最近の記事

2010年07月31日

南アフリカW杯旅行記 第30歩 6/18 その4「ベッドの中で思い出す」

殆ど何の予備知識のない中で始まるレソトの首都マセルでのシティ・ツアー。最初に足を運んだのは、モショエショエ1世の丘陵?。モショエショエ1世はレソト建国の父だそうだ。大昔からこの辺りはサン族が支配していたのを、モショエショエ1世がサン族を追い払いソト族の国を作ったのがレソト建国の最初らしい。丘陵自体への入場は禁止されていたが、リンダ(仮)に急かれてモニュメントだけを写真に収めた。

P1170875.jpg

続いてVIP用の迎賓館とでもいうべきロイヤル・パレス。表にもガードマンがいて、警備は厳重。電流が流れている有刺鉄線に囲われており、警告の看板があった。知らずに触ったら即死だった。

P1170883.jpg

その後、レソト観光局を回ったり、なぜかリンダ(仮)の卒業した小学校を回らされた(「弟もいるのよ!」って紹介されたり、リンダ(仮)の友人がツアー中でも続々話しかけてくる。)。ま、余談ではあるが、レソトに来て驚くのは自然はともかく、学校の多さだ。人口が200万人程度の小さな国でも学校は100を越え、職業専門の学校も整備されている。人口が少なく、国土全体を他国に囲まれている状況のレソトでは教育に力を入れるのは何となく理解できる。

P1170892.jpg

オールド・ヴィレッジと呼ばれる、昔ながらの生活をしているソト族の住居付近を遠目から眺めたりもした。昼間に見た新スタジアムの道を挟んだ隣にある古いスタジアムも見た。メインスタンドが藁葺きのバソトハット仕様なのに驚いた。写真では左手奥の白い部分がバックスタンド。

P1170906.jpg

続いてはレソトの市場探訪。バッタものを売っているだけの通りもあれば、バソトハットばかりを売っている市場もあって興味深い。しかも、レソトはゲストハウスでもそうだったが女性が店を切り盛りしている事が多い。シティセンターもおばちゃんだったし、ガイドさんも女性、市場の主人も女性が多い。男性はどこで仕事しているんだろうか。ポニートレッキングが手軽に出来る国だけに、男性は遊牧し女性は都市部で店舗経営とかしているのだろうか。

P1170902.jpg

P1170897.jpg

いくつか活況のある市場を回った後は、KINGSWAYの真ん中にある教会を見て、タクシー代をケチりR60=M60=720円で回ったシティ・ツアーは終了。よくあるDFSや土産屋を組み込んだツアーではなく、純粋にマセル市内の名所を回るツアーだった。

終わり方もレソト流。シティ・センターから遠くまで来たので

「どう帰る?」

と言われてツアーの終了を知った。「ツアーが終わったのなら、宿に戻るよ」というと、リンダ(仮)はスタスタと歩き始め通称"transpotaion"tと呼ぶ乗り合いバス(バン)の待ち合い場まで行き、宿の近くに行く便を探してくれる。タクシーを提案したが、タクシーだとR40=480円、乗り合いバスだとR4=48円。桁が一つ違うから後者を頑張って探してくれる。その代わり、バンには20人近くがすし詰めになって乗る。

P1170924.jpg

リンダ(仮)には「サヨナラ」という事は出来たが、窓から外を見たら現地の人と何やら話しこんでおり、手を振ることも出来なかった。まぁそれもレソト流なのだろう。

P1170916.jpg

18時近くはもう日が落ちてどんどん暗くなっていく。まだもう少し中心部にいたかったが、夜の移動はさすがに危ない。バンに揺られる事10分。ここのバンは停留所に一応キチンと止めてくれる。だが、そうでないところに止まった。どうしたんだろうと思っていると、バンの外で人が笑いながら私を呼ぶ。「お前の降りるところだぜ」そう言っている様だった。

P1170926.jpg

ここから宿への道はわかる。日没してやや薄暗い小道をトボトボと歩く。それで約5分。宿に戻ってきた。シャワーを浴びて、ドリンクを飲んで落ち着くともう外は真っ暗。レソトの夜は静かだ。このBlack swanは街の中心部から外れているから、余計に明かりが少ない。
窓から空を眺めた。真っ黒な空に、無数の星達。突きつける様な昼間の青空とは逆に、視野を覆い尽くす様に散らばる星。

ああ、ベッドに入っても思い出す。

あ、この日夕食を食べてない事も思い出した。あっと言う間にレソトの時間は過ぎていったから気が付かなかった。擬似デート(笑)みたいなツアーは楽しかったという事かww

まぁいいや。もう寝よう。明日はレソト、そして南アフリカから離れる日。翌日は日本に着いているはず。「遠足は帰宅するまでが遠足」なんて思い出しながら、気を引き締めるつもりも、睡魔の前にあっけなく敗れ去った。
posted by おかき at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 南アフリカW杯 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック