2007年09月09日

2007年Xリーグ第1節 オービック-ルネサス 「嵐に巻き込まれた鴎」

心配された台風は7日午前に関東地方を通過した。気温こそ吹き込む
南風で高くなったが、風は強く吹き体感気温は思うほどでもない。
だが、その強く吹いた風は鴎達を悩ませ続けた。

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第1Q、日本代表である#20古谷(拓)の突破から開始約4分30秒程で
先制のタッチダウンを挙げると、今年副将の#36RB白木がショート
ディスタンスを走り込み14-0とゲームをリードする。
日本代表を多く擁し個々の実力差で勝るオービックがこのまま
着実に得点を重ねていくかに見えたが、この日スタジアムに吹いた
強い風は彼らに悪戯をする。

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日本代表K#1金親のキックオフは強風に煽られて3度の蹴り直し。
センターに向かって右から左に吹く強い風にボールは流され、
思うような場所に飛んでいかない。
そして犯したラフインザパッサーからルネサスに傾いた流れを
止められない。LB#5中井の異議によるパーソナルファウルで傷口を
広げてしまう。
そして、ルネサスQB#9皆川からRB#39近藤へ渡ったパスを、彼が
オービック守備陣を切り裂きタッチダウンを返し14-6(TFP失敗)。

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オービックとしては、不満のある判定だったがそれに激高したまま
自身をコントロールできず、あるいはコントロールできない選手が
その後のプレーで取り戻しつつあった流れをフイにしてしまった。
嫌な流れで今シーズンの開幕は始まった。

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第2Qその流れを払拭するプレーは、守備陣が目を覚まして始まる。
相手のオフェンスを押さえ込み要所要所で前進を許さない。
そしてオービックの若きRB#23古川がタッチダウンを決めて
21-6と突き放して前半終了。
春シーズン彼は日本代表に古谷(拓)が抜けている間、RBとして
結果を残し一番の成長株といってもいい選手だった。その選手が
モヤモヤした空気を跳ね返した。
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後半になるとオービックは守備をアジャストして、ルネサスの
攻撃を完全に押し込んだ。元々守備が強く、特にランプレーに
滅法強い守備陣が機能し始めると、攻撃陣にもリズムが生まれる。

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古谷(拓)はルネサス守備陣の真ん中を突き破っての77YD
独走タッチダウンを決めれば、日本代表に選出されたWR#83清水も
格の違いを見せるタッチダウンを挙げてここでお役ご免。

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第4Qに入るとオービックは点差からQBを#17村上にスイッチ。
昨年の関西学生ベストイレブンに選ばれたQBは短い時間ながら
その力を如何なく発揮。最後は日産から移籍してきたRB#33小島が
タッチダウンを挙げてゲームは49-6で終了。

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終わって見ればオービックの圧勝に終わった試合になったが、
序盤の流れの悪さは毎年日本一を争うチームとは思えない
ゲーム運びであった。
リードした勢いで後半はドロープレー中心となり、またチームの
層の厚さや部員数の差でオービックに凱歌は上がったが、
流れを自分達で悪くしているシーンやあまりに多い反則数
(オービック15、ルネサス1)は相手がXリーグ未勝利チームとは
思えない戦いぶりであった。
タッチダウンを許したシーンは、ルネサスのチーム名である
ハリケーンに片足を突っ込んでしまうかに思えた。
オービックシーガルズのシーガルズとは鴎。鴎が日本一高く飛ぶ
為には、まだまだ苦難があると感じられた試合だった。
posted by おかき at 04:28| Comment(0) | TrackBack(1) | アメフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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