最近の記事

2016年08月24日

2016年J2第30節 横浜FC-清水エスパルス 「渇き」

三ツ沢の丘を下ろうとすると喉に乾きを覚えた。試合中叫んでいても得られなかったのに、試合の後になってなぜ今さら。そこで気がついた。この清水戦に何か余裕を持って臨んでいたのだと。根拠のない自信ではない。上位に4連勝、そして逆転劇もある。この内容でいささかの自信を持つなという方が難しいだろう。
その心の隙間を縫うように清水は横浜を前半から圧倒した。特に藤井のいる右サイドを狙われる。野崎と2人で蓋をしようとするが、野崎は中央に寄せている関係もあってこのスペースを使われ続けた。それでも前半は横浜にも体力があり、最終ラインで何とかクリアし最終的には無失点で前半を折り返した。

IMG_6866_20160821.jpg

だが、後半開始早々に横浜は失点する。右サイドの清水・河井から上がったボールを清水・鄭が裏に落とすと飛び込んできた金子にゴールネットを揺らされてしまう。さらに後半8分には松原のクロスにフリーになっていた白崎がヘディングで押し込み追加点を献上してしまう。

IMG_6893_20160821.jpg

直前にニアの大崎の目の前にいた金子をケアしようと西河が寄せてたのだが、大崎が気づいていないと思いケアする為に寄せたのが仇になったのか、あるいは白崎を見ていなかったのか。ディフェンスラインが締まらないのは敗戦を繰り返していた時そのまま。

IMG_6820_20160821.jpg

逆転といえば聞こえはいいが、守備ラインは改善されていない。身体を張らないとはじき返せないのは、それ以外のラインの駆け引き、ポジショニングなどで勝てていないとも言える。
そして、この最初の失点の時ももらったお菓子を口にしようとしていた最中に失点、、、自分がゲームに入れていなかったと猛省した。
攻撃陣には重い2点となった。清水は小林伸二監督のチームらしくリスクを冒さず、リードしたらきっちりとディフェンスラインを下げて守備を固めて失点を消すサッカー。前線には鄭だけ残してカウンター狙い。上位チームが下位チーム相手にここまでするかと思ったが、清水も勝ち点で8差まで迫っている横浜相手に易々とゴールを渡せないというのは理解できる。



横浜はサイドからクロスを上げて長身の2人を狙うが、「鼻の利いたところに蹴られるように」と中田監督が話した様に、単調なクロス放り込みになってしまい厚みのある攻撃はできないままだった。
復帰した小野瀬と津田を入れるが、小野瀬はセカンドボールを拾うだけになり、津田は得意の裏に抜けるスペースすら見つからずセカンドトップの役割を果たせないまま。

IMG_6928_20160821.jpg

そしてゲームは清水の0-2の勝利で幕を閉じた。私たちは4連勝で何か勘違いしてしまっていたのかも知れない。7試合負けなしで心に隙がなかったとは言えない。勝利とは潤いだ。心の隙間に注ぐ潤滑油だ。だが、それだけで満たされた時、人は張りがなくなってしまうのかも知れない。
私たちの心の器はそんな小さなものか?4連勝で満足してしまったのか。降格を逃れたらそれでいいのか。違うだろう。だから試合後横浜の事を考えていたら喉が渇きだした。やっぱり勝利に飢えているんだって。
1試合も落としたくない。負けたくない。勝って勝って勝ちまくりたい。潤いも必要だが、キリキリとした緊張感がないとダメなんだ。この渇きをまた思い出した。
posted by おかき at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 横浜FC2016観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/441325116

この記事へのトラックバック