2006年12月04日

2006年第52節愛媛FC戦 写真ドキュメントその2


アレモンが豪快に叩き込んで横浜FC追加点


城にみんな抱き付きます。

P1060011.jpg
2点差が付いて、北村が最後の三ツ沢のフィールドに立つ

P1060020.jpg
監督が判定に抗議し、退席を宣告されました

P1060023.jpg
北村はその皆の思いを乗せて頑張ります。

P1060026.jpg
パスを出さないルイスに半ギレのアレモン

P1060029.jpg
そんな事はお構いなしのルイス

P1060039.jpg
アレモンの土下座も届かず

P1060039.jpg
そして歓喜の瞬間が訪れた

P1060046.jpg
タイムアップは幸せの時間が終わる時

P1060051.jpg
ブラジルに帰りたそうなコメントをしていたアレモンも涙

P1060058.jpg
まるで親子みたいな光景

P1060063.jpg
別れが来るのは愛媛も同じ。

P1060072.jpg
選手を胴上げしてました

そして、試合終了の後には表彰式

続きを読む
タグ:横浜FC 愛媛FC
posted by おかき at 21:53| 神奈川 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年第52節愛媛FC戦 写真ドキュメントその1

P1050835.jpg
愛媛FCのアウェー側への挨拶でゲームが始まる。

P1050848.jpg
今季限りで韓国に帰る崔成勇

P1050851.jpg
ちょwwwKAZUwwww

P1050871.jpg
城はもう穏やかな顔をしています

P1050864.jpg
こちらも戦力外通告が噂される一人

P1050868.jpg
沢山の風船が空に放たれます。

P1050871.jpg
みんな城のユニを着て登場です。

P1050851.jpg
愛媛サポも負けじとオレンジになってます。

P1050873.jpg
今度は全員でボールに祈ります。

さぁ今シーズン最後の90分が始まります。

続きを読む
タグ:横浜FC 愛媛FC
posted by おかき at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月03日

2006年J2第52節 横浜FC-愛媛FC 「決別」

選手の入場と共に、空に放たれる1万個の青い風船。それを見て、
観客達は「凄い」「キレイ」と口にする。
しかし、この光景がこのクラブに携わった人間の魂つまりは思いを乗せて
「上に」向かって飛んでいくと私は思った。
バックスタンドに貼られたこのクラブに所属した選手やスタッフの名前が
書かれた幕と天に上がっていく風船。私達は歴史の1ページを開いたのだと。

P1050868.jpg

P1060162.jpg

最終戦というのはいつも不思議な空気が流れる。J2の場合、最終戦が
契約非更新の選手が発表された後に行われる事が多く、まるでこれから
遠距離恋愛になってしまうカップルの駅のプラットホームでの見送りの
場みたく、女性サポーターはその瞳をうるうるさせて見ているに違いない。

P1050871.jpg

P1050846.jpg

今年は横浜から旅立つ巨星・城がそのピッチにいた。城は試合前から
選手一人一人と抱き合い、名残り惜しさを感じているというより、
最後のプレーを楽しみたいという笑顔に溢れたシーンであった。

P1050873.jpg

城の現役引退のカウントダウン残り90分が今始まる。

続きを読む
posted by おかき at 03:23| 神奈川 ????| Comment(0) | TrackBack(2) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月27日

2006年J2第51節 サガン鳥栖-横浜FC 「降り止まぬ雨はない」

横浜FCが昇格争いをする事に一番のライバル心を燃やしているのは、
実は鳥栖なのではないかと思ってる。ここ数年の弱小チームが
似ているという事ではなく、そもそもの成り立ちが近いものがある。

P1050669.jpg
サポーターからの信頼の厚いクラブ・サガン鳥栖。

今のサガン鳥栖は鳥栖フューチャーズが解散し、生まれ変わって
作られたチームである。当時資格を持っていたJリーグの準会員もなくなり、
任意団体からの出発をしてJ2まで辿り着いたチーム。
J2でも当初は弱小チームに甘んじていたが、松本育夫氏が監督になって
ここ数年で着実に強くなっていて、今年も昇格の目は消えたが現在4位。
観客動員数もJ2で4位。上位3チームが仙台、札幌、柏という観客が
多い事で知られるチームを相手にして堂堂の数字である。

P1050659.jpg
来期から松本GMになる、松本監督。ガッツポーズも見せた。

横浜FCも横浜フリューゲルスの消滅を受けてできたクラブである。
99年に産声を上げ特例措置でJFLに参入。2年連続で優勝を果たしJ2に。
しかし、横浜FCを待っていたのは苦難の歴史だった。
01年に参入後の最高順位は04年の8位という、散々なものだった。
昨年は11位と昇格云々ではなかったクラブである。

P1050671.jpg
挑戦者という姿勢はいつも消えない。

この両チームを生まれ変わらせたのは監督。松本、高木という両監督の
存在は大きく、選手からもサポーターからもそしてクラブからも信頼が厚い。
この二人が作ってきたチームの集大成が、この51節という鳥栖にとっては
ホーム最終戦、横浜にとっては昇格戦線という重要な位置で激突する。

続きを読む
posted by おかき at 02:35| 神奈川 ?J| Comment(2) | TrackBack(1) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月24日

2006年J2第50節 横浜FC-徳島ヴォルティス 「夢見てもそこに流れるのは現実」

あの日私達の夢路はここから始まった。97年9月7日の国立競技場。
カズと城という日本が生んだ当時最高の2トップが捧げた祈り。
その後、紆余曲折はありながらも日本代表は、ワールドカップ出場を果たす。

まさにあの日と同じ様に彼らはここ三ツ沢にいて、ワールドカップに
比べたら遥かに小さな夢「J1」昇格に向けて祈りをこめた。
時が流れたのは彼らの周りにいた私達だけの様に。

P1050567.jpg
キックオフ直前にボールに祈る2人。9年前のあの日が甦る。

長く瞼を閉じているとそのちょっと昔の思い出が甦ってくるが、
大西主審の吹くキックオフの笛がそのふらふらした眩暈を現実に引き戻す。

P1050570.jpg
試合開始直後の城。笑みがこぼれるその心に去来したものとは?

もう城は今年限りなのだと。来年私達がどこのリーグにいても
彼はそこにはもういないのだと。この試合を含めても最大で5試合しか
彼を見る事はできないのだと。
笛が鳴った時、彼ははにかんだように少し笑った。


続きを読む
タグ: 横浜FC J2 徳島
posted by おかき at 02:53| Comment(2) | TrackBack(2) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月19日

2006年J2第49節 ヴィッセル神戸-横浜FC 「真紅」

試合開始前から神戸のゴール裏は、見渡す限りの赤。このクリムゾンレッドで
埋め尽くされたゴールに加え、バック自由、バック指定などもペーパー
配布されて横浜側と空席以外は赤く染まる。
圧倒的な敵意を感じないのは柏と違うところ。同じ港町であり、空気に
誇りと優雅なスタイルが気品に溢れている。
逆に横浜は、300人とも400人とも言われたサポーターがゴール裏に集結し
アウェイゴール裏にある防音壁を突き破る位の声を出し、ホーム神戸の
サポーターに負けない存在感を示す。

P1050513.jpg
横浜サポはアウェイでも300人近くがウィングスタジアムに集結した

上位の直接対決シリーズもこれで最後。この試合が終わった後に3位になって
いたものは自力自動昇格の目が消えてしまう。特に横浜は神戸より下の順位に
いて、勝利以外突き放されると思わなければならないという厳しい試合になる。

試合は、開始よりこれが天王山という展開になった。

前にも書いたが、横浜と神戸のスタイルは正反対なれど、全員が動く戦いは
同じだ。全員攻撃全員守備の横浜、連動性運動量の神戸か。
神戸をチームマスコットの牛に例えるなら、歯が牛ステーキを噛み切れるか、
それとも肉が横浜の歯茎である筋持久力を疲弊させるか、
口を閉じたウィングスタジアムの中、そのイメージが飛び込んでくる。

P1050376.jpg
全員で円陣を組み気合を入れる。

試合開始から城がいきなりシュート。枠にも飛ばなかったが狙うという
姿勢がヒシヒシ伝わってくる。試合が進むにつれて、優勢に立ったのは横浜。
神戸にいつもの連動性が見られない。サイドでフリーになるまではいくが、
その先で味方に選手が絡んでこない。アツが持った時だけは迫力があり、
信頼感があるから絡めるが、朴らが持ってもサイドを追い越していく動きは
一歩遅く、中島がこの部分をストップさせた。

キムテヨンを怪我で欠くのは相当痛いはず。4-3-3の1ボランチを
こなしていた選手が10月に離脱。この試合も丹羽で埋めてきたが、
機能しているとは言いがたかった。城は、挟み込まれないと感じ
菅野にロングボールを放り込む様に指令を送る。
攻撃でも絡んでいるとはいえなかった。この部分を横浜が制する事が
できる様になり始め、横浜は押し上げられる様になった。

P1050417.jpg
ゲームの多くの時間で消えていた神戸・丹羽

前半35分。それまで拮抗していた試合が動く。丹羽がボールを持ったまま
パスコースを探している内に、滝澤が前線から激しくプレッシャーを
かけてこれをカズと強奪。カズは右に開いた智吉へ。
智吉は神戸・坪内と対峙するも、構わず中央にクロス。
DFを振り切ってフリーになった城がヘッドで合わせ先制点が生まれる。
丹羽の躊躇、萩の目測ミス。些細なミスが失点を生んだ。

P1050437.jpg
先制点を決めた城はカズと抱擁。

P1050456.jpg
城が「守備が楽しい」というまでになり、攻守に活躍した。

横浜がリードして前半を終える。横浜は一番望んでいた先制点。
相手のミスに乗じて生まれた先制点。勢いは横浜にあった。

続きを読む
posted by おかき at 11:54| 神奈川 ?J| Comment(0) | TrackBack(2) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月12日

2006年J2第48節 横浜FC-東京ヴェルディ1969 「Vから始まる道」

それは突然の事だった。来年のクラブメンバーの更新用紙が届いた。
その中に来年の年間チケットの申し込みの欄も掲載されていた。
来年のチケットの価格も公表せぬまま、「今年の価格と比べて安く
なっています」と言われてもピンと来ない。
第一来年どちらのリーグで戦うのか決まってもいないのだ。

P1050306.jpg
試合前に雨の中、ハエを捕まえようとする水原と高木。

この先の見えない中で、クラブメンバーに何を求めているのか
誰もわからないでいる事だろう。
この衝撃も冷めぬまま土曜日の2週間ぶりの試合を迎える。

P1050311.jpg
雨の中登場のビッグフラッグ

ヴェルディはシウバと平本という俊足2トップに、サイドにマルクス・広山と
いう私が考えている限り一番強い布陣を敷く。ここ数戦FWで起用されているが
広山の本職であるサイドの突破は破壊力満点。左右両方に起点が出来て
俊足FWといういやらしいゲームになる事が予想される。
最初からこの布陣でシーズンを戦っていれば、もっと上位にいたはずである。


続きを読む
posted by おかき at 10:23| 神奈川 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月28日

2006年J2第47節 柏レイソル-横浜FC 「コブシヲニギル」

岡田主審の両手が上がり、試合終了のホイッスルが鳴り響いた時、横浜
ゴール裏はまるで勝利したかの様な歓喜に襲われた。昇格を争う相手に
常に先手を許す苦しい試合展開を引き分けで凌ぎ、勝ち点を詰めさせなかった。
だが、そこに辿り着くまでは幾多の困難を乗り切らなければならなかった。

柏は前節愛媛に3-1と破れ、横浜は勝利し勝ち点差が「4」と開いての
直接対決。残り6試合で勝ち点差4は非常に厳しい点差ではある。
しかしながら、この直接対決に勝利すると勝ち点差が「1」に
縮まるだけでなく、自力優勝の可能性も出てくるという大きな試合。
出場停止から山根が復帰し、ディエゴも怪我を押しての強行先発。
もっと深刻な怪我のフランサもベンチに入る等、スクランブル体勢を敷く。
この試合にかける強い意気込みはメンバーを見ただけで、ヒシヒシと
伝わってくる。
しかし、南の欠場は予想外だったか。

P1040816.jpg
このゲームの演出家、野口ピント。不安定なセービングとキックばかりだった

P1040766.jpg
柏は"本当の"ホーム・日立台での試合に命運を託す

横浜はチームの根幹の部分は代えずにこの試合に臨んだ。「1/48」と
語る高木監督らしく、冷静にチームをなるべく触らない方向でもってきた。
出場停止が明けた早川がCBに戻り、ヨンデもボランチに戻った。
前線の2TOPは守備面を考えてのカズ・城の2TOP。
横浜の守備の仕方は変わらない。縦へのボールへの対処、サイドのケアも
前節と殆ど同じだ。

P1040772.jpg
横浜の試合前の円陣。

試合前のイメージからすると、横浜が守ってカウンターというシーンを
想定している人間が多かったと思うが、試合が始まってからロングボールが
多かったのは柏で、ディフェンスラインがボールを持つと、サイドの平山、
前線の鈴木・山下らに一気に放り込む。横浜のサッカーを散々「カウンター」
「引きこもり」と罵倒してきた自分達がそのサッカーを実践している。
もうなりふり構っていられないというある意味焦りが感じられる。

P1040787.jpg
中島はコンディショニングが優れていなかったのか、攻撃は消極的だった。

P1040789.jpg
ディエゴは柏の全ての得点に絡む貢献度もプレーも素晴らしい選手

前半27分、左サイド。柏・ディエゴのFKは美しい弧を描いて岡山の頭に。
ロングボールが多くなりつつあった柏の中盤で、味方のボールを上手く
引き出していたディエゴの綺麗なFK。岡山には山口・ヨンデが付いていたが
落下点に簡単に入られてしまった。岡山の先制点で、このゲームが動き出す。

続きを読む
タグ:横浜FC J2 昇格
posted by おかき at 23:45| 神奈川 ????| Comment(0) | TrackBack(4) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月22日

2006年J2第46節 湘南ベルマーレ-横浜FC 「餞別」

平塚市には、馬入橋という相模川に架かる橋がある。この「馬入」という
名前の由来は、かの源頼朝がこの川に架かる橋の落成式で馬に乗って橋を
渡ろうとした際に、急に馬が暴れ川に落ちて頼朝も落馬しそれが原因で
翌年死亡した事から、相模川の河口付近と橋は「馬入川」「馬入橋」と
呼ばれる様になった。
この試合、横浜FCにとってはまるで頼朝の様に足を掬われかねない
厳しい試合になった。

P1040638.jpg
円陣を組んで気合を入れる横浜FCイレブン

怪我で欠場したアレモン、警告の累積で出場停止の早川に代わり、
城と吉野がそれぞれ先発で起用された。
城は先発に戻ったが、前節途中交代で出場した際もまだ怪我の影響か
キレのあるプレーは見せられず、それをひきずってなのか
前半ボールをキープできず湘南にボールを渡してしまうばかりだった。

P1040637.jpg
試合開始直前には笑顔も見られた城だったが、、、

また吉野は昨年まで10番をつけていた湘南を意識しているのか、
アップしている時からテンションが高め。気合が乗っている。
しかし、試合が始まるとその気合が悪い方向に行ってしまう。
「抑えてやろう」という気持ちが逆に積極性を失わせ、スペースを
埋めるプレーに腐心し、相手の足元へのアタックが少なく、
アジエル・佐藤らの突破を許してしまう。

P1040632.jpg
積極性に欠ける動きになってしまった吉野。試合前は余裕もあったが。

前半からゲームを作れない横浜。それは、湘南も同じもので、
横浜・吉野らがチェックにいかないので、ある程度の高さまでは
ボールを持てるが、その先のエリアには意識が低く入り込めない。
ファーストシュートこそ湘南だったが、徐々に後退していく。

その基点になったのは、内田の前線への飛び出しだった。
この日右MFに配された彼が前線の高い位置に飛び出して、
ポイントを作った事から湘南DFは混乱し始め、ジリジリ下がり始める。
その間隙を縫ったのはアウグスト。内田と入れ替わる様に
右サイドを抜け出しPA内に侵入する。彼の怖さをわかっている
湘南DFは二人で押さえようとするが、その前に彼は左足で
ピンポイントなロビングをファーサイドにいたカズに上げる。
これにカズは難なく決めて横浜が先制。

P1040740.jpg
先制点を挙げたカズ

これで一気呵成に攻めたい横浜だったが、これ以外のチャンスらしい
チャンスはなく前半を終える。

続きを読む
posted by おかき at 04:42| Comment(2) | TrackBack(3) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月19日

2006年J2第45節 横浜FC-コンサドーレ札幌 「神無月の夜」

コンサドーレの勢いが前節ロスタイムに止まった。それまで6試合負けなしと
(天皇杯を入れると7試合負け無しで)第4クールに入って好調を維持し、
昇格戦線をかき乱すのではないか、あわよくばそこに割って入ってくる
のではないか、そう思われていたコンサドーレ。

前節山形と対戦したが、後半ロスタイムに山形・小原に点を決められて1-1と
勝ち切る事ができなかった。これで一つ流れが止まったと思った。
同点にされるという試合展開もさることながら、それが後半ロスタイムだった
というのも心理的には何か止まってしまったと感じた。

P1040506.jpg
札幌のフッキは上手いが精神的にムラがありすぎた。

逆に横浜は天皇杯をリーグ戦とは全く違う陣容で固め、
敗戦もその心理的ショックを最小限に留めた。何よりもリーグ戦の休みの
間にミニキャンプを張ってこの時期に気持ちのリフレッシュと様々な
修正を施せたのは大きい。問題は、リーグ戦でずっとスタメン組だった
選手の試合勘の問題で、立ち上がりは横浜は苦労する事になる。

続きを読む
posted by おかき at 03:33| 神奈川 ????| Comment(0) | TrackBack(3) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月08日

2006年第86回天皇杯3回戦 横浜FC-バンディオンセ神戸 「飛べないのは翼がないからではない、勇気がないからだ」

J2リーグ戦は一時休憩となり、この日は来年の元旦に決勝戦が行われる
天皇杯の3回戦。この戦いからJ2チームやJFLのシードされたチームが
登場する。

横浜FCの相手は兵庫県代表のバンディオン神戸
現在は関西リーグに所属しているものの、所属している選手は元Jリーガーが
多く、元ガンバの森岡、元ヴィッセル神戸の和多田、元マリノスの森、
川崎の神崎、そしてこの日対戦する横浜FCに所属していた石田等が主力と
して戦い、今季関西リーグを優勝し来年のJFL入りを目指しているチームだ。

P1040162.jpg
バンディオンセ和多田と対峙する、横浜・太田とコンビを務めた室井

この強豪相手に、横浜はBチームはおろか、サブ以下のメンバー主体で望んだ。
J2の連戦を戦い抜いている城、カズ、アレモン、内田、山口、菅野らは
ベンチにもいない完全休養であり、リーグ戦を重視している姿勢が
その起用法から浮かび上がった。

続きを読む
posted by おかき at 19:49| Comment(0) | TrackBack(1) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月28日

2006年J2第42節 横浜FC-ベガルタ仙台 「三頭の川」

前節草津に敗れた横浜FCは現在4位の仙台との対戦。
現在勝ち点差は9で残り10試合。3位以上を確定させる為にも、
この試合絶対負けられない。

しかし、横浜は前節でアレモンが警告を受けて累積により出場停止、
早川が退場となりこちらも出場は叶わない。攻守の要が抜けた中、
すぐ下の追いすがる敵は緊張感高いものになる。


先制点を挙げた城。強い気持ちが得点を導いた。

追いかける仙台が先手を取るかに思えたが、
試合開始早々から攻勢に出たのは横浜FCだった。

第2クールの三ツ沢でもそうだったが、仙台のディフェンスは
横浜の選手に前を向かせてくれる。だから、決してお世辞にも
早いとはいえないカズのドリブルにも対応できない。
加えて全体がズルズル下がるから、守備が後手に回る。

反則を与えFKも与える。試合開始初めの方にあったクロスバー直撃の
FKから、横浜に流れが傾いた。

続きを読む
タグ:仙台 横浜FC
posted by おかき at 08:31| Comment(0) | TrackBack(1) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月25日

2006年J2第41節 横浜FC-ザスパ草津 「自業自得 因果応報」

この日の敗戦を見届けてから、ふと感じた事がある。
ソンヨンを下げて岩倉を投入した。
これは単なる交代に止まらないのでは?と。

P1030468.jpg
全く機能しなかったソンヨン。特に後半は存在も消えた。

相手と接触して、動けなくなったソンヨンが85分に交代した。
そもそも、相手と接触したのは抜かれかかったソンヨンが
自分で手を出しその突破を妨害し、相手が彼に倒れかかった事が原因だ。

彼は痛がってはいたが、その姿を見て早く交代するべきだと思った。
私は自分で反則を犯しておいて、被害者の様な振る舞いをするべきでは
ないと考えているから。あの交代は一種の見せしめかとも感じた位だった。
「覇気の無い者は去れ」その位に感じてしまった。

続きを読む
タグ:横浜FC 草津
posted by おかき at 06:11| Comment(2) | TrackBack(1) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月14日

2006年J2第39節横浜FC-柏レイソル 「運命の数字"13"」

この試合が第3クールの最終戦。8月下旬より横浜FCは上位のチームと
ばかりの対戦が続き、そして最後に控えるのは首位・柏。
神戸に敗れ、東京Vに引き分けた為に、ここで勝利をしなければ
上位に追いすがれない。
柏としても6勝4敗1分と第3クールに入って完全に失速し、
このクール最終節で勝利し勢いを取り戻したいところ。

横浜は攻撃陣の城が出場停止、アウグストが怪我の影響の為に
欠場を余儀なくされ、柏も岡山・小林亮らを出場停止で欠くと言う
お互いの急所をそれぞれのウィーケストなポイントに抱えて試合は始まる。

P1030315.jpg
首位・柏を追って選手も気合が入る。

この試合アレモンの1トップにした横浜FC。内田がトップ下の位置に入るが
これが機能しない。ディエゴ・リカルジーニョという柏の誇る外国人に
対して守備に加わってしまい、結局アレモンが孤立してしまう事になった。
逆に攻撃面では機能しなかったが、守備面はこの二人をハーフウェイ付近
までは自由にさせ、その先5m近くから追い込んでパスを寸断する事に
成功する。柏の攻撃はサイドに開いても、追い越しても彼ら外国人が
最後に顔を出すのが特徴だ。

石崎監督のチームのコンセプトは川崎・柏を見ていると酷似している。
外国人がどれだけ機能する為に日本人が働くか。外国からやってくる
低賃金の出稼ぎ労働者や留学生が問題になる社会で、それに逆らうかの
様な、日本人が外国人に奉仕するサッカーだ。
そこを経由するところに予防線を張るのは山口。彼が危険なところに
顔を幾度も出して、パスを遅らせて手を掛けさせた事で、柏の攻撃から
リズムが次第に失われていく。

続きを読む
タグ:横浜FC J2
posted by おかき at 05:54| Comment(2) | TrackBack(2) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月10日

2006年J2第38節 東京ヴェルディ1969-横浜FC 「もう少し あと少し」

"きまぐれな九月の雨に 白い傘の少女がすれ違う"

試合前に振り出した雨に、この歌を思い出す。
白い傘を広げる少女とはまさに勝利を司る女神「NIKE」の意。
勝利が横浜からすり抜けた試合であったのだろうか。

"探してた 二人の行方 今はまだ 知りたくない"

これから深まる秋、生き残らなければならないシーズン
しかし、今3位の横浜に勝利の女神とシーズンが終わった時に
どんな関係になっているのか考える余裕は微塵もない。
これからが一つ一つが決戦になってくる。

P1030061.jpg
気合入れての円陣。

"あなたの揺りかごの中 そっと眠りたい 心に秘めた涙忘れ"

一言だけ言葉にできるのなら、女神に抱かれて眠りたい。
それは偽らざる気持ちだろう。昇格の為にギリギリの戦いを続けている。
決して選手層の厚くないこのチームは、他のチームと違わず
怪我人が出ている。休みたいのは誰しもが同じだ。
しかし、今が正念場だ。苦悩の涙を忘れて眠るのは歓喜の夜でいい。

P1030103.jpg
得点を決めた東京Vゼ・ルイス。後半疲れたが攻守の要として機能していた。

"もう少し あと少し 愛されたい いけない恋と知っても
もう少し あなたのこと 困らせたい この愛止められない"

ヴェルディに前半43分CKから失点を許すも、気持ちでは横浜も負けては
いなかった。後半アウグストを投入。4-3-1-2から4-3-3にシステム
変更し押し込んでくるヴェルディの間隙を突いてアウグストは幾度も
削られながらも突破を図る。そして迎えた後半11分。
アウグストのやや右からのFKにアレモンがバックヘッドで押し込み同点。

続きを読む
posted by おかき at 01:44| Comment(0) | TrackBack(3) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月03日

2006年J2第37節横浜FC-ヴィッセル神戸 「八門金鎖の陣」

今年横浜神戸が初めて戦った時から、連動性への不安があった。
http://okaki.seesaa.net/article/16757491.html
横浜は流動的な神戸の組織に比べればどちらかといえば、
個人個人がポイントを作りその集合体に列があるという戦い方。

4-4-2で並んだ3列は、各々が自分の役割をしっかり守り、
それを積み重ねて強くなったものだ。
そうして横浜は勝利と勝ち点を積み重ね、今の順位にいる。

P1020596.jpg
岩倉もビックリの敗戦。。。

技術的に難しい事に挑戦しているのではない。
だからこそ夏場になって体力が落ちてくると、チーム全体の運動量が
落ちて、集中力も甘くなる。そして失点を重ねるというパターン。
札幌戦でもアレモンの力で逆転できたが、失点は終盤に限らなくなったのは
サポーターの一致した見方だろう。

続きを読む
タグ:横浜FC 神戸
posted by おかき at 04:32| Comment(0) | TrackBack(3) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月20日

2006年J2第34節 横浜FC-モンテディオ山形 「夏休みの宿題」

ある日の練習後、岩倉が「第3クールは負けていないですけど、
決して調子がいいとは言い切れないですからね。」と話す。
選手も理解している今のチームの調子。

第3クールは3勝3分と負けていないと言えば聞こえはいいが、
3分は全て試合終盤で追いつかれてしまったもの。
夏場になって後半を迎える運動量が激減して、失点が増えている。

この試合も好調な山形攻撃陣にいつまで持ちこたえられるのか、
そういう訝しい思いを抱えながら観戦する位、今の横浜
後半の戦いは不安定なものである。

P1020070.jpg
試合前から左足を気にする滝澤「いつ唸るかな。俺の左足」

ただ、横浜の守備陣以上に不安定だったのは、山形の守備陣。
ロングボールにスペースを与え続けて、序盤から不安な立ち上がり。
横浜の先制点は直ぐにやってきた。

続きを読む
posted by おかき at 04:25| Comment(0) | TrackBack(3) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月07日

2006年J2第32節 横浜FC-水戸ホーリーホック 「僕らは勝利に飢えている」

3位転落は時間の問題だった。3分と表示されたロスタイムも
殆ど残っていなかった。誰しもがこの試合を諦めかけた時、
水戸がキープしていたボールをアウグストがプレスで奪い取る。

彼はボールを奪うと、真っ直ぐゴール目掛けてスピードを上げる。
水戸は3人のDFが下がりながら対応する。
間が狭くなったアウグストは、左に開いていた城にパス。

城は反転し、三度フェイントを入れてDFのバランスを崩して、
狙い済ましたかのようにゴール左隅にシュートを放つ。
ゴール左隅に吸い込まれた。

P1010697.jpg
キャプテンマークの重責を果たした城

うなだれた水戸の選手達。横浜に歓喜は訪れた。

続きを読む
タグ:横浜FC 水戸 J2
posted by おかき at 12:06| Comment(0) | TrackBack(2) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月23日

2006年J2第29節 横浜FC-湘南ベルマーレ 「贖罪」

この日が「マグダラのマリア」の祝祭日であった事をどれだけの
人が知っているだろうか。その「マグダラのマリア」とは、
彼女は初め娼婦であったが、イエスに出会いその罪を悔悛した女性の事。

今やキリスト教の中では聖人として扱われている彼女。
それはどうしてか、キリストの死と復活を誰よりも傍で見て、
他の弟子を初めとした人々に伝えた事による。

P1010266.jpg
この日はサブに回った城

P1010275.jpg
アウグストをいじめる智吉。「しっかり働け〜」

P1010286.jpg
ウォームアップ中の室井

彼女は聖書で登場すると、イエスに香油を塗った。
この行為はメシアの登場と、もう一つは近い喪を意味していたのだった。
それはまるで彼女のその先の未来を描いているかの様に。



続きを読む
posted by おかき at 07:20| Comment(0) | TrackBack(2) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月13日

2006年J2第27節 横浜FC-サガン鳥栖 「彗星」

サッカーから離れていて、前からそうだが、サッカーをやっていてとても楽しいし、本当に今はそれだけ。こうやってやらせてもらえる環境をくれたチームに感謝して毎日やっている」

P1010069.jpg
試合後、体調不良が伝えられた城。

この試合後、滝澤選手が口にした言葉。これは彼の素直な言葉だろう。
プロサッカー選手は毎年毎年が勝負。星に例えるならサッカー選手の人生は
惑星でも恒星でもなく彗星。ずっといつまでも同じところには居られない。
夜の彼方から彼方に流れては、いつかは輝きをなくして消えていってしまう存在。

彼は、長く所属した名古屋から移籍し、神戸千葉と渡り歩くも
昨年末にはその千葉からも解雇される。自分の今にも消えかかりそうな
輝きを彼はもう一度自分の手で甦らせた。


続きを読む
posted by おかき at 12:23| Comment(0) | TrackBack(3) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月10日

2006年J2第26節 柏レイソル-横浜FC 「峠」

今年2006年のJ2は13チームの為、全52節48試合でリーグ戦を戦う。
この試合は丁度26節24試合目。リーグの前半最後の試合。

この試合の結果や仙台の結果によっては3位に転落してしまう
可能性があるにしても、リーグ戦1試合で監督を交代させた
チームにここまでの快進撃は誰も予想できなかった事だろう。

P1000986.jpg
菅野は今日も安定

ただここ数戦は勝ち星から遠ざかっている。
札幌戦はロスタイムでの失点、神戸東京V戦では0-0のスコアレスドロー。

序盤で15試合連続無敗記録を作った勢いはもうない。
無論、15試合連続無敗という事自体、簡単にある事ではなく、
それを望む側にも無理があるかもしれない。

P1010003.jpg
太陽よ、我らをお導き下さい

リーグ戦の前半最後の試合はどうなったのだろうか。

続きを読む
posted by おかき at 15:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月02日

2006年J2第25節 横浜FC-東京ヴェルディ1969 「絶対的に足りない何か」

吉武のイエローカードから始まったこのゲームだったが、はっきり言って
両者ともに内容のない、レベルの低いゲームになってしまった。

雨だった事もあるのだろうか、蒸し暑さもあるのだろうか。
そういう話は話し始めるとキリがないので、この程度で。

P1000923.jpg
アウグストは随所で好プレーを見せた。

高木監督はマルクス対策に守備的な布陣を考え、吉武を起用したのだろう。
早川をセンターで使いたいから、右を誰にするかを考えての起用。
マルクスやバジーリオという攻撃力のあるセンターを固めたいから、
秋葉ではなく早川。そして右には過去の連携から吉武か。

P1000896.jpg
カズさん、臭いますぜ

ところが
posted by おかき at 01:10| Comment(0) | TrackBack(1) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月03日

2006年J2第19節 水戸ホーリーホック-横浜FC 「敵は笠松にあり!」

「ときは今 天(あめ)が下(した)しる 五月哉(さつきかな)」

試合が終わって一つ思い出した歌だ。
明智光秀が「本能寺の変」で織田信長を討つ前に、
愛宕百韻(愛宕神社での連歌会)で詠んだ句である。
ここには、密かな思いが隠されている。

「ときは」は明智家は遡れば美濃の土岐氏の出、
しるというのは「治る」、つまり「天下を治める」に通じる。

この歌からにじみ出る謀反の匂いは、試合前からずっと漂っていた。

続きを読む
posted by おかき at 19:15| Comment(0) | TrackBack(1) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月28日

2006年J2第18節 横浜FC-愛媛FC 「朔」

今年J2で唯一横浜FCに勝利している愛媛FC。ここ数戦は
苦戦が続くが、補強は傍目からすれば最低限、顔ぶれを
見れば最大限の補強をしていると思う。

特に広島から今年加入した3人は、広島ユース時代に評価の
高かった選手達。広島ユースは今や日本でも名を馳せる程の強豪。
彼らをFW、MF、DFとそれぞれのポジションにバランス良く獲得し、
安定感の底上げを狙う。

それにしても、広島とつながりが強いのは地理的な事だけでなく、
昔からの由縁があったのかも知れない。


どんな由縁よ。。。
posted by おかき at 03:57| Comment(2) | TrackBack(5) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月15日

2006年J2第15節 横浜FC-ベガルタ仙台「矛盾」

J1が休みになり、最初の日曜日、多くの観客が詰め掛けたのは三ツ沢では
なく、仙台のゴール裏。ぎっしり詰まってできた黄金の絨毯が
ロペスコールで揺れている。

この日J2で一番注目されるカード。
横浜FC対ベガルタ仙台。

ここまで高木監督になってから12戦負けなしの横浜FC。
失点も14試合で「3」。高木監督になってからは失点「2」。
J2最小失点の鉄壁を誇る守備陣は昨年と見違える様な成績。
前の試合でも上位の東京ヴェルディに勝利し、第2クールの山場と
言うべきタイミングで仙台をホーム・三ツ沢で迎え撃つ。

片や仙台。外国人3人で攻勢する前線は他チームにとって
脅威であり、実際現在J2最多得点の仙台の中で圧倒的な存在感を
誇っているのは間違いではない。
また守備も横浜に次いで失点が少なく、2節連続で引き分けであるが、
J2で一番高い次元でバランスが取れていると言っても過言ではない。

J2でいう所の「矛」と「盾」の激突。
試合前から牧歌的な中にも、何か緊張感のある空気があった。

続きを読む
posted by おかき at 04:35| Comment(0) | TrackBack(4) | 横浜FC2006観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする