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2010年07月29日

南アフリカW杯旅行記 第29歩 6/18 その3「坂道を下ると」

なんとチェックイン出来ないのである。理由は簡単。工事中の様だ。確かに到着時から駐車場はセメントを塗ったり、コンクリを重機で砕いたりしていた。するとそこに戻ってきた女主人が「マセルには他にも良いゲストハウスがあるわ」って車で連れて行こうとする。詐欺の匂いがプンプンする。
町から遠くに連れ去られ→逃げられなくなり→高額な宿泊代を請求するに違いない!
でも工事しているのは事実なんだよなぁ。乗りかかった船、いや車だと思い切って乗る事に。
でも車中は本当に世間話ばかり。「いつレソトに来たの?」「どこから来たの?」「W杯行った?」等本当に他愛もない話。こうやって気を逸らしている間に遠くに連れ去られているのでは。。。とそんな思いを抱きつつ車がある施設で止まった。

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その名は「Black Swan B&B」実はこの宿は検討していたゲストハウス。しかし、マセルの中心部から遠く離れており、いろいろ考えた末に予約を止めたところ。そこに何の縁があってか、連れて来られる羽目に。
仕方ないと割り切ったので、どこでもよかったがScenery Guesthouseの女主人はえらくここを勧めて、何度も「どうする?良いところでしょ?」などと言っている。「ウン」と即答えようものなら、翌日の朝とんでもない額を請求されるのがオチ。だからしつこく「Scenery Guesthouseより高くないよね?高いなら他に行く」と確認してこのBlack swanにチェックイン。たった一人のチェックインの為に、Scenery Guesthouseの女主人、Black swanの女主人、メイドさんと勢ぞろい。何かクレーマー扱いだった。

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早速シャワーを浴び、マセルのシティ・センターに戻る。戻ったらシティ・ツアーが待っている。あのリンダ(仮)も首を長くして待っているだろう。Black swanの女主人に聞くと「マセルまでは車で5分、歩いて10分」とサングラスを外して自慢げに言うが、そんな訳ねーだろ(笑)と。

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レソトの人は道を聞いた時もそうだったが、やや地理の感覚に欠ける人が多いのかも知れない。とはいえ、そんな距離タクシーを呼ぶのももったいないので、歩くことにした。

ところがこれが誤算だった。

基本坂道を下っていくだけなので、苦になる事はないが、昼間暑いのは南アフリカと同じ。高地にあるから太陽を近くに感じる。それも大気圏からみたら誤差範囲だろう。100メートルで0.6度下がるはずが、逆に暑い。

途中人だかりがあった。何か大きな事件が起きた訳でもなさそうだし、デモなどを行っている感じでもない。そこにいた人に聞いたところ「医者の順番を待っている」との事。小さな国だけに、医療の環境も厳しいのだろう。

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日本でも病院では待たされる。環境や制度こそ違え、どこにいっても同じなのかな。かく言う私はここ10年近く医者に掛かった事がない。一度だけサッカーの試合で相手GKと激突して救急車で運ばれた時だけか。だから診察券もない。こんな身体に産み育ててくれた両親に感謝である。海外に何度行っても無傷なのも身体が大きい事も影響していると思う。

坂を下っているとすれ違いざまにレソトの子どもに笑われる。「車で5分」の坂を下っているのが珍しいのか、珍しいアジア人に会ってはにかんでいるのか、それとも自分の顔に何かついていたのか。

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結局坂を下るだけで1時間近く経過。本当にバカ。シティセンターに戻ると、ソファーでうつらうつらしているリンダ(仮)。「Hello」と声をかけると、「さぁ行きますよ!」と急に元気に立ち上がってツアー開始。1時間歩いて、また2時間の徒歩での散歩。本当に歩くのが好きなんだな。自分と無駄な遠回りを正当化してみる。それでも高地なのに、疲れは殆どない。それどころかテンションはやや高め。

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香港の時と同じく参加者は私一人のツアー。今回は若いレソト人女性と二人きり。日本から遥か遠くのレソトの地でラブロマンス?(笑)
posted by おかき at 02:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 南アフリカW杯 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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