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2017年04月08日

2017年J2第7節 横浜FC-京都サンガF.C. 「それでもまだ寒い」

後半14分カズに代えて、永田が登場する。彼を左MFに入れると、野村を右MFに。そして右MFだったジョンをFWの位置に起用。この采配がズバリと当たる。力強いドリブル、献身的な守備、スピードの速さは2007年に横浜にいたオ・ボムソクを彷彿とさせる。彼が主戦場とした右サイドが同じというのも数奇な運命か。
そのジョンが縦にボールを受けると京都DFラインの裏に抜け出し、その折り返しをイバがダイレクトで流し込み横浜が後半16分先制点を挙げた。

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FWで先発したカズは点でボールを受ける動きはよくても、守備で大きな穴を開けている。横浜のボランチのラインが下がるのは、ここを使われてしまうと不用意に飛び出せないからだ。4-4-1-1のような形になっても、今度はボランチを遮断できない。特にサイドに散らされた時にケアがほとんどなく前を向かせている。この部分は、カズが先発をし続ける限りずっと残る問題点だろう。
サッカーでは攻守は表裏一体なので、ボールを奪って攻撃に移る時にターゲットがイバしかいないことになる。速攻できず、押し上げるのが遅く、前線と後ろの選手との距離が開いているから挟まれて奪われてを繰り返した。

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カズに関しては、何度もいうが点で合わせる動きや嗅覚はまだまだ天性のものがあるが、90分の間に何度それを発揮する機会があるか。3バックで積極的にマンツーマンで奪いにくる京都のようなチーム相手では埋没するだけになる。

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後半カズが下がって二の矢を番えた横浜は京都を圧倒。ジョンはさらにPKも獲得し、これをイバが決めて2-0とリードした。ジョンはこの後、後半アディショナルタイムにも合わせるだけというクロスを流し込むが永田がクロスバーに当てて3アシストは実現しなかった。

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京都は、エスクデロ、大黒、オリスと存在感のある選手をいれたが、エスクデロはゴールから遠いボランチに配されて髪型以外に恐怖は感じず、大黒はキレを感じなかった。オリスはまだ日本のジャッジに慣れていない感じで、横浜のゴールネットを揺らされることをイメージできなかった。

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ゲームはそのまま横浜が2-0と完封勝利を挙げた。勝利はうれしい。采配でゲームプランを修正して勝てることは素晴らしい。それでも前半からこうしたゲームを見せられることは不満だ。途中で入った増山は人一倍汗をかいて疲労していたと思うし、中山はまだそこまで信頼できない中で窮余の策かも知れないが、これで結果を出し続けるならこれは緊急避難の策ではなく、メインプランにしても良いと思う。
勝つには勝ったが、相手がミスとファウルで自滅した感はぬぐえない。下位に沈む京都だったことに感謝である。次こそは締まった、寒風勝利ならぬ完封勝利を期待する。
posted by おかき at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 横浜FC2017観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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