してある。この日もそうだ。神奈川を出発した時は涼しかったのに、
山梨学院のホッケースタジアムに到着すると、暑くて汗が滲み始める。
そんなジリジリした暑さの様な展開になったのが、
南都銀行-山梨学院の試合だった。
試合開始早々に山梨学院が先制するが、ボールポゼッションで勝る
南都銀行が攻め続けて前半終了間際の35分にPCから同点にする。

後半は一進一退の攻防を続け、時間だけが過ぎていく。
ボールの主導権は南都銀行にあるが、身体能力が高い#10李を中心に
速いカウンターに活路を見出す山梨学院は、守備を固め失点を許さない。
ジリジリした展開に、スタンドも手に汗を握って、固唾を飲んで見守る。

攻め疲れという言葉が最も適当だろうか。南都銀行が攻め続けて
いたが後半12分、カウンターで抜け出した山梨学院#9中島が
裏に飛び出した#12徳島にパス。これを落ち着いて決めた
山梨学院が逆転する。

これで山梨は逃げ切り体勢を整え始める。前線には2人だけ残し、
残りは全員守備でじっと耐え、南都銀行の攻撃を跳ね返し続ける。

南都銀行側のスタンドにも諦めムードが漂い始めた後半33分、
この日南都銀行が得た7本目のPC。
#14江崎から#7硲に強烈なヒット、これを硲はタッチして
ボールの方向を変えて流し込んで、同点に追いついた。

試合は2-2で引き分け。山梨学院はほぼ作戦を遂行できていた。
ただ、残り時間わずかなところで同点を許してしまった。
昨年と違って攻撃力が落ちた分、守備が頑張らないと厳しい。
暑さで集中力が落ちたのか。いや、ここはホームグランド。
言い訳は許されない筈だ。
南都銀行は「やっと」攻撃が実った。PCが7本というのは
それだけサークルの中に侵入している証拠でもある。
この日の得点もPCから2点。それが多いのか、少ないのか。
山梨学院はシュート4本で2点である事を考えると、
もう少し得点力が欲しいところである。



