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2010年07月26日

南アフリカW杯旅行記 第28歩 6/18 その2「リンダ(仮)との出会い」

どうせまた物売りだろうから断ろうと思い振り向くとそこにいたのは黒人の女性。「あ!」と彼女のことを思い出した。

話は前日に遡る。昨朝ブルームフォンテンのツーリストセンターに足を運んだ時の事。センター内で「レソトに行きませんか?」とレソトツアーの紹介で声をかけてきた女性がいた。自分は元々予約を取っていたのでそのツアーは断ったのだが、その時に声をかけてきたのが彼女だった。名前は知らないので、一先ず「リンダ(仮)」と呼ぶ。

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リンダ(仮)に「マセルに歩いていく」というと、「危険だからよした方がいい」と忠告される。現地の人間のいう事に従うのが、基本的に海外旅行では、特に一人旅では得策。プライベートタクシーではなく、相乗りのタクシーでマセルに向かう。運賃は彼女が交渉してたったのR5=60円。手元にR5がなかったのでR20を払うと、R5しか返さない。「R5なんだから残りを払え」というと、面倒臭そうにM10を払う。
ここレソトはレソトの通貨ロティ(複数形はマロティ)と南アフリカのランドの両方が流通している。だから、マロティで残りをもらうとレソト内で消費しないといけないので複雑な気持ちになる。

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リンダ(仮)はというと、南アフリカから連れて来たツアーのお客さんのガイドをしていたのだが、自分が相談している間に客を見失い途方にくれていた。そんな彼女に申し訳ない思いを抱きつつ、自分はマセル市内にあるシティ・センターに到着。外観はレソトのソト族が作る伝統的な帽子バソソ・ハットの形がモチーフになっている事で有名。
ここには旅行者にとって有益な情報、ゲストハウスのパンフレットやガイドなどの情報が揃っている。またお土産も沢山並んでいる。宿への地図をもらい、お土産を一通り購入して出ようとするとまたしてもリンダ(仮)が登場。

「行きたい場所があるなら教えてよ」

外国人だろうが物怖じせず話しかけてくる彼女。

レソトで必ずしも行きたい場所があった訳ではなかった。MOUNTAIN KINGDOMとパンフレットの表紙が示す通りレソトでは、山々でのトレッキングやハイキングがメインになる国で、逆に首都マセルの観光については情報が乏しかった。

もう正午近くなので、今からトレッキングを組むのは無理で、シティツアーを案内してもらうことに。価格は徒歩で数時間マセル市内を散策するタイプとタクシーを使って名所を回るツアーがあった。価格は前者がR60=M60=720円、後者はその倍。凄くお手軽ではある。(香港のオプションツアーも3000円程度と安かった。)

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スタート時間は自分で決めてよいという事だったので、一旦バックパックを置いて戻ってきてからにする事に。この日予約を入れていたScenery Guesthouseまでは徒歩で30分近く。マセルの東の外れにあるマセルスタジアムの裏の辺り。道に迷っても、スタジアムの場所を人に聞けば良い。時刻は12:30。往復で1時間というところか。

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それで歩き始めたが、レソトも南アフリカ同様冬だが昼間は結構暑い。朝寒いブルームフォンテンを出たからダウンジャケットは汗でぐっしょり。

マセルの中心を通るKINGSWAYは車の通りが結構激しい。歩道もところどころで屋台が出ていて思ったよりも賑わっている。地図のとおりに歩くだけだったが、歩道橋を過ぎると地図上の赤線は道なき道を突っ切っており、何とかなると思って歩いたものの、人の多さにそのルートはまさにかき消され、何かの勘で歩いている自分がいる。

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途中地図を見せて道を聞いても屋台で店を出している人たちは、今自分達がどこにいるかもわからない。頭の中に地図があるのではなく、例えば「あの赤い看板の下が俺の屋台」という認識なのだろう。だから、地図で自分達がどこにいるのかわからないのだろう。それは、後にリンダ(仮)にも言われた。なんてこった。

ヤケになった。とにかく自分の信じた道を歩くしかない。途中集団でこちらを睨む輩もいたが、「Hi! How are you!」とスマイルで挨拶して危機を回避。怪しい空気の場合は、常に先手で友好ムードのオーラを出す事を心がけている。

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するとスタジアムが見えてきた。新築中である。思ったよりも美しいスタジアムだ。その先には旧飛行場がある。今晩泊まるScenery Guesthouseを近所の人に教えてもらい、大粒の汗をこぼしながら到着。早速チェックインしてシャワーで汗を流し、ツアーに参加しようと思っていたが、どうも様子がおかしい。
posted by おかき at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 南アフリカW杯 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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