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2015年11月01日

2015年Xリーグ2ndStage IBMビッグブルー-オービックシーガルズ

諸事情があってアメフトの観戦記を書くのはは3年ぶりくらいになる。一番大きいのは、J2の日程が日曜固定になったことで観戦に行く機会そのものが減少してしまった事。さてその間に何が一番変わったかというと、今日本のアメフト界を席巻しているのは、外国人QBの存在だ。それまではその高い身体能力を活かして、DBやLB、DLというフィジカルスキルが求められるポジションでプレーする事が多かったが、IBMのケビン・クラフトの加入は日本のアメフト界を驚かせた。

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彼の登場でパススピードとコントロールが向上しWRのミスが減少するだけでなく、日本人QBとは比較にならないフットボールIQがそのチームに注がれた。エリアによって、時間によって、ダウンによって何をしなければならないのか、一つ一つがロジカルに整理されていった。そのIBMの活躍を見てなのか、富士通はコービーキャメロンを向かい入れて昨年はJAPAN X BOWL優勝、そしてライスボウルまで制した。今年はさらに相模原とアサヒビールでも外国人QBが加入し、チーム力を向上させている。

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いまからちょうど10年前オービックにケビンジャクソンが来た時と似ている。彼が来てその年にチームを日本一に導き、MVPも獲得。各チームはその驚異的な破壊力を持つ外国人DLへの対応を迫られた。オービックシーガルズは常に先手先手で新しい事を追求するチームだったが、今は他のチームの後塵を拝してしまっている。秋季リーグで2敗する事が話題になる位強いチームが追い込まれている。

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ゲームは、このセカンドステージ連勝をしないと生き残れないオービックが常に先手を奪う展開となった。最初の攻撃シリーズでタッチダウンを奪えば、IBMのタッチダウン後のキックをブロックし、さらにWRにタッチダウンパスを通して突き放す。IBMのRB末吉のタッチダウンで再び迫られるが、パントブロックで得たチャンスからRB望月のタッチダウンとフィールドゴールで徐々に差を付け始めた。

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3QになってIBMはQBクラフトが前半とは変わってどんどん長いパスを投げて揺さぶられる。ただ、時折QBサックで相手に簡単にボールを前進させない。アメフトは負けている側は時間がなくなっていくと出来るプレーの幅が狭くなっていく。クラフトのパスにもミスが目立ち始める。短い距離のランを選択しづらくなっていく。そしてオービックDB島津の2本のインターセプトが生まれた。

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追い込まれるIBMは4Qでタッチダウンを挙げるが、ここでもその後のキックをブロックされて8点差。攻撃シリーズ1回では同点まで。苦しくなった。オービックのパントは敵陣1ヤードから。もがくIBMだったが4ダウンギャンブルに失敗して、ゲームはこの時点で終了。

59秒から観客は気の早いカウントダウンを始めた。連勝しないとオービックシーガルズは上に行く可能性が消えてしまう。次のアサヒ飲料戦に全てがかかる。苦しくなればなるほど力を出すのがシーガルズのDNAだ。逆境こそ佳境。来週の吉報を待ちたい。
posted by おかき at 14:29| Comment(0) | TrackBack(0) | アメフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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