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2016年10月24日

2016年J2第37節 横浜FC-ザスパクサツ群馬 「信じるだけでは救われない」

1-2と逆転されて、誰がそれ以上のことを描いて応援していたか。「いつもの大崎のミスから」「失点するとグダグダになる」そんな文句が口をついて出る。そのまま前半終了した時にスタジアムを覆っていたのは、困難を乗り越えてでも昇格プレーオフまで行くという雰囲気ではなく、「またか」「やっぱり」という後ろ向きな気持ちだった。

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その空気を選手たちが変えた。後半8分イバが群馬の選手2人に囲まれながらもペナルティエリアのわずかに外からシュートを放ち、鮮やかにゴールネットを揺らしてその暗鬱な雰囲気を一掃した。同点に追いつくと流れは横浜に傾いた。

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そもそもこのゲームは横浜が前半最初から優位にゲームを進めていた。前節水戸戦の反省から徹底的にイバにボールを集め、ロングボールで打開することを狙う。それが前半開始4分にすぐ実る。ロングボールにイバが囮となり2列目から飛び出した野村がボールをキープすると、右足を振りぬくといきなり先制。永田が野村を追い越して、それにつられて群馬DFが下がった間隙を突いた素晴らしいゴールだった。

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その後も横浜は群馬陣内でゲームを進めたが、群馬・中村にゴールを許すと前半35分にも瀬川の折り返しに詰めた小林に逆転ゴールを許してしまう。前節と同じで、チーム全体でやりたいことがチグハグでゲームの主導権を群馬に渡してしまった。

ところが後半のイバの同点ゴールで息を吹き返した横浜は、小野瀬を投入するとこの采配が結果を出す。イバがボールを捌き、小野瀬の上げたクロスを野村がヘディングで折り返すと前線で待っていた津田が足を攣りながら反転して逆転ゴールを決めた。これまでゴールが欲しいともがく津田らしからぬ抑えの効いたシュートだった。

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流れを失った群馬はその後横浜に追いすがるもGK南の好セーブもあり、ゴールを許さず。勝ち点3を得た。京都が2試合連続アディショナルタイムPKで引き分けたので、残り5試合で勝ち点差8を追いかけなければならない。

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苦しいのは当たり前。追いかける方が辛いのも当たり前。選手をチームを信じているのは当たり前。つまり、やるかどうか。津田ダンスも今までのゴール裏では見られないような奇妙なダンスだが、ああいう一つ一つが一体感を生む。サポーターは何ができるか。信じているだけでは何も叶わない。救われない。
未来は誰もわからない。だから行く。未来は座して受け入れるものではない。ああなりたい、こうしたいと自分で掴みにいくものだ。
posted by おかき at 06:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 横浜FC2016観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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