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2017年11月14日

2017年J2第41節 横浜FC-ファジアーノ岡山「あと一歩ではない。二歩足りない」

横浜サポーターは一様に声を失う。悲嘆する者、崩れ落ちる者、呆然とする者、三者三様にその光景を受け入れるしかなかった。勝利目前の後半アディショナルタイム2分岡山・篠原にゴールを割られてしまう。
同点では昇格プレーオフ進出の可能性がゼロになってしまう横浜は残された時間で逆転を狙う。そこにラストチャンスが訪れた。縦パスで抜けたレアンドロドミンゲスがGKと1対1に。それを押し込めば最高の逆転劇で千葉に乗り込める。ところが、J1で優勝経験もあるボール使いの名手がこの1対1を決めきれず、岡山GK一森に弾かれてしまう。そしてゲームはそのまま1対1で引き分けで試合終了。昇格プレーオフに進む事が出来なくなった。

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「あと一歩」という声を試合後耳にしたが、果たしてそうなのだろうか。山口素弘監督が率いて昇格プレーオフに進んだ時も、決勝ではなく準決勝で奇策を用いて敗れている。このシーズンもよく戦ったと思うが、シーズンを象徴するかの様に前半は良い流れで先制点を挙げ、後半に失速しアディショナルタイムで息の根を止められた。今回は昇格プレーオフにも届いていない。

このゲーム前半、横浜はまずまずの展開を見せた。縦にロングボールを入れて、こぼれたボールに高い位置からプレッシャーをかけてくる岡山に苦戦しつつも、サイドへボールを動かして相手を広げ、中央ではレアンドロドミンゲスが岡山の守備を巧みに交わしてゲームメイクする。
そして迎えた前半34分、右に開いていた石井のクロスにイバがヘディングで合わせて横浜が先制。昇格プレーオフに臨むには最終節までに最低2点を取って勝利したい横浜には、喉から手が出るほど欲しかった先制点を奪った。

まだ未来はあると思っていた。
飛行機ポーズのように、イバの背中に載ってまだこの次も。

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ところが、後半ゲームは全く別の顔を見せる。岡山のサイドを使った攻撃に横浜は跳ね返すのが精一杯となる。後半開始から、ゲームの残り数分の様な展開。両サイドバックは前からボールを奪えない。タヴァレス監督は石井を高く評価しているが、主戦場のボランチで良かったのは先週の事で、サイドバックはまた別の事。このゲームを通じてよかったのは、アシストしたクロス1本だけで守備は渡邉が下がってケアしていたから難を逃れていただけだった。
新井も右サイドバックがこれまでの主なポジションだったが、左サイドに回り野村との連動に苦労していた。左サイドの2人が右利きなので、預ける追い越す動きは少なかった。両サイドが苦しむとそれに引っ張られて中盤のジョン、野村も下がる悪循環を生んでしまう。
さらに藤井をジョンに代えて投入して、石井を前にしたが右サイドで守備的に構えてしまうだけで、裏を取って岡山の攻撃を押し下げることは出来なかった。その石井を結局後半44分に下げるのは、若い石井に引きずられたタヴァレス監督の采配の間違いを認めたようなものだった。

顔を歪めながら、苦しさに耐え

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そして、その2分後に失点。攻守とも課題があるのを解消できないまま、前半のリードを潰して騙し騙しやってきたのが、昇格プレーオフに進出できないという答えを明確に教えてもらったに過ぎない気がしている。
悔しい思いで一杯ではある。が、その一方でリーグの終盤戦10月5試合で3分2敗と勝ち点3しか積み上げ上げられず、しかも2試合はリードしているのを追いつかれたもの。3分も下位に取りこぼしている。これは誰が見てもわかるとこで露呈したが、本来でいえばもっと前から出ていた。

一時は首位に立った前半戦は過去最高の船出と言ってもよかった。ところが、シーズンを追うごとにゲーム終盤の失点や勝ち点の取りこぼしが出てくる。上位にいるとそれを見過ごせてしまう。「まだ下とは勝ち点差がある」「結果勝っているんだから細かい事を言わなくても」「今年は運営も頑張っているからdisっても仕方ない」中途半端に夢や可能性がある順位だから、この問題は過小評価されてきた。

ボールを操り、勝利を手繰り寄せたはずだった

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あと一歩とは思っていない。このチームが昇格プレーオフに出て上位チームと戦っても後半アディショナルタイムに追いつかれて敗戦を迎えても、あと一歩と言ってしまっている気がする。あと一歩も二歩も足りてない。その舞台にも立てていない。これが現実。

たった一つの失点が、横浜をつなぎ止めていた糸を切る

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実は守りに入ってるのはサポーターなのではないかと思っている。横浜もサポーターの平均年齢が高くなっていくにつれてなのか、悪くいうと試合結果に左右されなくなってる気がする。クラブがあれば満足というサポーターもまだいる。
別に以前の様に選手を怒鳴り散らせとかとは思わないが、昇格したいなら引き分けを仕方ないで受け入れてはいけないのではないか。「この戦力やクラブの規模でよくやってる。」試合に関して、それを言い続けてていいのだろうか。今年サポーターは全般的に勝利が多かったこともあり優しかった気がする。でも、いつも優しいだけの優男ではモテないとモテない代表が言ってみる。あと一歩も二歩も埋めるのは厳しさだと思う。
posted by おかき at 19:54| Comment(2) | 横浜FC2017観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いろいろ感じてしまった試合でした。
私自身、10年くらい前と違って熱くなって試合に
のめり込んでないな、と感じながら応援してました。
ところが息子は熱かった。
同点にされた時に「ケンスケたて!」って叫んでた。
父親 涙!
息子 涙涙!
来期こそは、、、、、
Posted by こうおや at 2017年11月15日 00:37
謙介立て!は自分もでした。座ってる暇があるなら、残り2分で逆転狙えと。
来年は上がりたいです。今年は良いシーズンと思われがちですが、
順位でいえば昨年と大差ないので、勝ち点の変な取りこぼしを
減らさない限り上にはいけないですね。
本当に強いなら、何試合もアディショナルタイムでの失点で
勝ち点を逃す事はしませんからね。
Posted by おかき at 2017年11月16日 11:14
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