ふと、そんな思いが湧いてきた。
雨音薫(YUI)は、太陽の紫外線に晒されてしまうと、死に至る
XPという病気を煩っている。この病気のお陰で彼女は太陽が沈むまで
家から出る事はできなかった。学校も行けなければ、遊びにも行けない。
そんな彼女に出来る事は歌を歌う事。
真夜中にロウソクの灯りなら薫の姿も心も映し出す事ができた。その歌に乗せて。
暗闇の中をぼんやりと生きてきた薫の心を動かすものが現れる。
それは藤代孝治(塚本高史)との出会い。彼女の声が人の心の琴線に
触れる様に、孝治との出会いは彼女のそれを激しくかき鳴らした。
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