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2018年04月09日

2018年J2第8節 横浜FC-アビスパ福岡「三ッ沢に棲む魔物」

後半4分カルフィン・ヨン・ア・ピンが下がっていく。前半クロスに飛び込んで接触した影響で右肩付近を痛めていた。後半もそのままプレーを続けたがやはりプレーできる状況ではなかったようで、退くことになった。
昨年10月の三ッ沢で行われた福岡戦がオーバーラップする。あの試合も試合中の負傷で、イバとカルフィン・ヨン・ア・ピンを途中交代せざるを得なかった横浜は、先制していたにも関わらずそこから3失点して敗戦。昇格レースに向けて大失速を招いた一つの要因となったゲームでもあった。この三ッ沢には魔物が棲んでいるのだろうか。



レアンドロ・ドミンゲスの悪魔の右足が火を噴いたのが前半12分、トラップして落としたボールの上り際を叩いたシュートはゴール右隅に向かっていく。福岡GK杉山も懸命に腕を伸ばすも、どうやっても届かないピンポイントなコースを衝いたボールはネットを揺らし横浜が先制。
福岡もそれで怯むことはなくゲームは進んだがペースは横浜にあった。3ボランチながら佐藤謙介が復帰してボールを縦につける選手がいるので、水戸戦の様に7人で守って3人で攻めるというようなことはなく、多くの選手がボールに絡みゴールに迫った。



ところが好事魔多し。前半30分、縦につけたボールのクリアが福岡・森本に出ると、武田・渡邊は置き去りにされ、ドリブルで持ち込まれて左足から放たれたシュートは横浜のゴールを捉えゲームは振り出しに。
一進一退ながら前節の大敗から考えると調子を持ち直して非常に良いバランスで戦っている横浜だったが、後半カルフィン・ヨン・ア・ピンが下がるとゲームはバタつきだす。


交代で川崎が入るも、彼が入る際にも「コミュニケーション!」とベンチから声があった様に、GKは今シーズンどころかこの試合がJリーグデビューとなったレンタル移籍でやってきたばかりの辻、CBの相棒は経験自体は長いが今シーズンCBとしては初出場のスンジンでは、個々で跳ね返すのが精一杯。
福岡はその間隙を突く様に、駒野が挙げた低いクロスに反応した石津のシュートは川崎に一度跳ね返されるも、もう一度押し込んで逆転に成功。



立花を入れてから横浜にもカウンターからチャンスはあったが、どれも決められないまま時間は流れていく。連敗するのか、、、そう思った時、残り少ない時間に登場したのは、三ッ沢の魔物だった。
レアンドロ・ドミンゲスのコーナーキックに合わせた川崎のヘディングが森本に当たりオウンゴールの様なゴールが決まって同点。そこから流れは横浜に。スタジアムも高いテンションで選手を後押ししたが、さらなる魔物を作り出すまでには至らず。横浜は引き分けて連敗は免れた。



評価は分かれるが、カルフィン・ヨン・ア・ピンを失い一時逆転されたゲームを追いついた点をポジティブに考えたい。チャンスもあり、最後は攻勢の中で追いつきさらに逆転を窺うことができた。システムも4-3-2-1をベースに進めようとしている点も戦術の成熟を考えるとプラス。
新しいビッグフラッグも登場した。今度は、勝利の魔物を召喚したい、声を出す、手を叩く、選手の背中を押す、ゴールを呼び込む、本当の勝利の魔物は、私たちサポーターなのかも知れないのだ。
posted by おかき at 02:59| Comment(0) | 横浜FC2018観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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