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2008年11月19日

アルバニア旅行記 10/31 その2 「え?結婚?」

遠い国からやってきて言葉も通じず、開館前に怒った挙句時間を間違えていた男。それがおかきです。自分の愚かな誤りに気がついた時、入り口の方からわたしをどやしつけた掃除のおばちゃんが呼んでいる。どうやら開館するらしい。

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ここドゥレスの考古学博物館に一番乗りです。お金を払おうと思ったら、「どこから来た?」と聞かれたので「日本から」と答えると、「日本から来たグレートなファンは無料」となった。逆に凄く恥ずかしい思いだ。時間間違えて早く着いたのが、日本の歴史ファンとか思われてしまったのだから。しかし、私は世界史を専攻していないので、ほぼチンプンカンプン。日本史ならともかく。

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このドゥレスの考古学博物館は、2005年にリニューアルされて内装が吹き抜けを取り入れた事で、本当に古代の神殿風の光の採り具合なのが面白い。それにこのドゥレスで発掘されたものを惜しげもなく公開しているのも凄い。で、写真を撮っていくと、円形劇場の説明が少しだけあった。ここドゥレスと言えば、この円形劇場が特に有名である。掃除のおばちゃんに別れを言って出る。それでもかれこれこの狭い博物館に1時間以上いた。(この博物館は、アルバニア人ならガイドが説明をして回ってくれます。)

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そして円形劇場に向かう。この博物館に来ていた団体客が先に着いていた。入場料は500レクとあったが、受付は無人。仕方ないのでそのまま入る。小国アルバニアのたかだか円形劇場と思っていると痛い目を見る事になる。観客席は20000人以上という大きな劇場で、未だに発掘が続いている様で、この日も大学の教授?と学生、それに人夫らしい人が作業を続けていた。バルカン半島でも最大規模の劇場というだけある。まだ全貌が解明されていない場所。

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そして、街の至るところにあるのが城壁。古い街ではあるが、一時アルバニアの首都が置かれた事もあるこのドゥレスは、アドリア海に面しており非常に重要な拠点だった事を窺わせる。

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実はこの日の最大の目玉はガイドブックに記されていた、スタジアムである。ドゥレス駅から北東部にある。そこまで約15分歩いていく。学校が見えてきた。高校生がサッカーをしているグランドの裏にある。

メインスタンドまで歩いていくと、少女達が数名。アルバニアでは「チナ(chinaのアルバニア語読み)」とか「kinez(アルバニア語で中国)」と呼ばれる事が多いのに、彼女達は違った。「こんにちは、どこから来たの?」と少し外国人慣れしている。

簡単なやりとりがあった後、「中に入れる?」と聞くと「ええ、もちろん!」と少女達に手を引かれる様に入った。スタンドに入るのこそ、別途許可が必要だった様だが「全部見ていいよ」と好きな時間だけ過ごさせてくれた。

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このスタジアムは調べていくと、アルバニア、スーペルリーガ所属でこのドゥレスがホームタウンのKS Teuta Durresの本拠地であるNiko Dovanaであった。テウタというのは昔この地を治めていた女王の名前から来ており、Durres市内のもう少し南にいくとその地名も残っている。最近ではUEFA CUPの予選に出場しているアルバニアでは中堅チームなのだろう。失礼だが、もっと古いイメージをしていたが、管理者はいるし散水は自動で行われており、芝はかなり綺麗だった。また、空が澄んでいたから、芝と空の青々しさが美しく感じられた。

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さて、外に出ると彼女達の「尋問」が始まる。兄弟は何人いるのか?なぜアルバニアに来たのか?職業は何か?とか。

ふと見ると、一人の子が左手の薬指に指輪を通すジェスチャーをしている。「結婚していないのかって?」と聞くとうなずく少女達。「独身だよ」と答えると、「オ〜」と歓声が湧き、ある女の子が「結婚したい」と。確認でもう一度聞くと

少女「イエ〜ス(笑)」

笑うしかない。

おかき「(おいおい。)年齢は?」
少女達「みんな16歳」
おかき「若すぎるだろ(笑)」

と突っ込むと、「あー笑った」と、子ども扱いしただの真剣に答えてくれないだのブーイングを浴びる。。。コラコラ、初対面の大人をからかうんじゃない。

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彼女達は、実はこのグランドの道路を挟んだ向かい側にあるスポーツ系の高校に通う高校生で、マラソン選手やウェイトリフティングの選手。そのウェイトリフティングをやっている女の子はアルバニア高校チャンピオンらしいし、兄弟は今年の北京五輪にも出場したと言う。授業が終わって暇をしていたらしい。

そんな彼女達と別れて、ドゥレスの常夏の様な太陽から逃れる様に駅方向に向かう。路地で座って一休みしていると、また高校生に話しかけられる。「どこから来た?」「何日滞在している?」あれこれ聞かれる。彼らにとっては乗り合いのミニバスを待つ間の時間潰しなんだが、この日ドゥレスでは何度も似たシーンがあり同じ質問を何度もされ、自己紹介の為にドゥレスに来たと思ってしまう位だった。

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危うく立ち止まる事もできない、同化してキャッチに遭う韓国よりも面倒だ。これは。二組の高校生と話していただけで、3時間以上経過していてもう3時近く。アルバニアは日没が16:30近くと早い。徐々に日が落ちてきた。ゾグー1世の城にいけなかったけど、仕方ないかなぁ。

ドゥレス発の電車まで時間があったから乗り合いワゴンでティラナに帰る。150レク=180円。電車よりも高い。電車なら70レク。日没より少し前にティラナに到着。これで日帰りの旅を終える。
posted by おかき at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アルバニア旅行記 2008.11 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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