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2017年10月08日

2017年J2第36節 横浜FC-アビスパ福岡「翼をもがれた不死鳥」

前半36分、37分と立て続けにイバ、カルフィン・ヨン・ア・ピンが交代でフィールドから退く。ゲームのポイントはここにあった。今シーズン横浜をけん引し続けたリーグ得点王のイバと、失点を減らした立役者ヨン・ア・ピンが負傷で退かなければならなくなったのだから。前半ジョンのゴールで先制して、五分五分で白熱していたゲームが本格的に動き出す。

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女神が立ち寄ったのは福岡の方にだった。後半11分、交代で入った福岡・石津のFKはポストを叩き、セービングしていたGK高丘の背中に当たってゴールに転がっていった。後半同点にしたいと運動量が高くなった福岡に同点とされて、横浜もテンションは高くなったが前線でボールをつなげない。
イバに代わって入った大久保は点で合わせるところに強みのある選手で、イバの様な懐の広さやキープ力は難しかった。また同様に交代で入った楠元もウェリントンとのマッチアップでは苦戦。彼自身が語った様にやや翻弄されてしまった。



ただ、それでも同点のままでゲームは一進一退。横浜はイバがいなくなった分、レアンドロ・ドミンゲスが奮闘。相手にファウルで足をかけられてもチャンスを幾度となく演出した。攻守の要2人を欠きながらも、良い線で戦っていた。

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しかし、後半29分カウンターでボールを最前線に運ばれると、ウェリントンが放ったミドルシュートでゴールを許して、遂に福岡に逆転されてしまう。その6分後には、福岡・仲川を後ろから田所が倒してしまいPKを献上。これをウェリントンが難なく決めて決定的となる3点目となってしまった。
とっておきの野村を残り5分で投入するもゲームは動かず横浜は敗戦を迎えた。これでプレーオフ圏外に出ることになった。

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主力2人を前半途中で欠くというのはゲームの流れを変えてしまうものだった。すぐにではなかったが、ジリジリと福岡に傾いていった。後半交代枠1でどこまで立て直せるかという意味で、監督としてもやや不運。野村の投入が心持遅かったと思うが、負傷明けの野村に対して慎重になったのかなと推測できる。
それよりも、主力を欠いた時に控えにいるメンバーの層が薄いと感じるし、ここまで余裕のあった試合でもイバを下げないなどローテーション、底上げという意味では今反動が来ていると思う。

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イバについては、そもそも累積警告なの次の試合はサスペンション、2週間しっかり休養して英気を養ってほしい。キャラの方が、退場後の表情からもやや心配。見た感じで言えば、太もも裏の軽い肉離れだろうか。長引かないと良いのだけど。

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そういう不安はあるが、リーグ戦はもう残り6試合。両方の翼をもがれたが、それでも不死鳥は飛び続けなければならない。新しく入る選手が翼になるしかない。もう一回、プレーオフ圏内に滑り込む。下を向いたらどこまで落ちていくだけ。前を向け。視界良好じゃないから飛び越える価値がある。強がりと呼ばれてもよい。J1に行きたい。
posted by おかき at 20:06| Comment(0) | 横浜FC2017観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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