2007年08月23日

食べてないのに満腹の訳 U-17W杯韓国の旅 第11幕

天安にある独立記念館。独立とは当然韓国から見た場合の話。
日本からみれば敗戦記念とでも言うのだろうか。そういえば、8/15は
なぜ敗戦「記念」日なのだろうか。まぁ、記念というのは喜ばしい
イメージが付いているだけであって、記念という言葉自体は
思い出となる様に記しておく事(大辞林)」なので、敗戦記念日でも
あながち間違いではない。





独立記念館はその名の通り、韓国が独立した事を記している館。
1987年の8月15日に開館しているのもそれにちなんでいる。
独立というだけあって、展示の大半は1800年代後半からの日本侵略
時代から、解放までが殆どである。







さて独立記念館は広くて、もらった日本語ガイドには、目安となる
所要時間が書いてあるが、その通りに回ったらU-17の試合開始
ギリギリになるので、半分近くの時間で出られる様に行動するのを
心がけて最初の民族伝統館に入る。

が、その心配は杞憂に終わる。説明の殆どは韓国語であり大まかな
流れや内容は把握できても正確に表示を読む事はできなかった。
貴重な文献等もガラスケースに収められてはいたが、読めなかった。



民族伝統館の次は、近代民族運動館。1910年の韓国併合までの
時代の流れが展示されている。閔妃暗殺とか、伊藤博文暗殺やら
出てくる。そういえば昔学校でって話題ばかりだな。
安重根の裁判の再現のコーナーもあった。
そして3・1運動のモニュメントがあったり。





その後は、独立戦争館では、韓国国内だけではなく在米、
在中等にいる韓国人が世界中に日本の侵略に正当性がない事を
伝えて回ったとか。
途中から多少遡って同じ様な事伝えているなとか。
日本軍が行った拷問についても再現されていた。

高校生の頃、私の一番の得意分野は近代日本史だった。その頃の
記憶が足を進める毎に甦ってくる。だが、それと反比例する様に
足は速く進んでいく。それは良心の呵責から逃げたい、自分が
悪いという思いを感じたのではなく、単に飽きてきたのだ。



これが韓国の国民性なんだと思うけど、バランスへの配慮がない。
確かに日本軍が過去に犯した罪は、韓国の歴史にずっと残ると
思う。だが、細かい事実を積み重ねて歴史が作られるものと
思っている私にすれば、そういう部分をすっ飛ばして結果的な
表面上の話ばかりになっていて、一方的なシュプレヒコールを
繰り返していて痛い。
そういうものを最初からずっと見ていると、何も食べていないのに
お腹は知らず知らずのうちに満腹になっている。

とは言っても、この日お昼を食べていなかった。それは、この
独立記念館のレストラン食べるつもりだったから、施設を
見終わって中央にあるレストランに向かうと、何と工事中。
同時にトイレも工事していて使用不可。
もう一つレストランがあるのだが、そこに行く気力も失せた。



もう時間も2時30分近くになっていた。バスの時刻表がないから
天安〜独立記念館は30分だけどもいつ乗れるか計算できない。
記念館の中にある降車場では天安駅までのバスはない様だ。

それで行きに来た道を戻る。そこにバス停があるかどうかは
わからない。でも戻るしか自分に残された手段はない。
かれこれ15分近く歩くと歩道に小屋が!それこそまさに
バス停だった。中で女性が一人で時間を気にしたから確信した。



天安駅は終点ではないが、電光掲示板に「天安駅」が表示されて
わかった。「○○VIP A」という停留所がある事も覚えていた。
こんなに帰りが楽しいバスも珍しい。意気揚々と天安駅に戻って
きた。最初にしたのは、コンビにでキンパプ(韓国風海苔巻き)を
買って思いっきり頬張った事だった。

そしてこれからスタジアムに向かう事になる。
posted by おかき at 13:53| Comment(0) | TrackBack(0) | U-17W杯 韓国の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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