたカードの一つだ。横浜と水戸はシーズン前にベトナム・HAGLから後にベトナム代表となるグエン・トゥアン・アインとグエン・コン・フォンをそれぞれ獲得。ベトナム対決として話題になるだろうし、それに伴いベトナム関連の企業に声をかけたり、もっと言うとベトナムに放映テスト名目で試合を配信するみたいなことなど新しい試みも出来るかもと思っていた。

が、その肝心の2人はというと、ベトナム代表に選出されてミャンマーでAYA BANK CUPという国際親善大会に優勝したが決勝は6日で、その直後21時45分の便で日本に戻り7日午前の練習にアインは参加。まるで試合翌日のリカバリーも同然。とすると、翌日は休養日。コン・フォンは親善試合のシリア戦で捻挫をしてしまいAYA BANK CUP2試合を欠場。こちらも試合欠場が確定。クラブに責任はないが、まったく間の悪い試合となってしまった。

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間の悪さは、チーム内でも充満しているようで小さなミスを繰り返し、横浜は水戸に主導権を握られ始める。アグレッシブにプレッシャーに来る水戸のプレスをかいくぐれない。特にスペースの使い方でサイド以外では中々スペースを広げられず自分たちで網を破ろうとして捕まってしまった。

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それでも先制したのは横浜だった。コーナーキックに西河と水戸GKが競り合ってこぼれたボールを大崎が流し込んだ。ところがである。先制点を守れない悪い癖はセレッソ戦からも改善されてなかった。先制点から2分後の前半14分、ミスからコーナーキックを許し、水戸・船谷のキックは三島にドンピシャで届きフリーでヘディングを叩き込まれた。「このチームは1-0で戦うチーム」と寺田がいつかの試合で述べたように、少ないチャンスをものにしてしぶとく戦うのが今の横浜のスタイルなのに、それを守れない。この間の悪い展開は、雰囲気を悪くしてしまう。前半、その後お互い攻めても決め手に欠け追加点ならず。

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2016年06月05日

国際親善試合 ベトナム代表-シリア代表

スタジアムの半分も客席は埋まらなかった。ただの国際親善試合には足を運ばない。同じ時期カンボジアでは東ティモール戦で6万人を集めたというから同じ東南アジア諸国という対比では見劣りするかも知れないが、何でも盛り上がる時期は過ぎているとも感じた。
この試合は、6月上旬にミャンマーで開催されるAYA BANK CUPの前の国際親善試合でしかないのだから。もっともそのAYA BANK CUPも今年の11月から行われる東南アジア最大の大会SUZUKI CUPに向けての強化試合でしかないのだが。

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それでも、応援自体は熱い。この日ベトナム・ハノイは30度を超す暑さだったが、夜になるにつれて25度程度まで下がって、風があるとそこそこ涼しく感じた。が、客席はバックスタンドの中央席でも立ち見で応援して旗を振って応援している。かなり迷惑だが、仕方ない。これがベトナムの応援の仕方なのだろう。確かにプレイクでのHAGLとのプレシーズンマッチでもHAGLサポーターはバックスタンドに陣取っていた。

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ゲームは彼らの振る大旗でよく見えないのだが、、、試合開始序盤こそシリアがベトナムゴールに迫るシーンが多かった。ロシアW杯のアジア3次予選に進んでいるシリアにとってベトナムは仮想中国だろうか。日本と戦っていた時とは動きが違った。もちろんシリアが内戦でサッカーどころではないというのを差し引いたとしても、最初の15分以外はベトナムが主導権を握る。

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レ・コン・ビン頼みのサッカーではなく、攻撃時は4-1-4-1とし左サイドの11番がシリアの右サイドを制するとほぼ好き放題に突破を繰り返した。アインは守備時は4-4-2のボランチで攻撃時は司令塔の位置でボールを捌く。相手のブロックに慣れるとこれを交わして配給できるようになった。

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アインも前半だけ見るとシュートは、すべてミドルシュートで相手に阻まれてしまったが3本放ち積極的にゴールを狙っている。横浜の練習試合で怒られたり、ユースの選手に言葉の問題で指示を出せないもどかしさはどこにもない。

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前半35分には左サイドからのクロスをレ・コン・ビンがヘディングでゴールを上げると、前半終了間際にはアインやコン・フォンと同じく海外に移籍したルアン・スアン・チュオンの後ろからのパスを胸トラップで抜け出したグエン・バン・クエットがGKを交わして無尽のゴールにボールを流し込んだ。

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posted by おかき at 04:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ├JFL、地域リーグ等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする