死のグループCで一番格下と見られていたルーマニアが奮闘している。
戦術としては前のフランス戦と同じくラインを下げてカウンターを
敷いている。見るべきものはあまりないがそれを差し引いても
フランスには失点を許さず、このイタリア戦もGKロボントの好セーブも
あり、パヌッチの得点以外の失点を許さなかった。
イタリアは、スロースターター。とは言ってももうそんな悠長な
事は言っていられない。前節大敗を喫したオランダ戦からスタメンを
5人替えてルーマニア戦に臨んだが、CKから得点するのがやっと。
終盤まで攻め続けたが、それ以上ゴールをこじ開けることが出来ず。
ブッフォンがPKをセーブしていなければ、どうなっていた事か。
イタリアは最終節、フランスと生き残りを賭けて戦う事になった。
2006年ワールドカップの優勝国が崖っぷちに立たされた。
この大会絶好調なのがオランダ。どこからも点が取れる。
速く、強く、美しく。この日も序盤からフランスを圧倒した。
前半カイトの先制点後は、アンリ、ゴブを前線に起用した
フランスの攻撃陣にチャンスを作られるが、失点を許さなかった。
後半は途中交代のファンペルシの活躍で追加点を加え、1点
返されたが、同じく途中交代のロッベンのゴールでリードを
広げ、後半ロスタイムにはスナイデルが2戦連続のゴールで
突き放し、終わってみれば4-1でオランダの圧勝だった。
ファンバステン監督はオランダ伝統の4-3-3を放棄してクライフ
から怒られたりもしたが、決勝トーナメント進出を決めた。
C組1位も確定。D組2位は相当厳しい相手と戦う事になる。
フランスはアンリの1得点は唯一の好材料。ゴブも動きが良かった
が、オランダ攻撃陣の前に成す術なく敗れた。
最終節、2006年ワールドカップのファイナリスト国同士で、
生き残りを賭けなくてはならなくなるとは誰が予想しただろう。
現状の順位・勝ち点は以下の通り
6 オランダ
2 ルーマニア
1 フランス
1 イタリア
最終節はオランダ-ルーマニア、フランス-イタリア。
ルーマニアは勝てば決定、引き分け以下だとフランス-イタリア戦
に委ねられる。
ルーマニア△ フランスorイタリア○ フランスorイタリア2位
ルーマニア△ フランス-イタリア△ ルーマニア2位
ルーマニア● フランスorイタリア○ フランスorイタリア2位
特殊なのは
ルーマニア● フランス-イタリア△
このケースでは3チームが勝ち点2で出並ぶ。勝ち点が並んだ
場合の順位は、
1.当該チーム同士の勝ち点
2.当該チーム同士の得失点差
3.当該チーム同士のゴール数
4.全ての試合の得失点差
5.全ての試合のゴール数
6.2006W杯とEURO2008の勝ち点率
7.抽選
となっている。この後はいろんなケースがありすぎて、また今度。



