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2016年09月13日

2006年Xリーグレギュラーシーズン第2節 オービックシーガルズ-明治安田Penta Oceanパイレーツ

この試合の観戦の目的は、今年シーガルズに加入したQBジェリー・ニューハイゼルを見る為だ。最近Xリーグでは外国人QBが増えている。今年も富士通のコービー・キャメロン、IBMのケビン・クラフト、相模原ライズのデビン・ガードナーらは注目の的だろう。外国人QBがXリーグのレベルを一つ上に上げたと言っても過言ではない。

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視野の広さ、プレーコールの引き出しの多さ、フィジカル、パス技術。どれも日本人QBの多くを凌駕しながらもNFLにもかからないのだから、アメリカのアメフトの層の厚さを目の当たりにした。
そして、今年からシーガルズも外国人QBを招聘を決断。そのジェリー・ニューハイゼルを見る良い機会と思いきや、この試合はスタイルしただけでお休み。残念。

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試合は、そのジェリーを休ませるだけの余裕があった。開始早々にシーガルズがタッチダウンを奪うと第1Qにも#85萩山へのタッチダウンパスが通り追加点。14-0と余裕の展開になったが、第2Qになり、明治安田の反撃に遭い、ロングパスを通されて前進を許すと最後は15ヤードのタッチダウンパスを許して14-7。#37加藤の51ヤードのタッチダウンランで突き放す。

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2015年11月01日

2015年Xリーグ2ndStage IBMビッグブルー-オービックシーガルズ

諸事情があってアメフトの観戦記を書くのはは3年ぶりくらいになる。一番大きいのは、J2の日程が日曜固定になったことで観戦に行く機会そのものが減少してしまった事。さてその間に何が一番変わったかというと、今日本のアメフト界を席巻しているのは、外国人QBの存在だ。それまではその高い身体能力を活かして、DBやLB、DLというフィジカルスキルが求められるポジションでプレーする事が多かったが、IBMのケビン・クラフトの加入は日本のアメフト界を驚かせた。

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彼の登場でパススピードとコントロールが向上しWRのミスが減少するだけでなく、日本人QBとは比較にならないフットボールIQがそのチームに注がれた。エリアによって、時間によって、ダウンによって何をしなければならないのか、一つ一つがロジカルに整理されていった。そのIBMの活躍を見てなのか、富士通はコービーキャメロンを向かい入れて昨年はJAPAN X BOWL優勝、そしてライスボウルまで制した。今年はさらに相模原とアサヒビールでも外国人QBが加入し、チーム力を向上させている。

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いまからちょうど10年前オービックにケビンジャクソンが来た時と似ている。彼が来てその年にチームを日本一に導き、MVPも獲得。各チームはその驚異的な破壊力を持つ外国人DLへの対応を迫られた。オービックシーガルズは常に先手先手で新しい事を追求するチームだったが、今は他のチームの後塵を拝してしまっている。秋季リーグで2敗する事が話題になる位強いチームが追い込まれている。
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2012年01月05日

2012年第17回さくらボウル 武庫川女子大学ジェントルブリーズ-阪神ライオッツ

さてさくらボウルである。今年もこの試合を見ずして、一年は始まらない。というかアメフト的には、タッチフット的にはこの試合が一年の締めでもある。さて試合は当初18時キックオフとアナウンスがあったのに、いつのまにやら17時50分開始になっていた。座ってなければ気が付かない。



試合は第1Qは一進一退の攻防。前半レシーブはライオッツだったが宣言パントで攻撃権を武庫川に明け渡す。武庫川はQB#65前原を中心にして敵陣15ヤード付近まで攻め込むが、ライオッツ守備陣がパスをインターセプトして攻守交代。だがライオッツもその攻撃権を生かせず前進できないまま第1Q終了。

ところが第2Qにゲームは大きく動く。開始直後パントで武庫川は自陣深い位置からのオフェンスの際に、エンドゾーンでタッチされてボールデッドとなりライオッツがセーフティで先制。意外な形でライオッツに先制点が入る。

だが直後のライオッツの攻撃は、WR#6加藤を狙ったパスを武庫川にインターセプトされ、ゲームの主導権をつかみきれない。逆に武庫川はそのまま時間をかけてドライブすると、第2Q残り1分51秒QB前原からWR三宅へのパスが通り逆転のタッチダウン。TFPも決まり7-2とする。
ところがライオッツがその直後の攻撃シリーズで逆転をする。QB#17吉田からのパスは、3本続けてWR加藤にヒット。最後は右サイドで加藤がキャッチして再びライオッツが逆転。7-9とライオッツがリードする形で前半が終了した。



リードはされているが、ボールのポゼッションは武庫川の方に分がある。加藤がターゲットになっているライオッツと比較しても、三宅、大本、中村と引き出しが多い武庫川の方が迫力がある。

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2012年01月04日

第65回ライスボウル オービックシーガルズ対関西学院ファイターズ

まさしく道化師の本領発揮と感じた。キックオフでオンサイドキックを仕掛けてカバーして攻撃権をつかむと、直後にはオービックQB#6菅原のパスをインターセプトして波に乗った。
オービックは仕掛けてくるオフェンスに王者らしく構えてしまった事で、後ろ重心になりどうしても思い切りが悪くなり、タックルミスを連発した。関西学院がオービック有利の下馬評を覆す先制のタッチダウンを上げるには時間はかからなかった。第1Q5分40秒関西学院はRB#43望月がエンドゾーンに走りこみ先制。
守っても日本代表を何人も擁するオービック攻撃陣の足を止め、レッドゾーンの攻撃もタッチダウンを許さずFG押さえる。



QB#18畑の捉えどころのないクォーターバッキングが光る。数日前に見ていたテレビの中に出てくる道化師<ピエロ>のようだ。飄々としながらも、穴にはピッと鋭いパスを通してくる。攻撃で様々なオプションを持っているから、オービックが的を絞れない。第2Qには畑が自ら15ヤードを走りきりタッチダウンを上げて3-14と突き放す。



ただオービックも第2Qにはアジャストをし始めて、関西学院のラン攻撃は殆ど距離が出なくなっていた。特にエンド付近を抜けるプレーはオービックの当たりも激しくなった。守備は第1Qほどやられていない。オービックは後半攻撃がどう立て直すかが鍵だった。
関西学院は、観客を魅了するフットボールをしているがオフェンスは出なくなり始めた。まだ隠し玉があるのか、畑のプレーに比重がかかり始めると厳しくなる。

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2011年12月20日

2011年JAPAN XBOWL オービックシーガルズ-富士通フロンティアーズ

風の吹かないはずの東京ドームに嵐が吹き荒れた。その中心にいたのはWR#18木下典。3-10と富士通に7点のリードを許した直後のキックオフ。自陣深くでボールをキャッチすると、WR#83清水へのトスのフェイクを見せておいて、ブロッカーを追い抜くとグングンと加速して、無人のフィールドを一気に駆け抜けた。9-10と1点差に追い上げる。



このタッチダウンは1点差に迫る以上の意味をもたらした。大きな舞台での逆転劇はオービックが得意とするところ。後半になって、こうしたキックオフリターンやパントリターンをタッチダウンにつなげて流れをグンと引き寄せるのはもう何度も見慣れた光景である。昨年の秋季リーグの富士通戦も同じで、前半0-10とリードを許していたが清水が後半最初のキックオフをリターンタッチダウンにし、畳み掛けたのは記憶に新しい。NFLに最も近いといわれた木下が今度はそれを再現するかの様なキックオフリターンタッチダウンだった。金親のキックこそ失敗したが、ゲームはオービックに傾く。

富士通のノーハドルオフェンスにオービックがアジャストして対応する。サイドライン近辺へのパスとRB#6神山、RB#30金らを使ったオフェンスが機能しなくなる。オービックのファンの発するクラウドノイズが、富士通のサイドラインから出るプレーコールを遮り、逆にノーハドルオフェンスのリズムを悪くしてしまう。前半ほどテンポよく攻め込めない。



逆に勢いの出てきたオービックは、最終第4Qにゲームをひっくり返す。自陣深くからのオフェンスだったが、またしても木下へのロングパスがヒットし前進。最後は10ヤードを木下が富士通守備陣をあざ笑うかのようなスピードで翻弄し3人の隙間を駆け抜けて15-10と逆転。TFPに失敗しているオービックは2ポイントコンバージョンを狙う。

QB#6菅原からハンドオフでボールを受けたRB#20古谷はダイブすると見せかけて、ボールを高々と前方にパス。ダイブしてくると待ち構えていた富士通のLBは虚を突かれ動くことも出来ないまま、エンドゾーンにいたTE#89森がガッチリキャッチして17-10と逆転。残り10分30秒。
オービックの勢いはこれでは終わらない。自陣34ヤードからのオフェンスで、菅原はまたしても右サイドを走る木下典にパス。スピードで相手DBを振り切っていた木下典は、キャッチをすればさえよかった。エンドゾーンに走りこみ24-10とリードを広げる。

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2011年12月05日

2011年XリーグFinalステージ オービックシーガルズ-鹿島ディアーズ

前半が終わって「こんなはずじゃ」と思ったのは、選手だけではなくファンも同じ。24-13と伝統的に守備の良いチーム同士の戦いとは思えないハイスコアのゲームとなった。

オービックと鹿島。この2チームはいつも熾烈な戦いを繰り広げてきた。2010年はタイブレイクの延長戦の末にオービックが勝利したが、ここ5年を見ても、毎回7点以上差がつかないという手に汗握る僅差の試合を両チームは続けてきた。そして、昨年のFINALステージの準決勝と全く同じ顔ぶれで、再び合間見える両者。



このゲームは序盤から、前半レシーブとなったオービックが鹿島を圧倒する。第1Qから萩山と古谷タッチダウンとFGで17点。鹿島は日本代表の#14青木のFGで3点を返すのがやっとの状況。いつもいつも苦しめられる鹿島が前進する事すら苦しんでいる。圧倒的なライン、ボディーブローの様に効くランは影を潜めた。
今シーズン鹿島は新人のQB加藤を関西学院大から獲得し、パスとランを組み合わせたオフェンスに取り組んでいる。だが、それはまだ過渡期なのだろう。結局パスよりクイックネスでQBのスクランブルでの突破も多く、ここぞというところではラン主体で進むしかなかった。



オービックは伝統的に強い守備はそのままで鹿島を圧倒。パスカットからのターンオーバーやキックオフリターンのファンブルリカバーと大暴れ。結果インターセプト4つにパスカットが8つと鹿島に自由なゲームをさせなかった。

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2011年11月07日

2011年Xリーグセカンドステージ オービックシーガルズ-オール三菱ライオンズ

セカンドステージで49-0。結果から言えばオービックシーガルズの圧勝でゲームは終了。全てのクォーターで2桁得点を奪う完勝。オービックのファンでなくとも、退屈になっていたに違いない。実際シーガルズが広めたクラウドノイズも、点差の付いたゲーム終盤は前半のそれほどではなかった。



ゲームは試合開始直後にオール三菱がインターセプトで攻撃権を奪い、リズム良くどこまでオービックに衝撃を与えられるかが鍵だったがその攻撃が止められ、逆に60ヤード近くのタッチダウンランをオービックWR#83清水に許してしまうとゲームの流れはオービックに傾き、それ以降オール三菱はオービック陣内に入るのも難しい状態が続いた。



オービックの守備陣は、オール三菱の攻撃陣が2回ほどオービック陣内10ヤード付近まで侵入した際も、タッチダウンパスを2回とも#27松下#24矢野川がインターセプトして得点を許さない。

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2011年09月08日

2011年XリーグセントラルDiv第1節 オービックシーガルズ-ノジマ相模原ライズ

「日はまた昇る」そんな思いから名づけられたチーム名の通り、相模原ライズは最後まで激しく粘った。試合にこそ敗れたが、負けてまた強しと思わせる試合展開だった。何せ相手は昨年日本一になったオービックだった。特に今年オービックから加入したQB木下、復帰となったRB杉原はオービック守備陣を何度も翻弄した。



オンワードオークスが無くなったのが2008年シーズン。そこからX3、X2と勝ちあがって今年また戻ってきた。DNAこそオンワード時代にあったものだが、ライズになってからはより地域密着の姿勢を打ち出して、新しい形のチーム運営を模索している。自分自身が相模原在住という事もあり、オービックを除くチームの中では結構気にしている部類のチームである。

第4Q開始時には17-6とオービックが優勢だった。それでも杉原、宮幸のラン、木下のスクランブルで前進するとレッドゾーンのオフェンスは失敗しFGとなり、これを決めて17-9となる。1ヤードまで迫られたのだからそれをFG=3点で凌げたオービックとしては十分だった。残り10分近くで9点差。時間を上手く使いながらもう一回タッチダウンを挙げれば16点差、FGでも12点差となり試合はほぼ決まるのだから。
ところが、次の攻撃シリーズでオービックはこの試合3回目のファンブルロストによるターンオーバーを喫し、そのままFGに繋げられて17-12と追い上げられる。
ランで時間をコントロールしながら前進しようと考えすぎて、肝心のボールの扱いが疎かになっていた。QBとRBがハンドオフでクロスした時に、オープレッシャーで落としているのでは、今年も日本一とは恥ずかしい。

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2011年05月23日

2011年東日本交流戦オービックシーガルズ-明治安田パイレーツ

鮮烈というべきか、あるいは驚愕、はたまた納得のか。日本でNFLに最も近い男と呼ばれた木下典明はその実力を如何なく発揮した。第1Qのタッチダウンこそ、ほぼフリーな状態でボールが落ちてくるのを待っていれば良いだけだったが、第3Qには32ヤードからのショートパスを受けると明治安田守備陣のをスルスルとかいくぐり32ヤードのタッチダウンを決めた。ブロッカーがキッチリと道を作っていた事もあるが、スピードを落とさずに危機回避しながら敵陣を切り裂き、最後はタックルですがる相手DBをも引き摺りながらエンドゾーンに飛び込むプレーには観客も度肝を抜かれた。



これでも終わらない。第3Q終盤、後ろから飛んでくるボールをスピードに乗って見事キャッチして35ヤードのタッチダウンパスを完成させてこの日3タッチダウン。練習参加が先週からという中で、ビッグプレイを披露した。



彼の登場に発奮したのがWR清水。オービックの大黒柱だが、今年のW杯日本代表メンバー一次発表の中に名前はなかった。その彼が春シーズンでも目の色を変えてプレーしていた。拾わなくてもいい様なパントのボールでも果敢にチャレンジして数ヤードでも前進する気持ちを見せていた。若い萩山もショートヤードながら2タッチダウンを挙げて、日本代表に選ばれた勢いを持続している。



ゲームは序盤からオービックが支配。前半だけで3タッチダウンを挙げて21-0と優勢にゲームを進めると、後半もその勢いは衰えず26点を加算して47-0と大勝した。

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2011年02月27日

2011年第4回アメリカンフットボール世界選手権アジア地区予選 日本代表-韓国代表

日韓戦と言えば、結果に関わらずお互いをライバル視し、試合ではピリピリしたムードが漂うのが常である。サッカーでも野球でもいつも日本の前には韓国がいて、韓国でも同様に日本が目障りな存在であると認識されているだろう。しかし、殊この試合に関して言えば、W杯アジア枠「1」の座を争うゲームにも関わらず韓国は殆どの時間を沈黙とため息で過ごすことを強いられた。



前半日本のレシーブで試合が始まる。リターナーはXリーグ屈指のRT#7清水謙。その最初のリターンから韓国代表を置き去りにする。オービックのチームメイトであるWR韓高志の鋭いタックルを交わすとグングンスピードを上げてドライブ。味方のブロックもあり、約70ヤード近くを走り抜けた。絶好の位置からのオフェンスをいきなりタッチダウンに繋げた。

開始からたった数分でタッチダウンを日本代表が挙げると、直後の韓国代表の攻撃をパントに追い込むとDB#16三宅がP崔慶浩のキックをブロックし、こぼれ球をそのままエンドゾーンに持ち込んで追加点。これで14-0。



それでもリードを広げた日本代表の勢いはなくなる事はなく、韓国オフェンスのパスをインターセプトして日本代表が攻撃権を取り戻すと、最後はQB#6菅原から左サイドで待ち構えていたWR#12前田にパスが通り21-0とした。
その前田が再び魅せる。韓国オフェンスのパントを拾うとエンドゾーン残り1ヤードまでビッグリターン。これを鹿島の同僚RB#25丸田がエンドゾーンに穏やかに入り込みタッチダウン。



このまま28-0と日本代表がリードして第1Qが終了。その点差だけでこの試合の行方を観客は悟ってしまった。そうすると勝っている側も負けている側も、試合への興味を失ってしまう。強いヒットでも、良いプレーでもスタンドは静寂が包み始める。
この試合に先立って日本代表森ヘッドコーチが記者会見で「簡単に勝てる相手ではない」と言っていたのだが、相手へのリスペクトは当然ではあるが、それが皮肉やブラックジョークにしか思えなかった。

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posted by おかき at 12:42| Comment(0) | TrackBack(0) | アメフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする