という事で「噂の」海鮮チヂミを注文。
「一人で食べるのかよ」と言いたげな店員さんの顔色も気にしない。
さて、店が少しだけ色めき立つ。楢崎が来たからだ。
子供を抱えて入ってくる。奥さんも少し遅れて入ってくる。
ヨンデと食べる為のスペースに直行したみたいだ。
選手のプライベートをあまり撮りたくないんで、
それはそれでそっとしておく。息子さんが大分紙袋を振り回し暴れているけど。
隣では家族が一家団欒で焼肉食べている。仲睦まじい風景。
焼肉を一人で食べるという孤独感をかなり痛感した。
海鮮チヂミが届き一人で食べる。大皿に1枚だが、大変。だって大皿なんだもん。
でも海鮮チヂミも正解だ。エビとイカが入ったこのチヂミは絶品だ。
外側のパリパリした食感と中のフンワリした柔らかさは、その
食べる手を休ませてくれない。休もうとする手にすら「旨い」という
エネルギーを送り続けてくる。体温が1度高くなったのではないか、
そう錯覚させるエネルギーを与えてくれる。これはヤバイぞ!
ヨンデは着替えたのか、上から降りて楢崎ルームに直行。
このまま出てくる気配がないので、うーん。強制的に呼び出すのもあれだしなぁ。
チヂミを食べ終わってヨンデ母に相談。
おかき「ヨンデ選手に会いたいんですが。。。」
ヨンデ母「そこでナラさんと食事してますよ。」
おかき「選手同士の食事に入るのも悪いんで・・・」
ヨンデ母「ああ、じゃちょっと待ってね。」
ヨンデ母の後を追って、二人の所に行く。
ヨンデ母「ヨンデ、横浜からサポーターの方がお見えになっているから」
振り向いたヨンデに僕が会釈する。
おかき「こんにちは。横浜から来ました。実家が焼肉屋と聞いて
僕の実家もこっちなので帰省ついでに寄ってみました。」
ヨンデ「こんにちは。」
おかき「今、大丈夫ですか?楢崎さんと食事されていると思うのですが。」
ヨンデ「大丈夫だよ。」
二人とも初対面という事もあって緊張しているのか会話が凄くぎこちない。
そりゃそうだ。横浜からいきなりサポが実家に来ているんだから。
とは言っても「サインください」「はい」では会話にならない。
ということでもう少し話しかける。
おかき「今年の背番号は決まっているんですか?」
(背番号13は知っていたが話すとっかかりに)
ヨンデ「ああ、はい。13番で。」
おかき「"監督"とは話されました?」
ヨンデ「はい。」
おかき「ヨンデさんは、ボランチと川崎ではリベロの経験をされているんですが、
ボランチ中心で状況では後ろもという感じでの起用なんでしょうか?」
ヨンデ「後ろをやってくれと言われています。」
おかき「CBですか、今横浜にはCBが足りないので頼みます。」
(1/5現在では室井も小林もいなかったので)
ここでユニフォームを持って写真を撮る事に。
(しかも公式入団会見をしない今年の初めての横浜FCユニ)
おかき「横浜の環境は名古屋の豊田グランドや川崎の麻生等と比べると、
どうしても酷い環境にあります。そういった部分は聞いていますか?」
ヨンデ「はい。そういう事を全部覚悟して、わかって横浜に移籍しました。」
おかき「ありがとうございました。」
この言葉で彼の並々ならぬ強い意志が伺えました。頑張ってほしいです。
CBは室井と小林が加入したので彼らと争う事になると思うのですが、
そのポジション争いがいい方向に働けば、横浜の順位も自然と上昇します。
〜〜おまけ〜〜
帰りの会計をしているのは多分お姉さんと思って声をかけました。
おかき「ヨンデ選手のお姉さんですか?」
ヨンデ姉「はい、そうです。」
おかき「綺麗ですね。」
ヨンデ姉「そんな事ないですよ」(←照れてます)
おかき「という事で1枚。」
写真撮らせてもらいました。照れていたのに、写真を撮った後
直ぐに自分が映るカメラのモニタを覗き込む姿はどこの
国の女性でも変わらないといったところでしょうか。
そして少しヨンデの話を聞きました。
おかき「お姉さんから見てヨンデ選手はどうですか?」
ヨンデ姉「うーん、努力家だと思う。愛知朝鮮というあまり有名な高校でないところで、
大学も朝鮮大学校。でもずっとキャプテンだったんですよ。今と違って
サッカーでも出られる大会は限られていたから、もちろん注目なんかされなくて、
Jリーグには行けなかった。」
おかき「そうですね。日本のスポーツはまだ朝鮮の学校に厳しいですし、
愛知でもチマ・チョゴリが切られるという事件も起きていたりと、
偏見の目は消えてません。」
ヨンデ姉「それで大学の後に青梅でやって(青梅FC)、韓国の方の目に留まり
Kリーグで、その後に名古屋に入団したんですよ。」
おかき「でもあまり出場はなかった。」
ヨンデ姉「そうですね。」
おかき「年齢的にもサッカー選手ではベテランとも呼べる年齢になりました。」
ヨンデ姉「本人もそれをわかっての移籍だと思います。応援お願いします。」
おかき「はい、しっかり応援します!」
ヨンデ姉からも応援を頼まれてしまいました。
「とまと」に来て自分の実家と比べて「絆」を痛感したおかきでした。
ちなみに「とまと」名前の由来は
「簡単で覚えやすい名前にしたかったから(姉談)」
だそうです。昔はカラオケ屋だったらしいです。
(実はそれが一番知りたかった情報だったりして?)



