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2018年08月05日

2018年J2第27節 横浜FC-FC町田ゼルビア「水を差された」

7月25日の金沢戦をターンオーバーを敷いて控えメンバー中心で挑んだ横浜FCとしては、先週末の福岡戦はスタメン組に戻して休養十分で臨みたかったはずだ。相手の福岡はこの夏調子を落としており、リーグ戦6戦負けなしの横浜としては昇格争いの相手を叩くチャンスでもあった。
ところが、先週末台風12号が観測史上初めて日本を東から西に横断するというコースを取った為、ゲームは軒並み延期となってしまった。そうなるなら、水曜日のゲームは無理をしてもスタメン組で勝利と言いたくなってしまう台風に好調だった横浜は水を差された。

そして1週間おいてゲームをするのは町田。ここも昇格争いのチームではあるが、町田はJ1ライセンスがないので2位以上に入られてしまうと、自動昇格の枠を奪われてしまうという下手をするとJ1ライセンスがあって緊張感を持ちながら戦う相手より厄介な存在かもしれない。特に上位にいて開き直って戦える分、怖さがある。そして相馬監督も町田で指揮して長く、サッカーのベースはしっかりしている。

ゲームは序盤から横浜の右サイドを積極的に攻撃する町田とそれを受け止める横浜。受け止めてしまったのが後後ゲームを難しくしてしまう。横浜が好調なのは北爪が好調だから。ここに先手を打って、北爪と藤井の間でボールを受けて北爪が下がると、横浜はボールを奪っても北爪が低い位置にいるので、全体を押し上げられない。
渡邊がもう少し前でブロックを作りたいが、それをする前に町田はボールを大きく前方に入れて横浜の守備の網を掻い潜ろうとし、それを食い止めに渡邊も下がってケアをする。渡邊が何度相手FW鈴木とボールの奪い合いをするのを見たか。



低い位置で北爪が引っ張られてしまうなら、いっそ4バックもありなのではないかと考えていた。前半25分を過ぎて給水タイム。給水タイムとは言っても、ベンチ前で指示をするくらいはできる。悪い流れだからこそこういった時間で水を差して流れを変えられるとも思っていた。

前半40分、イバのサイドに散らしたボールを奪われたが、町田の縦パスもズレた。横浜ボールになると思ったが、拾ったスンジンのロングフィードのボールが目の前にいた町田の選手に当たり、そのまま町田ボールに。後ろから走りこんできた町田・平戸にゴールを射抜かれて失点。ミスを繰り返して相手にゴールを許すリズムを悪くする失点だった。
後半立ち上がり、北爪が前線に上がったがボールを奪われ、数的不利の状況でも町田のパスミスのクリアが小さなくなったところを町田に拾われてゴールを許して0-2。



これを見てタヴァレス監督は、システム変更と選手交代に着手。北爪を下げて新加入の瀬沼を入れ、戸島に代えてレアンドロ・ドミンゲスを投入。これで横浜に流れがやってくる。渋滞を起こしていた右サイドを解放して、横浜はバランスが整い始める。サイドにスペースが生まれる。前半もスペースはあったが、前線と後ろの選手との距離感は適切なものではなかった。後半4バックになって、田所がボールに絡みだして、ゲームが動く。

この交代の直後の後半13分。左サイドの田所のクロスに合わせたのはイバ。ほぼフリーのような形で、ゴールにヘディングシュートを決めた。このゴールで町田はクロスの対応が鈍いのがわかったので、横浜としてはそれをもっと突いていくことをしたかった。



横浜の良い流れの中でそれに水を差す失点をしてしまう。縦のボールを受けた町田・中島がボディシェイプでスンジンのマークを外すと中にパスを送る。合わせたのは再び走りこんできた平戸。1点差を追いかける中での痛恨の失点。

それでも希望を捨てない横浜は試合終了前に、新加入の瀬沼のクロスに佐藤謙介が飛び込み2-3と1点差に。これも手薄なファーサイドに上げたボールを難なく押し込んだもの。町田攻略のカギはサイドからファーサイドへのボールだったが、それに気が付くもそれ以上にミスで失点を重ねてしまっていた。



横浜の負けなしもここでストップ。まさしく水を差されてしまったゲームとなってしまった。主審のジャッジの質だったり、町田・相馬監督の暴言みたいな野次もあったが、それ以前に横浜が町田の肉弾戦にお付き合いしてしまい、相手に主導権を奪われてしまった。もっとボールを早く離してサイドの攻防にもっていきたかった。
そして、目先の敗戦だけではない。残り15試合近くとなったJ1昇格争いにも水を差された。J1昇格のない2位町田とは勝ち点差6となった。この後2試合は熊本、讃岐とのゲームが続く。延期された福岡戦がどこに入るかによるが、この試合でもう一回横浜の戦いを取り戻せるか。水を差されたなら、これを良い糧にしたい。
2点目を取った時、佐藤は脇目もふらず自陣に戻った。まだ下を向くのは早い。上位との対決はまだ残っている。上昇気流にあるチームに水を差すのは横浜の番だ。横浜は生き残る。
posted by おかき at 23:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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