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2011年12月05日

2011年XリーグFinalステージ オービックシーガルズ-鹿島ディアーズ

前半が終わって「こんなはずじゃ」と思ったのは、選手だけではなくファンも同じ。24-13と伝統的に守備の良いチーム同士の戦いとは思えないハイスコアのゲームとなった。

オービックと鹿島。この2チームはいつも熾烈な戦いを繰り広げてきた。2010年はタイブレイクの延長戦の末にオービックが勝利したが、ここ5年を見ても、毎回7点以上差がつかないという手に汗握る僅差の試合を両チームは続けてきた。そして、昨年のFINALステージの準決勝と全く同じ顔ぶれで、再び合間見える両者。



このゲームは序盤から、前半レシーブとなったオービックが鹿島を圧倒する。第1Qから萩山と古谷タッチダウンとFGで17点。鹿島は日本代表の#14青木のFGで3点を返すのがやっとの状況。いつもいつも苦しめられる鹿島が前進する事すら苦しんでいる。圧倒的なライン、ボディーブローの様に効くランは影を潜めた。
今シーズン鹿島は新人のQB加藤を関西学院大から獲得し、パスとランを組み合わせたオフェンスに取り組んでいる。だが、それはまだ過渡期なのだろう。結局パスよりクイックネスでQBのスクランブルでの突破も多く、ここぞというところではラン主体で進むしかなかった。



オービックは伝統的に強い守備はそのままで鹿島を圧倒。パスカットからのターンオーバーやキックオフリターンのファンブルリカバーと大暴れ。結果インターセプト4つにパスカットが8つと鹿島に自由なゲームをさせなかった。

後半立て直したかった鹿島だが、最初の攻撃シリーズでQBからのボールをファンブルしてターンオーバーを喫し、流れをつかむことができない。オービックはそのボールをタッチダウンにつなげて31-13として18点差にしてゲームを決めてしまった。
点差がやや開いて緊張感がやや切れたオービックを見て、鹿島もやっとタッチダウンを返して31-20とすがるがそこまでだった。
#6菅原から#18木下典への38ヤードタッチダウンパスを通されたかと思うと、第4Qには#13木下善にもタッチダウンランで追加点を献上。45-20という一方的なゲームとなってしまった。



後半焦れば焦るほど鹿島QB#12加藤はパスが安定しなくなり、見るも無残な4インターセプト8パスカット。前半加藤の後に出ていたQB#16尾崎が機能しないと判断していたのだろうか。前半反撃したところで喫したターンオーバーから尾崎は殆ど出てこなかった気がする。そこからズルズルと守勢になってしまった気がするのだが。



ただそれを差し引いてもオービックは全く寄せ付けない強さだった。多少OLのタックルがサボってQBサックやラッシュを許してしまった部分を除けば無駄な反則も少なく、オフェンスは鹿島相手にほぼ完璧といえる内容。並のチームならもっと点差はあったはずだ。

オービックは予想外の大差で鹿島を下してJAPAN X BOWLへの出場を決めた。この勝利でオービックは緩むことだけが禁物。相手は富士通。昨年は残り0秒まで試合展開がもつれた強豪。今度も「こんなはずじゃ」とファンに思わせるような圧倒的な勝利を見せてほしい。
posted by おかき at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | アメフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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