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2017年02月27日

2017年J2第1節 横浜FC-松本山雅FC 「うわづみか うわずみか」

J2リーグのJ1昇格争いにおいて、前年の成績は大抵があてにならないというのが私の持論だ。というのも、各チームとも目まぐるしい移籍で選手の編成は変わってしまうからである。さらに、残った選手自身も加齢などによる衰えがあったり、ケガでコンディションが維持できない場合も往々にしてある。とはいえ、前年のチームから主力が残留し、さらに抜けた選手のところに的確な補強が行われたらチームの力を維持できる、さらに上にいけると考えるのは皆同じ。

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そういう意味で、2017年のJ2リーグにおいて開幕戦を迎えた横浜は、小野瀬、大崎の抜けたところをジョン、ヨンアピンで補った以外は昨年の選手がベースになっている。選手の入れ替わりが少なければ戦術の浸透度も高い。横浜・中田監督は過去3年の間にルス前監督の休養後や、退任後にもチームを率いており正式な監督として迎えるシーズンとしては初めてだが、実質2シーズン目くらいの状況だろう。完成度が高いといわれてしまうのも仕方ない。ただ、本当に昇格したいのならば、さらに力の上積みが必要だ。横浜はプレーオフにすら入れなかったチームなのだ。

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前半開始からは退屈な試合となった。横浜も松本もロングボールを蹴るばかりだった。松本の方が選手が入れ替わっている分、攻撃の戦術が練られていない気がする。横浜も脱イバを掲げつつも蓋を開けてみるとイバに蹴るばかりで進化した姿はそこにはなかった。
とはいえ、現実的に高崎とイバを比べたら圧倒的にイバの存在感の方が大きく、横浜の方が昨年の自分たちらしいサッカーを展開できている。そして、前線でイバからボールを受けた野村がペナルティエリアの外から放ったシュートは松本ゴールに吸い込まれ横浜が先制する。

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横浜は今年19番を背負うジョンが素晴らしい。ゴールもアシストもなかったが、ボールに絡むし積極的なプレーが目立った。奪われたら奪い返しにいくメンタルは早速三ツ沢でファンを獲得しただろう。

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後半になっても横浜のペースは変わらない。松本サポーター曰く「1点取ったらドン引き」らしいが、これは単純に攻守の切り替えが遅いからそう見えるだけのことだ。それをロングボールで打開しようとして、失敗を繰り返すが一本槍のリズムでは横浜でなくても簡単にはやらせてくれないだろう。後半横浜の運動量が落ちて、中盤の選手が食いついた裏を攻略されかかるが、松本のミスでゴールを許すことはなかった。

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横浜はこのままタイムアップの笛を聞くこととなった。開幕戦を幸先の良い勝利発進となった。今J2リーグの中で横浜は上澄み液のように上の方にいる。しかし、これから先はどのチームもどの選手も必死にもがき続ける混沌とした世界になるだろう。果たして、横浜は最後の最後でどこにいられるか。上に行くために今年も一つ一つ勝ち星を上積みしていく。今年もJ2リーグという鍋をかき混ぜてやる。結果責任はすべて自分たちの手の中にある。

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posted by おかき at 03:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 横浜FC2017観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
試合の結果に一喜一憂せず...と中田監督はおっしゃっておられましたね。
確かに1/42が終わっただけに過ぎませんが、苦手意識を払拭するには意味のある1勝であったのではないかと。
今シーズンもよろしくお願いします。
Posted by northflight at 2017年02月28日 14:43
お返事遅くなりました。
普段アプリで通知を受け取ってるのですが、
そのスマホをスペインですられたのを忘れてました。

特に松本ではホームで全く勝ててませんでしたから、
この勝利は景気を付ける意味でも大きいと思います。

今シーズンもこちらこそよろしくお願いします。
Posted by おかき at 2017年03月13日 19:57
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