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2014年07月21日

2014年FIFAワールドカップ グループF アルゼンチン代表-ボスニアヘルツェゴビナ代表「ああ、メッシ様」

初出場のボスニアヘルツェゴビアが初戦でアルゼンチンを迎えるといういわば16年前の日本とダブらせて見ていた。しかもユニフォームも当時の日本アルゼンチンと同じく、ボスニアが青でアルゼンチンが白。スタンドも大半がアルゼンチンサポーター、そして現地の方、ボスニアサポーター。

ただ、試合内容は16年前のファンタスティックなサッカーを展開するアルゼンチンと違い、今回の代表は非常に手堅いサッカーをする。"戦術メッシ"というような堅守から、ディマリア、そしてメッシにつながるカウンターサッカー。ブラジルのライバルとしてのアルゼンチンとして華麗なパスワークを思い浮かべると、そのイメージとのギャップがひどい事になるだろう。それでも、本大会でこのサッカーをしているという事は、それまでの間で練り上げられた形がこれなのだ。



さて、ボスニアである。ジェコである。このボスニアの誇る、プレミアリーグの誇る屈指のゴールゲッターも見たかった。自分はストイチコフやハジ、ザホヴィッチといった一流ではない国のスーパーな選手が好きなので、こうした選手も好み。堅守のアルゼンチン相手にどこまで戦えるかも楽しみでこのチケットを抑えた。

ゲームは、開始3分オウンゴールから均衡が破れた。その後、一方的なゲームになるかと思いきやアルゼンチンがしっかりブロックを形成してボスニアにまともに攻撃を許さず、ボールを奪うと一気呵成に相手のゴール前まで迫るアルゼンチンという構図で思ったよりも静かな展開。



スタジアムは圧倒的に多いアルゼンチンサポーターの歌ばかりが響く。アルゼンチンのゴール裏にいたのでそれも仕方ないのかも知れないけど。やっぱりルールはそれなりにあって、歌を歌わない時はみんな座ってる。余裕があるのだろう。

逆にアルゼンチンのプレーに対してブーイングが聞こえてくるが、ボスニアサポーターではなく現地のブラジル人らしい。ブラジルとアルゼンチンはライバルだけあって仲が悪いからね。そんな事もあるのだろう。

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posted by おかき at 15:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ├ワールドカップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月07日

2014年FIFAワールドカップ グループC 日本代表-コートジボワール代表「迷うな、信じろ」

ずっと迷っていた。この観戦記をどう書くべきか。ブラジルW杯での日本代表の結果を知っている自分にとって、あの初戦に感じたことをそのまま真っ直ぐ伝えられるかどうか。いきなり総括みたいにならないようにしなくてはならない。



ペルナンブーコアレナの夜10時キックオフにブツブツ文句を言いつつも、これから始まる日本のワールドカップにサポーターは胸を躍らせていたはずだ。開幕して3日目とは言え、やはり自国の代表のワールドカップ初戦は高揚感も緊張感も非常に高い。1ヶ月後、ワールドカップ決勝マラカナンに立つんだと。その最初の一歩としてこの試合は落とせない。個人的には、ブラジル滞在の間で観戦する日本代表戦2試合(コートジボワール戦、ギリシャ戦)で決勝トーナメント進出を決めたいという思いもあった。

日本からも大勢のサポーターが来ていたし、現地のブラジル人や両方の対決に関係ない観戦者にも日の丸ハチマキを配った。そしてブラジルには日系人も多い。気持ちだけでも日本寄りになる下地はあった。

試合が始まる。日本は序盤からコートジボワールの攻勢にあって中々前に進む事が出来ない。その苦しい中でも本田が左足を振り抜き先制点を挙げた。一目散にベンチに向かう本田とそれを祝福する選手達。



この先制点で目を覚ましたのはコートジボワールの方だった。負傷が懸念されていたヤヤ・トゥーレは存在感を発揮し、ジェルビーニョ、カルーがサイドをどんどん突破しては、決定的なシュートを放つ。GK川島が前半からスーパーセーブを見せている。GKに神が降臨したのならこのゲームはモノに出来る。



前半得点シーン以外はほぼ押し込まれていた日本。後半両チームはどうしてくるのだろうか。特にコートジボワールはドログバをいつ投入してくるのか。日本は彼が入った時にどう対処するのだろうか。

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2014年07月04日

2014年FIFAワールドカップ グループG ガーナ代表-アメリカ代表「サッカーのるつぼ」

試合前に流れるガーナ国歌。続いて流れるアメリカ国歌。目の前にいるガーナのシャツを着たガーナ人であろう大柄な黒人2人は、ガーナ国歌どころかアメリカ国歌も歌っている。アメリカ国歌は世界で一番有名な国歌だろうから、メロディくらいわかるし、自分も一部は口ずさめる。だが、彼らはそういうレベルではなかった。高らかに歌い上げていたのだった。周りの人も彼らと握手をしている。



その感動の余韻を断ち切るようにいきなりゲームは動く。開始1分、味方のスローインを受けたデンプシーがそのままドリブル突破でガーナディフェンスを抜き、放ったシュートがネットを揺らした。現地ブラジルの方にとっては興味のあまりないチーム同士かも知れないが、それでもこうしてゴールが生まれると皆嬉しい。
私たちも2002年日本代表以外のゲームで、詳しく知らないチームの知らない選手のゴールを目の前にして一喜一憂したのを思い出した。



予選リーグの初戦とあってアメリカは先制点を得た事でゲーム運びが慎重になり、ガーナのペースで進み始める。身体能力を全面に出してくるガーナ。ギャン、アサモアといった2010年にベスト8まで進んだメンバーもおり、大会には慣れている。焦りはなく徐々に攻勢が強くなる。ギャンは真ん中でボールを受けたと思ったら、サイドも疾走する等前線で奮闘する。

アメリカはドノバンが代表から外れてどうなるかと思ったが、クリンスマン監督になってポゼッションでプレッシャーをかけるサッカーが浸透している。逆にドノバンでは前線からのプレッシャーやマークの受け渡しの連動など難しいだろう。チーム全体でボールを奪いに行くのは消耗も激しいし、ブロックを抜かれた時の危うさもあるが、ガーナを相手にしてGKハワードを中心に良く耐えている。



後半も流れはガーナのまま。ボアテング、エッシェンらを立て続けに投入して、前に比重をかけたガーナの攻撃が実った。遂にガーナが追いついた。後半37分。最後はギャンの落としをアイェウがたたき込み同点に。

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2010年07月19日

2010年FIFAワールドカップ グループB ギリシャ代表-ナイジェリア代表

後半南アフリカという異国の地で、日本語で声を荒げ怒っていた。普段スタジアムでは怒る事などないというのに。怒っていたのは試合内容に対してではない。ギリシャが逆転弾を入れた時に、頭にきただろう黒人(南アフリカ人なのかナイジェリア人なのかは不明)が前の人を突き倒し、その人がゴールのシーンで立っていた自分に上から飛び掛る形になって落ちてきたのだった。
それで、自分は足元に置いていたバックパックと座席に足を挟まれて、ふくらはぎに大きなアザを作る羽目になった。それまでもこの試合では判定の度にビールやら水やらが振ってきたり、ビンが落ちてきた事もあった。南アフリカなので手荷物や座席のチェックなどは一切しないから、こういう事が起きてしまう。それでも実害はないので、放置しておいたが、さすがにその場でわかる様なアザを作られる様な事には我慢出来なかった。



この試合が大きく動き始めたのは、前半33分でのナイジェリア代表ケイタの退場から。ナイジェリアは前半16分。#12ウチェの左サイドからのクロス気味のFKは、敵味方が交錯する中でGKに取ってブラインドとなりバウンドしてゴールに吸い込まれた。先制したナイジェリアはやや優位にゲームを進めていた。
レーハーゲル率いるギリシャ代表は堅守でこそ有名だが、攻撃はやはり並のチームでしかなくナイジェリアの守備陣を中々こじ開けられない。ナイジェリアはオデムウィンギ、ウチェら前線の選手のゆったりとしたリズムから時折速い攻めを見せるがこちらも追加点の気配はない。



ところが、前半33分ナイジェリアDFがクリアし、スローインになったボールを追いかけたギリシャ代表トロシディスをナイジェリア代表ケイタが蹴り一発退場。当然見ていたが、全く不可解な蹴りだった。あるとすれば、クリアされたボールを二人で追いかけた際に、身体を入れられていた事が逆鱗に触れたのだろうか。ただ、この程度で逆鱗に触れているならサッカーをするのはもうよした方が良いだろう。トロシディスも大げさな感はあったが、スパイクの裏で足を出して正面から蹴った事に弁解の余地はない。



その退場からゲームは一変。ギリシャはサマラスを投入して流れを加速させる。そして、前半44分。縦パスを受けたカツラニスが丁寧に落としたボールをサルピンギディスがシュート。これが何とナイジェリアDFに当たって方向が変わり、ナイジェリアゴールに吸い込まれてしまう。

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2010年07月11日

2010年FIFAワールドカップ グループH ホンジュラス代表-チリ代表

チケットの売れ行きが悪い事は知っていた。FIFAのオフィシャルサイトでも、全てソールドアウトにならないどころか、試合前日になっても売り切れた印がどの席種においても出る事はなかった。いくつか原因はあるのだろう。ネルスプロイトが大都市でない事だったり、ヨハネスブルグなどから遠く交通の便が良くない場所だったり。
しかし、最大の問題は両チームの知名度がある。南米といえば、ブラジルやアルゼンチンは思い浮かぶがチリは出てこない。北中米と言えばメキシコやアメリカは出てくるが28年ぶり出場のホンジュラスは出てこない。どちらかというとマイナーな国同士の対決に、W杯ムーブメント真っ盛りの南アフリカ国民も触手が伸びなかったのだろう。

それでもこの両チームが各地区の最終予選を勝ち抜いた事には意味がある。ホンジュラスは自動出場の3枠に滑り込んだ。W杯常連になりつつあったコスタリカはプレーオフに追いやられ、プレーオフではウルグアイに敗れ出場はならなかった。前回出場したトリニダード・トバゴも最終予選で敗退。どこが2強についていけるか、毎回新興勢力が生まれては消えていく。北中米の第3勢力争いは面白い。



面白いではなく厳しいのは南米の第3勢力。ブラジル、アルゼンチンという2強に対して、パラグアイ、ウルグアイ、チリ、エクアドル、コロンビアが追いかける展開が殆ど。予選の方式として南米の国が総当りなので、紛れが少ない。その分、一時の勢いだけでは勝ち抜けない。そういう意味で今回チリが南米予選を2位で通過したのは素晴らしい。内容も、攻撃サッカーを掲げ得点はブラジルに次いで2位。試合結果を見る限りでは、不安定な星取りをしているがそれは若さの象徴だろう。



そのチリの若さが良い方向に出たのがこの試合だった。攻守の切り替えがホンジュラスより速く、侵入を許さない。逆に、一定の高さまで侵入すると複数の人間でプレスをかけて奪い、速攻に転ずる。その攻撃の旗手は#7サンチェス。2007年のU-20W杯でチリが3位になった時の代表。右サイドは彼の独壇場だった。スピード、ボールコントロール、縦への突破力。きっと彼どころか、チリを知らなくても、彼のプレーには魅了されてしまうだろう。ホンジュラスは複数の人間をかけて守ろうとするが、オーバーラップしていくる#4イスラをカバー出来ず、前半からチリの攻撃に振り回されてしまうばかりだった。

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posted by おかき at 12:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ├ワールドカップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月03日

2010年FIFAワールドカップ グループE オランダ代表-デンマーク代表

この試合のカードが抽選会によって決まった時、複雑な思いが自分の心の中で交錯した。一つは日本戦の裏で行われるカードである事。日本戦に行こうと思ったら、このカードは放棄しなければならない。逆にオランダという世界でも屈指の強豪チームの試合が見られる事は、自分にとって非常に楽しみな事。所謂"日本代表サポーター"ではない私だからこそ、どちらにいくのかという選択は悩ましかった。
このカードをリセールして日本代表戦に行く事も可能ではあったが、旅程の大幅な変更は、交通機関が発達していない南アフリカでは厳しいと判断し、また日本代表の低調な結果も考慮しヨハネスブルグでの観戦を決めた。

スタジアムは圧倒的にオランダを応援する声が大きかった。それはオランダが強いチームである事が知られているだけではない。オランダは元々南アフリカを植民地としていた国。南アフリカには約11の言語があるが、そのうちのアフリカーンスと呼ばれる言語はオランダ語から派生している。トリニダードに行った時もそうだったが、旧植民地と旧宗主国という関係は消え去っても、文化的な融和やそれに伴う新しい文化の創造は必ず起こっている。南アフリカはその後イギリスが植民地として南アフリカを支配してきたが、オランダ支配の名残であるアフリカーンスは英語の影響を受けつつも残り続けた。
そういった歴史的由縁を感じながら見ると、どうしてもオランダ寄りになってしまう。スタジアムの席の色もオレンジ、セキュリティが着ていたジャケットもオレンジと、オレンジを後押しする要素はふんだんに転がっている。



W杯のグループリーグ緒戦は、どうしても試合が様子見に近い状態になりやすく、キックオフ直後から守備ブロックを作るタイミングを見計らいながらの展開が続く。オランダはロッベンこそケガで欠場しているが、中盤の底でデ・ヨング、ファン・ボメルがゲームをコントロールしていた。



対するデンマークは、攻守の切り替えがオランダに比べ圧倒的に遅く、チャンスらしいチャンスを作れない。前半終了間際にカーレンベルグが左足で素晴らしいシュートを放つのがやっとで、期待のベントナーはコンディションが全く整わず、中盤でボールを捌くだけで試合から埋没している。日本にとってこれは好材料。日本のメディアはデンマークを強豪と言ってはいたが、私個人からするとそういう感覚は全くない。



オランダは得点こそないが、前半15分以降は徐々にボール回しにリズムが生まれ、スナイデルを中心にファン・ペルシー、カイト、ファン・デル・ファールトが畳み掛けるが、デンマーク守備陣の前にやや不完全燃焼。厚いを越えて崩しきるまでには至らない。

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posted by おかき at 09:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ├ワールドカップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月22日

2006年W杯グループリーグF組 日本代表-ブラジル代表 「神風が止んだ日」

私達はただ立ち尽くすしかなかった。誰もいなくなったドルトムントの
スタジアムに広がる緑のフィールドを見つめながら。負けた事が悔しいのでもない、日本代表に腹が立つでもない。空虚感が自分の身体を支配していた。脱力したとでも言っていいのかも知れない。

ただし、そこには悲しいという感情がどこにもなかった。自分の視線の
先にはブラジルゴール裏で歓喜する場面を見たからなのか。これでドイツ最後の試合を見たという満足感がどこかにあったからなのか。


この日得点した玉田。

それはどちらも違う。この試合が終わった時、私は60年前の日本と変わっていない映像が頭の中に飛び込んできた。


引退を表明している中田英寿。

自由を掲げ「黄金の中盤」とマスコミが大々的に取り上げた海外組の中盤を中心とした新しい船出。それまでトルシエ監督に抑圧されて指導されていた日本代表を、ジーコは精神的に解放し、自由を掲げ世界に羽ばたかせる。


今大会一番の失望に終わったロナウジーニョ

ジーコの率いてきた4年間は、あの1941年からの4年間と重なって仕方ない。ジーコ監督としての最初のジャマイカ戦。得点シーンは、小野伸二が裏のスペースを「奇襲」するかの如く、ジャマイカゴールを爆撃。結果的に引き分けに終わってしまったのだが、このシーンだけをマスコミ各社は強調し、ジーコの監督としての"神格化"を進めた。


前後半通して奮闘した加地

その後もジーコ監督の率いる日本代表は大きなインパクトを与える事はないが、マスコミは例えば敗戦でも1点でも取れば、それが敗戦以上に収穫をしたかの様に報道し、度々散見されてきた問題点をひたかくしにしてきた。また驚くべきことに、"神"ジーコ監督の神通力は、サポーターからの高まる解任の声を掻き消す様に、要所要所で日本代表を勝利に導いた。

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posted by おかき at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ├ワールドカップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月20日

2006年W杯グループリーグB組 パラグアイ代表-トリニダード・トバゴ代表 「作れなかった三角形」

シャカ・ヒスロップが友人達3人と、それぞれをジーコ、ソクラテス、マラドーナと呼び合いワールドカップ出場の夢を見ていたという物語はもはやトリニダード・トバゴの国内だけで受け継がれる話ではなくなり、世界の多くの人が知る事になった有名な逸話になった。ちなみ、その時の友人は何を隠そうラッセル・ラタピーとドワイト・ヨークである。

この3人がトリニダード・トバゴ代表をずっと引っ張ってきた。もう説明も必要ないだろう、ヨークはマンチェスターU時代に3冠と得点王を獲得、イングランドB代表経験もあったヒスロップはポーツマスやウェスト・ハムでGKを務め、"小さな魔術師"ラタピーはスコットランドで長い間活躍してきた。


スタンドを真っ赤に埋め尽くすT&Tサポーターとドイツ人

その彼らが最初で最後になるであろうこのドイツでのワールドカップ。緒戦は痛快なものだった。スウェーデンに数的不利ながら、強い気持ちを見せての0-0、イングランド戦もまたしてもあわやの引き分けを予感させる惜敗。


パラグアイ代表ロケ・サンタクルス

そして、パラグアイが連敗し他力本願ながらトリニダード・トバゴにもグループリーグ突破の可能性が出てきた。


T&T代表が組む円陣

それはもちろんトリニダード・トバゴ(以下、T&T)の選手達のモチベーションを上げる事に他ならない。

この試合、T&Tが過去2戦とは打って変わって攻撃的にパラグアイに立ち向かう。特に快足FWグレンがドリブルで攻撃的に仕掛けていく。サイドの選手が追い越してクロスを幾度も上げる。


ヨークのFKからの攻撃も実らず

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2006年06月18日

2006年W杯グループリーグF組 日本代表-クロアチア代表 「そこに行くなら俺の背中を超えてゆけ」

絶対に勝利が必要な試合で勝利できなかった。そして、同日行われた豪-ブラジルはブラジルが勝利した事で日本の自力突破はなくなった。

日本は加地が復帰し、3バックで消耗戦となった昼間のオーストラリア戦の反省からか4バックに変更。オーストラリア代表ビドゥカの様にフィジカルを全面に押し出してポストになるというより、長身で制空権を握り足元の技術でボールをキープするタイプのクロアチア代表プルソをマンツーではなくゾーンでカバーしようというものだ。


この日も暑かったフランケンシュタディオン。消耗戦の予感漂う。

序盤は日本がクロアチアの3バックの空いたサイドのスペースを有効に使って幾度もチャンスを作ったが、クロアチアが下がって対応し始めると攻撃の基点が作れずに無駄な横パスが増え、手詰まり感が漂う。


クロアチアはドイツに近い事もあって、サポは多かった。

川口がPKを止めたという事は評価できるが、宮本は海外の選手との競り合いには全く歯が立たないという事を証明したに過ぎない。チーム内での調整役の為のキャプテンならベンチでも十分なはずだ。


フランケンシュタディオン

後半福西に代えて稲本を投入。運動量なくパスも捌けない福西を下げて、稲本が入ることでチームにダイナミズムが生まれる。低い位置から長いパスが出てくるので相手PA付近までは有効にゲームを作る事ができる。

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2006年06月15日

2006年W杯グループリーグB組 スウェーデン代表-パラグアイ代表 「印籠は89分に出た」

「ご老公の御前である、頭が高い、控えおろう。」
某放送局の有名な時代劇のある1シーンである。時代劇はベタな勧善懲悪モノであり、最後には必ず善い者が勝つ様に出来ているドラマである。

この日ベルリンで行われた試合はまさに「水戸黄門」だった。


オリンピアシュタディオンは黄色い方に囲まれる


今日の越後屋パラグアイサポの方々。もう包囲されてます。。。


黄門様ファンの皆様

主人公は代表引退を表明したが、国民の復帰への強い願いを聞き入れ、再び表舞台に戻ってきた#11ヘンリク・ラーション。スペインの名門バルセロナを自らの意思で去り、2006-07シーズンは故郷のスウェーデンに戻り、行く行くは現役に幕を引きたいと考えている彼。今回は本人も、国民も最後の最後、ワールドカップの優勝でそのサッカー人生の花道を飾りたいと、あるいは
送り出してやりたいと考えているに違いない。

緒戦のトリニダード・トバゴ戦で10人相手にまさかの引き分けという失態を喫したスウェーデンは、序盤からパラグアイを攻め立てる。ラーションにボールを集め、それをサイドに素早く展開し、サイドはクロスを簡単に放り込むのではなく、ドリブルで縦に攻めて押し込んで、最後はシュートで終わる形。序盤からパラグアイはファウルでしか彼らの攻勢を止められない。

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posted by おかき at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ├ワールドカップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする