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2017年05月18日

2017年J2第14節 横浜FC-カマタマーレ讃岐 「ちゃんとコントロールしよっ」

J2では過去にあまり記憶のない19時30分キックオフ。普段19時キックオフでは間に合わない観客が多くいるとの配慮からか、近年日本代表が採用している19時20分も考慮してこの時間になったのだと思う。それでも結果としては3000人も観客は入らないという2位にいるチームの動員とは思えない閑散ぶり。サポーターのみなさま、仕事の調整はしてきたよね。

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と、言いつつこの日の横浜も調整が上手くいったとは思えないようなゲーム展開だった。開始からたった数分でPKをもらい先制したはいいが、その後讃岐のロングボール一辺倒の展開に試合が落ち着かない。ピンチらしいピンチはないが、裏に蹴りこまれて簡単にはじき返すが、前線との距離感があり組み立てが上手くいかない。キャプテン佐藤謙介は必死にゲームをコントロールするが、彼自身も不可解なイエローカードをもらいモヤモヤしていた。

「こんなゲームもある」と言えるのは勝っているからであって、その余裕が後半讃岐を勢いづかせる結果に。仲間を入れて前線をさらに活性化した讃岐に3バックのサイドのスペースを広げられて、中央を崩されてしまう横浜。讃岐はそれで押し込んで、セットプレーからの得点狙いなのは、前半の讃岐・武田のロングスローを見ても明らか。

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横浜は手が遅い。それを尻目に、木島、原を投入して前がかりな讃岐の攻撃が実ったのは後半28分。その武田のロングスローのこぼれ球を馬場が強烈な左足でゴールを決めて同点となった。バウンドして落ちてくるボールはふかしてしまいやすいが、これを難なく決めるのが馬場。恐るべし。

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先に3枚のカードを切らせてから横浜の手番。ジョンに代えて野崎、野村に代えて大久保を投入。彼らの役割は前線にボールを集めることと、間延びしている中盤のスペースを野崎が埋めて前に運ぶこと。
野崎が以前とややプレースタイルが異なっていた。難しいパスを狙ってボールロストしていたのが、前を向いても無理なパスは出さずシンプルに味方に預ける意識が高くなった。元からある高い運動量とスピードを武器に中盤でボールを奪取し続けた。そのコントロールする姿勢が、横浜の逆転ゴールを生む。

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後半42分野崎から佐藤、大久保と繋がったボールをリターンで佐藤が受けると讃岐DF2人が正面でコースを切っていても、果敢にループシュートを放つと美しくコントロールされたボールは、讃岐GK清水の頭上を抜きゴールに吸い込まれた。このゴールが決勝点となり、横浜が苦しみながら勝利を収めた。

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アウェイゲームから中3日で迎えるゲームは疲労もあり、横浜は思ったようにゲーム運びが出来なかった。徐々にイバ包囲網が敷かれ対策が進み簡単にシュートも許してくれなくなった。そして、心臓部の佐藤、この日は欠場したが中里をおさえられると麻痺してしまう横浜の攻撃。佐藤謙介の決定力の高さで何とか凌いだゲームだった。下位のチーム相手にもゲームをコントロールできない。苦しいながらも新井はまずまずだったし、寺田も1対1を決められなかったが以前のような遅攻でもなかった。それでも、これが昇格だ優勝だを口にするチームの内容ではない。悪くても1-0で終わりにするくらいであってほしかった。
勝ったから何でもよい訳ではない。それはトーナメントの戦い。一つ一つの課題をつぶしながら、よかったところを伸ばしていくのがリーグ戦。相手をコントロールできると、勝ち点1も3に、0も1にできる。

このゲームは、各自仕事をコントロールして集まった3000人弱のサポーターが目の前で見られるご褒美のようなゲームだった。よし、ちゃんと仕事をコントロールしよっ。木曜日は終電覚悟かな(グスン
posted by おかき at 02:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 横浜FC2017観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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