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2008年04月06日

2008年JFL第5節 横河武蔵野FC-ガイナーレ鳥取

Jリーグ準加盟を果たしたガイナーレは今シーズンに向けて、Jリーグ
経験者を多数補強した。元日本代表の小村をはじめ、湘南で10番を
背負った吉野、FC東京でU-18代表にも選出された小澤らは即戦力として
このチームに結果をもたらす事を求められた。
また、昨シーズンの途中から監督に就任したタイ人のラオハクルは、
その独自のコネクションで外国籍の選手を入団させた。JFLを
見渡しても外国人が4人も所属しているのはガイナーレだけである。



横河はそれとは対照的に、元Jリーガーも何人かはいるが、全選手
企業に就職して働きながらサッカーを続けている。2003年に会社の
同好会から発展解消してクラブチームとなり、当初は苦戦したが
古矢前監督が率いた4年という長期政権の下で2006年は6位になり、
昨年は横河でプレーしていた依田コーチが監督に就任し、7位に
終わったが一時期は優勝争いに食い込む活躍を見せただけに、
今シーズンもクラブチーム、アマチュアチームの雄としての活躍が
期待される。

それにしてもこの両チームの試合には因縁があるのは手元の
ガイドブックを見ればわかるだろう。33試合で12ゴールという不動の
ボランチだった原島と、前線の核だった大多和が今年横河から
ガイナーレに移籍。横河のサポーターは彼らの弾幕を逆さにして
吊るしていたのは、この移籍に対する彼らなりの答えだろう。



前半から試合は一進一退の攻防を続けていたが、組織的に構築されて
いたのは横河。高いプレスからボールを奪うと速攻。ガイナーレの
裏にボールをどんどん蹴り込む。鳥取のDFは裏に脆い。


その脆さが失点に結びついたのが前半19分。横河の選手を倒し
与えたFK、右サイドからPAに放り込まれたボールは競り合いから
裏に。そこで完全にフリーになっていた林が、右足を迷わず振り
ぬいて豪快にネットを揺らし横河が先制した。



反撃に出たい鳥取だったが、コートジボワール人のハメドが
ボールを持つと勢いが出るが、中盤でのボール回しは遅く
チャンスというチャンスは少なく、遠くから苦し紛れの
ミドルシュートを打つのが精一杯だった。特に4番のアドゥールは
直ぐに諦める癖を持っていて、中盤の守備は吉野一人で受け持って
いると言ってもよかった。



その悪い流れをガイナーレは断ち切れない。前半37分には裏に
飛び出そうとした横河の選手をDF戸田が倒してPKを献上。これを
横河・太田に決められて前半だけで2点差がついてしまった。



後半、ガイナーレに勢いが戻る事はなかった。選手個々の意図が
バラバラでゴールに迫る事が出来ない。チームの戦術がまるで
存在していなかった。左右に振りたいのか、縦に当てたいのか、
足元ばかりに捌かれるパスは、責任逃れに見えて仕方なかった。
後半最後の最後44分に後ろからのロングボールに走りこんだ
実信がゴールを返すのが精一杯。



凱歌は横河に上がった。難しい事はせず、積極的なプレスと
裏への飛び出しを繰り返していた。また、点差があれば無理を
犯さず守備を固め逃げ切りを図るなど、選手間で意識統一が
出来ているのも強みだ。チーム内の完成度に関して依田監督は
「50%くらい」と話していたが、第5節まで負けなしの今
完成度がより高くなればどの位強くなるのか楽しみだ。
posted by おかき at 01:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ├JFL、地域リーグ等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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