もう開幕まで二ヶ月を切った。まだ代表選考を行っている日本代表は、
この日在日米軍選抜と対戦した。

米軍と耳にすると屈強そうなイメージがあるが、試合内容には
反映できなかった。というのもアメフトは個人の能力に戦術を
加えて戦うものであり、この戦術が機能しなければゲームは
コントロールできないのである。

結果から言えば、日本代表候補が91-0と在日米軍を圧倒した。
日本代表は未だ「候補」であり選考対象の試合であり個々の
モチベーションは非常に高かったが、相手の米軍は全く組織されておらず
ゲームの内容としては見るべきものは少なかった。

阿部日本代表監督が出した「サイズの大きな相手としたかった」との
要望の為、本当にその為だけと思えてしまう位、米軍の組織は
整備されていなかった。プレーブックも何も殆どないのだろう。
QBはフェイクプレーもなければ、ブロックも個々で考えて行うだけ。
殆ど真っ直ぐに走るWRとRBがターゲットでは完勝も当然で、
実際許した1stダウンは2回で、第3Qに入るまで自陣に侵入される
事もなかった。
大体ハドルで人数が12.13人もいて(アメフトは攻守ともに11人)
ゲームを開始する反則を何度も取られているチームなのである。
近くで関係者が「13人いるぞ」と言った時には、観客から失笑が漏れた。
この程度の試合で入場料を取る理由も理解できない。
来月また行われる在日米軍との試合を積極的に観戦する気持ちが萎えた。
またワールドカップ全体の準備について、様々な疑問が出てきた試合でもあった。
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