思い返して見ると、最初に旅に出たいと思ったのは6月の事だ。
仕事をしながら、旅に出たいと思うのは、その仕事の終焉が近い事に
最近気がつく様になった。過去トリニダード・トバゴに2回行った時も
その数ヵ月後に当時の仕事を退職している。
蓄えがたくさんある年でもなければ、身分でもない。それでも
旅という麻薬は、私の神経を冒していくのだ。自分探しの旅など
する必要はない。もうそれなりの年は重ねている。だからと言って
具体的に何をしに海外、あるいは旅行をするのかと聞かれると
答えに窮する。
それでも一つわかった事がある。私が海外に行くのは、決まって
会社が相当しんどい時なのである。特に今年はハードだった。
7月から毎月300時間近くの労働時間で完全に参っていた。ブログの
更新も滞り、家に着くのは深夜3時過ぎでまた早朝から出かける生活。
会社として1年近くの大きなプロジェクトだったから仕方ないが、
その会社の見込みの甘さに離れる決心をしていた。
そう考えると有給休暇を使ってどこに行こうかという思いで、
心が満たされていくのがわかる。現実逃避にも似た感情。
それでも、最初はまだ漠然とした思いだった。「どこか行きたい」
会社から逃げたいという一心だったのかも知れない。
後にわかる事になるが、私の直属の上司には休職という名の
解雇が待っていた。関係会社との関係を壊し、クライアントから
NGやクレームが出続け、会社としての信用をなくしていた。
そういう上司の下で働くのは限界がある。人間的に非難する
つもりは毛頭ないが、仕事ができない。それだけだった。
その仕事場の空気は最悪だった。怒りと萎えの空気が蔓延。
モチベーションは誰も上がらない。小さい会社だからこそ、
一人リーダーがその空気を発すると全員に伝播してしまう。
そこで旅のことを考えるのは一種の「麻薬」だった。
「旅」という言葉はなんて耽美な響きなのだろう。このストレスに
満ちた生活を解き放ってくれる存在。飛行機が離陸する瞬間の
フワッとした高揚感は、血を沸騰させてくれる。
あー、いかんいかん。完全にイってしまっていた。7月からは
本当に仕事に忙殺される日々になっていた。航空券を調べる
時間すらない。PCを付けたまま落ちていた事もあった。
寝ても覚めても時間があると、「どこに行こうか」が口癖だった。
それでも時間に忙殺される余り、自分のこの先の将来と同じく、
行き先はまだどこにも決まっていなかった。
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2008年10月07日
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ただ旅に出ると体調は良くなりますね。
精神的にかなり解放されるからでしょうか。
私はここ数年はかなり遠方に行っていても、「旅」にでてない感じです。昔は、旅行というと、忙しいさなかでも、出かける前に、どこにいこうかとか、どうやって、どういうルートでいこうかとか、行った先に何があるかとか、本で探して行く前にイメージが膨らんで高揚したものです。で、現地にはいったら宿で出会った人と情報交換したり、現地の情報誌で、地元を知ったりとか、ぼーっと眺めてたりとか、日常とはなれた完全な時間があったんですけど、、。インターネットが普及して携帯電話が世界の街ならどこでも通じてしまう今、旅先でも、仕事の日常がやってくるんですよね。逆にそういう環境じゃないと、外には出られないフリー職業(^^;)なので、でられるだけでもありがたいと思わなくてはなんですけど、、。
ここ数年の中で今年は海外出張がとても多く、遠征も行ってるのですが、「旅がしたい」とおもうのであります。
って、ぼやきでした。
遠征して負けてばかりなんで、その辺でもストレスたまってるが故なんですよね。>逃避旅(^^;)
特別な時間という感覚は薄らいできたかも知れません。
ただ旅ってなんでしょうね。
僕は結構日常の延長でもいい気がしていて、
特別な時間でなくてもいいのかなぁって。
自分のスタンスってどうしても一歩引いて見ている
ところがあるので、それも影響しているのかも知れませんね。