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2010年08月14日

南アフリカW杯旅行記 まとめ

危険だ、犯罪都市だ、と騒がれた南アフリカW杯だったが、日本からのチケットの購入も数万枚あり、結局多くの人が南アフリカに渡っていた事になる。実際に何人かの日本人にも会ったし。さて、W杯が終了して1ヶ月経ってのまとめとなる。

1.黄色い魔法の衣

笑顔で南アフリカを過ごすことが出来た最大の理由はこの黄色い衣。3シーズンで使える黄色いウィンドブレーカーを持っていったが、黄色といえば現地では南アフリカ代表の色だから、これを着ているとすれ違う人は皆微笑んでくれるか、サムアップ(親指を立てる事=Goodという事)をしてくれる。
当然W杯期間中という事もあるのだけど、このお陰で心理的にはとても救われた感がある。黄色い洋服を着ていると、南アフリカの人にとっては親和性が高まるのだろう。日本人でもW杯で青いシャツ着た外国人がいたら、悪い気持ちはしないのと一緒。アズーリとか言うのは野暮w

2.気候

南アフリカは南半球の国なので、6〜8月位はちょうど冬。冬だからずっと寒いという訳ではなく、寒暖の差が激しい都市も多い。海に面したダーバンやケープタウンは温暖と聞いているが、内陸のヨハネスブルグやプレトリアは朝はマイナス、昼間は20度越えという状況で対応が大変だった。

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3.交通事情

私はそもそもペーパードライバーなので、車での移動は全く考えていなかった。そうすると選択できるのは、飛行機、鉄道、バス、タクシーが殆どになる。だが南アフリカは近郊線を除くと都市間の鉄道事情はあまり良くない。一部で豪華なブルトレが走っているが、私の予算からは無理。移動は殆どが飛行機という日本ならちょっとリッチな移動手段になった。

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南アフリカは長距離バスの運行が盛んなところだけど、私はあまり乗らなかった。タイミングの問題もあったし、ヨハネスブルグをベースに置いたのでどうしても治安が悪いとされる中央駅とその隣にあるバスターミナルは利用しにくい状況になってしまった。
とは言いつつも、ブルームフォンテンも危険だったはずだが、どこの国のバスターミナルと何も変わってなかった。

4.食事

日本に戻ってきての一言目は「治安」。次いで「食事」。アフリカと言っても、原住民の様式のものを食べている事は殆どない。ファーストフードもあれば、イタリア料理、インド料理(カレー)等も結構普通に食べる事が出来る。スタバの様なカフェもあった。

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5.治安

南アフリカやヨハネスブルグの代名詞となってしまった「犯罪」「治安問題」。だが、心配されたほどではなかったどころか、殆どトラブルは無かったと思う。サポーターが襲われたというのも殆ど耳にしていない。報道陣が襲われたニュースは何度か耳にしているが、得てしてああいうポジションにいる人たちは「自分達は特別だ」と勘違いしている場合が多々あり、そういう側にいた(いる?)自分も何となく納得が出来た。

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そうは言っても自衛策は必要で、夜遅くに単独で出かけないとか、自分から南アフリカの人に挨拶したり(時にはウィンクとか(笑))、つまり対人の場合は自分で距離を埋める方法を考えていた。
その時に黄色い魔法の衣は大いに役立った。


6.ブブゼラ

テレビだと結構な音量なんだけど、実際にスタジアムに行くとそうでもなかった。日本から耳栓を念のために持って行ったけど必要なかった。自分の耳元で吹かれるとうるさいけど、上を向いて吹いていたり、基本前に向かって吹いているので、うるさくなかった。南アフリカらしいスタイルだと感じた。
ちなみにブブゼラを買わなかったのは、日本では使えずきっと埃が積もるだけになるだろうから。


7.その他
7-1.レソト

朝レソトに入った時もそうだったが、南アフリカに出国する人がとにかく多い。きっと出稼ぎなんだろう。レソトが南アフリカの経済に依存しているのがよくわかった瞬間だった。
依存はしているのだけど、それはそれとして、マセル市内は忙(せわ)しく熱い。沢山の人が行きかう。市場には活気がある。小さい街だけあって、ガイドとその友人が出会う瞬間もあったり。それとそういう場所には女性が多い。女性が多いからお喋りも多いし、明るい空気にもなっていたと思う。

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個人の感覚によるが、私は雑多な瞬間、何でもありの瞬間、理路整然としていない街が人間臭くてなので、レソト(というかレソト)に行ってよかったと思う。
ただ、マセルは交通手段がタクシーが乗り合いバンしかないから、中心部から離れると移動手段の確保が凄く大変。せめて乗り合いバスは出て行く方向が決まっているから、HPとかに載せてくれると嬉しいんだけどね。
posted by おかき at 22:12| Comment(4) | TrackBack(0) | 南アフリカW杯 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
連載お疲れ様でした。
私が南アフリカに行くとすればやはりブルートレインに乗りにいくでしょう。
それ以外には行く用件はないと思われます。

友人たちにもブルートレイン乗車とWC観戦の二股をかけて行ったのが幾人かおります。彼らは鉄道ファンですからおそらくは前者に比重がかかっていたでしょう。WCはそのついでだったらしいです。

私は北米と英国しか外国に行ったことがないので、ことにアフリカなどは白地図同然ですので、ひじょうに楽しく読ませていただきました。
ありがとうございました。
Posted by zodiac at 2010年08月16日 09:29
ブルトレは豪華らしいですからね。一度は乗ってみたいなぁと思いました。でも、自分には近郊線の方が合ってるかなぁ。

私もW杯にかこつけてレソトを回ろうと思いました。だから、ブルームフォンテンのギリシャ対ナイジェリアという正直興味のない試合のチケットでも手放せなかったんですけどね。

レソトに陸路で入るには、ブルームフォンテンからが一番便利でしたから。

長ったらしい文章最後までお付き合いいただきありがとうございました。
Posted by おかき at 2010年08月16日 11:34
私がブルートレインに乗りたいのは豪華だからじゃなくて単純に寝台列車だからでしょうねぇ。でもタキシードは持っていないので当分乗れません(笑。

ところで交通事情のところにある旅客機はBAe Jetstream41ですか?
水平尾翼なんてまるっきりイギリス機って感じがします。
Posted by zodiac at 2010年08月17日 23:45
さすがに自分はタキシードやフォーマルな着物を持って南アフリカに行ける身じゃないです。。。

>ところで交通事情のところにある旅客機はBAe Jetstream41ですか?

そうです。凄いですね。画像を見て機材までわかるとは。
Posted by おかき at 2010年08月18日 01:57
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