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2010年06月30日

南アフリカW杯旅行記 第17歩 6/14 その2「ライバル」

この宿ではどうやら、サポーターのスタジアム〜宿間の送迎も行っているらしい。チェックインした時、宿の主人に

「お前もオランダ人達と一緒に行くか?」

と聞かれて

「タクシー呼んでいるけど、、、」

と答えたが、
「俺の出す車はビールも、ナッツもチップスもあるぞ。それで往復R600=7200円だがどうだ?」

とかぶせてくる。確かに呼んでいたタクシーは往復でR700=8400円だったし、宿の人間と行く方が安心なのは確かだ。

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一旦言葉を濁して、チェックインして荷物を片付けて、着替えてとしているとお客さんだという。フロントに行って見ると、なぜか断ったはずのタクシー会社からタクシーが迎車され、年を召したドライバーが車を磨きながら私を待っていた。

日本にいる間、私は3つのタクシー会社とやりとりをしていた。どちらも価格が高すぎて断念(一つは片道R600、往復R1200=14400円、もう一つは往復R800=9600円)した経緯がある。それなのにドライバーは、

「私は聞いてない」

の一点張り。こちらも断った経緯のメールを見せてお引取り願う事になった。相手はおじいさんだけに、揉め事にはならないだろうとは思っていたから強気の態度に出る事が出来た。

やっとの事で帰ってもらったら、今度は本当に依頼していたタクシー会社からタクシーがやってきた。それに乗ればいいのだが、そこに立ちはだかったのは、なぜか宿の主人(笑)

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posted by おかき at 07:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 南アフリカW杯 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月29日

南アフリカW杯旅行記 第16歩 6/14 その1「思っていたよりも平和な空港」

到着ゲートの自動ドアが開く。もう扉が開く前からあのブブゼラの音は聞こえていた。さぁどんなワンダフルな事件が待っているのだろうか。

とにかく人、人、人が朝早くから客を待っている。人によってはどこかスポンサー関係のツアーで来た人を待ち、ある人は大学の空き地に設けたテントの仲介をする人もいる。予約があるのかないのかわからないが、ともかく人を待つ熱気は早朝だというのに凄かった。

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空港でまずしなければならない事。それは両替。何よりも両替。ただ、両替は到着ゲートを出る前に済ませていた。しかも用心の為に到着ゲートを出る前に、靴下の甲の部分の下に数百ランドを忍び込ませていた。空港ですら安全ではない。だが、その心配は無用だった。とにかくPOLICEというタグを肩から提げた警察官がそこら中をたむろしている。当然だが物凄く平和。それが今だけであっても、W杯を見に来る人間にとってはそれで十分だ。

空港に着いてしなければならないのは、もう一つ。チケットの発券である。現地発券のみの今回のW杯で、この方式はかなり危険視された。発券した直後に銃やナイフを突きつけられたりとか、物陰に潜んで発券直後を狙われるのではないかといった事は容易に想定された。

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でもそんな心配は無用だった。世界から多くのサッカーファンが集まり一種異様な空気の場所なっているし、その付近を警察官が何人も歩いているのだから。発券自体は簡単。発券機脇にいる係員にクレジットカードを渡し、彼女がそれを機械に差し込むと認証されて一枚一枚試合のチケットが証明写真の如く落ちてくる。

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2010年06月27日

南アフリカW杯旅行記 グルメ編 その1

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キャセイパシフィックの機内食。搭乗したのはCX549。エコノミー。
メインディッシュは鶏肉の炒め物。それにご飯、果物、パン。チョコレートも添えられていた。まぁまずまずでしょうか。

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香港で初めて食べた牛什粉麺。頼んだのは「四寶麺」。肉や魚をツミレ状にしたものが入っている。独特のスープの感じが香港という感じ。左の皿は「油菜」。英語ではvegetableとなっていたが、アブラナって食べられるの?と思いながら食べていたが、ブロッコリーに近い食感。そんな沢山食べるものではないけど。この2つで27HK$=300円ちょっと。

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夜食に飲んだビール。これだけで5HK$=60円。かなり安かった。でも味もそれ相応で発泡酒的な薄さだった。

もう一つのペットボトルはジュース。「蜜棗杏梨」はその漢字を並べるだけでどんな飲み物なのか想定は出来たが、思っていた以上に蜂蜜が強く、蜂蜜を舐めながら杏ジュースを飲んでいる位甘かった。

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香港は日本語も普通に溢れている。かっぱえびせん。他にも沢山あったなぁ。セブンイレブンだからかカルビーの製品も多かった。

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吉野家に入ってみました。味は日本とさほど変わらず。違うのは、日本の様にカウンターではなく、トレーを持って店内の座席に座って食べる事。しかも時間制で17時位までに行けば夜よりも安い。

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南アフリカW杯旅行記 第15歩 6/13 その3「ヨハネスブルグの扉が開く」

名残を惜しむかの様に九龍地区を当てもなく散策し、結局香港島にも渡らず空港に。香港の地下鉄MTRを乗り継いで青衣駅に到着。ここで下りたのは空港に向かうAirportExpressに乗る為である。このAirportExpressは高いのであまり乗りたくはなかったが、いい記念にと乗車。青衣駅から機場駅(国際空港の駅)はたった一駅であるが、60HK$=720円もする。300HK$しか持っていない身としては往復の交通費だけで1/3も消費。ま、仕方ないか。

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そんな高いAirportExpressへの乗車を戸惑っていると、青衣駅に併設されているMaritime Squareに。ここは所謂ショッピングモール。ここでワールドカップの試合がパブリックビューイングの様に放送され、市民が集まってきていた。楽しく時間が流れいく香港から、急にあのテレビの中の国に自分は行くんだと強く感じさせられた。

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その気持ちが後押ししたのだろうか、予定よりも少しだけ早く空港に。でも空港内のセブンイレブンで日本式と書かれたサラダを食べていると、ふとこれが最後の食事になるんじゃないかとかいろんな気持ちばかり先走ってしまう。事前に入ってくる情報が多すぎても少なすぎても、それ自体がネガティブなものだとどうしてもそっちに流れてしまう。

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どんなフライトなのか。どんな空港なのか。どんな宿なのか。どんな道なのか。どんなスタジアムなのか。どんな人なのか。どんな国なのか。全てを疑いながら搭乗ゲートに進むしかなかった。
搭乗ゲートでの待ち時間、バックパックをまるで我が子の様に強く抱きしめ続けた。

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2010年06月26日

南アフリカW杯旅行記 第14歩 6/13 その2「運命を変える風車」

「青蓮園池」を出て向かうのは「車公廟」。「青蓮園池」からは車で30分近く乗らなければならない。このツアーの参加者は私しかいないので、まるで私専用のリムジンに乗っている感覚。実際は20人用のバンだけども。国際レースが行われるシャンティ競馬場や、慶徳空港跡を抜けて向かっていく。

途中で工事現場を通った時に気が付いた。香港では工事現場の足場は竹で組まれている。その理由をガイドさんに聞いたら答えは2つ。
・香港は湿度が高く(この日も90%近く)金属では錆びてしまう
・竹は長さを揃えやすく、軽くて持ち運びやすい

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との事。なるほどねぇ。しかも、足場を組むだけで資格が必要だとか。香港は何でも資格社会で、ガイドさん自身も必要、それどころか工事現場を守るガードマンにすら国家資格が必要なんだとか。香港では転職する度に資格が必要なのかも知れない。大変なところなんだなと思った。

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少しだけ居眠りしたら「車公廟」に到着。車公、公とは様に近い意味なので、車とは宋代の将軍の名前から。ガイドさんは、疫病がこの付近で流行った時に、車将軍が人の夢枕に現れてその疫病を救った事から作られたと教えてくれた。

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ここには運命を逆転させる風車が奉られている。運気が悪い人間はそれを回して運気を逆転させられるが、運気がいい人が誤って回してしまうと悪い運に見舞われるという。今の自分はどっちだろう。ガイドさんにも聞かれたが、直ぐには答えられなかった。回すべきか、回さざるべきか。いや、今の自分は恵まれている。多くの人が行きたいと思っても断念したワールドカップに行けるのだから。そう信じ込んで回さなかった。

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その所以よりも境内の柱や軒に括り付けられている沢山の風車が風に揺られてクルクルと回る姿が美しくてしばし感動。本堂は改装中だったがまた訪れてみたいと思った香港でも非常に静かな場所。

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2010年06月25日

南アフリカW杯旅行記 第13歩 6/13 その1「初めてのツアー」

決して目覚めが悪い方ではなかった。むしろベッドに足が収まりきっていないにも関わらず、クーラーが効いており、外の蒸し暑さなど微塵にも感じさせなかった。
仕事になれてしまうと怖いもので、朝それなりの時間に目を覚ます習慣がついてしまう。深夜に飛行機に搭乗するため、この日チェックアウトの12時まで寝ていても良かったのだが、折角目が開いたので朝食を摂る。

このevergreenホテルの朝食の評価はあまりよくなく、実際その通りではあったが、お腹を満たすには十分だった。ゆで卵を食べて思ったのは香港は水が不味いのだろうか。黄身に臭みが残っていた。ミネラルウォターを買ったが美味しいとは感じなかった。朝食を済ませて、ベッドで再び横になる。

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何となく流しながらTVを見ていると始まったのは通称「ジョホールバルの歓喜」今更ながら、これほど起承転結のはっきりしているゲームはないだろう。中山の先制点、イランの逆転、日本同点、そして岡野。
そのブラウン管の中にいる城、カズ、山口、小村は横浜FCにいた、いるんだよなぁと思うと感慨深い。

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posted by おかき at 06:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 南アフリカW杯 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

南アフリカW杯旅行記 第12歩 6/12 その2「港町・香港」

さて香港である。タラップを降りると蒸し暑い空気が広がっている。それもそもはず。この日の香港は最高気温が31度。湿気は東京とは比較にならない程高い。実家の名古屋と同じか、それ以上というジトジトというよりもモワモワという様な重い空気だった。

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さて、アジア随一の歓楽街・香港に来たというのに、何もするつもりもなく宿を一直線に目指す。香港で1泊2日過ごす為の小遣いはたったの300香港ドル=4000円程度。これで夕食も、翌日の昼も夜も移動費も使うという本当に味気も素っ気もない香港滞在。

香港国際空港からバスで一路宿に。A21というバスに乗るらしい。南アフリカしか見てこなかった私は香港をまるで調べておらず、バスの乗り方も最初はわからなかった。オクトパスカードも何のことやら。空港にある乗車券売り場で33HK$の片道券を購入。残り267HK$
そのバスは空調が物凄く効いていて寒い位。それにしてもたまたまなのか、2階建てバスの2階の電光掲示板が故障しており、どこで下りていいのかわからない。ノートに書いたメモには佐敦(Jordan)とあるだけ。それがどの停留所かわからない(笑)

空港から大きな橋(後に青衣大橋とわかる)を越えて、何となく南下しているのはわかる。それでもどこの停留所なのかわからない。とは言ってもこの佐敦は南北に走る大きなネイザンロードにあるので、まぁそれなりに大きな道なら最悪どこでも降りて歩けばいいと考えていた。ここはヨハネスブルグではない。香港だ。中国人に間違えられる事もある自分なら、紛れて移動する事も問題なさそうだ。

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と考えて下りたところが佐敦だった。冷え切ったバスから眼鏡をかけたまま降りたら、レンズが曇って何も見えなくなった。

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2010年06月22日

南アフリカW杯旅行記 第11歩 6/12 その1「その翼の先に旅はある」

その日、絶望感で目が覚めた。6月12日。日本を離れる日。乗る予定の快速成田エアポートの横浜駅発車の時間になっても姿を現さない事を不審に感じた見送り人からの着信で朝が告げられたからだった。

ウルグアイ-フランス戦を見ながら家を出るまで最後の準備をし、そのまま夜を越して、早朝から出発しようという計画が崩壊した瞬間だった。もちろん多少の準備はしていたが、細かいチェックなど皆無に等しかった。お陰で虫除けを忘れたり、南京錠(ワイヤータイプ)を忘れたりと処々小さな忘れ物をしたまま出発する事になる。

ただ同時に胸を撫で下ろしていた。2004年ポルトガル、2005年トリニダード・トバゴ、2006年ドイツと毎年の様に往路で何か起こる自分の海外への旅。またそういう時がやってきたのかと武者震いした。最低限の忘れ物はしていない。パスポートもある、旅券関係もある。お金もある。

快速成田エアポートに乗っていると飛行に乗れない為、成田エクスプレスに乗車。これだけで予想外の出費をする事になった。南アフリカでは遅刻を取り戻す為に出費をするのではなく、生きる為に出費をする。飛行機に乗れなければ私もこの旅に生き残れない。

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2010年06月11日

南アフリカW杯 旅行記準備編 第10歩 眠れぬ夜

最近眠れない。目の前に旅立ちの日がチラついているのは紛れも無い事実。気持ちを紛らわす香港での一日もオプショナルツアーを入れた。それでも落ち着かない。

アルバニアでは治安はともかく、どういう国なんだろうという好奇心が強かった。トリニダードも同じだった。ただ今回はその前に恐怖が先に立つ。どんな国なんだろうではなく、どんな奴が襲ってくるのだろうだった。毎日の様に韓国、ポルトガル、中国のクルーが強盗の被害に遭っているという。ポルトガルに至ってはホテルに侵入しての強盗だ。

週明けからヨハネスブルグのいくつかのタクシー会社に連絡してある程度、ゲストハウスからの往復には目処が付いた。まぁどうなるかは別にしてスタジアムから帰りの足は出来た。価格は8000円位するのに目玉が飛び出そうになったが、命には代えられない。ヨハネスブルグとはそういうところ。命を守る為には金を出すしかない。命を金で買う街なのだ。

初めてトリニダードに行った時以来のアラート状態。あの時は時間もなく慌しく出て行ったから勢いで行けたが、年を重ね経験を積むと恐怖の感じ方が大きくなる。南アフリカの犯罪関係のニュースの一つ一つが突き刺さる。緊張しているのがわかる。目を閉じると今でも乾いた銃声が脳裏を過ぎる。

そして日本時間で言えばもう10数時間後にW杯が開幕する。これから1ヶ月眠れない夜が始まる。それは日本でも、南アフリカでも。眠れぬ理由は違えども。

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2010年06月07日

南アフリカW杯 旅行記 第9歩 バックパッカー派?スーツケーツ派?

いよいよ今週から荷造りが始まる。荷物だけではなく、その興奮も驚きも感動も全部全部詰め込むからこの作業が旅で一番楽しい作業かも知れない。恐怖があってもいい。それを荷造りしながら心のどこかに押し込んでいく。

持って行くものリスト

衣服関係
・ダウンジャケット
・ウォータープルーフ(ゴアテックスレベル)のジャケット
・スキンズ(ふくらはぎ用) ・ヒートテック
・アンダーアーマー冬用のレギンス ・ネックウォーマー
・手袋 ・ニットキャップ ・長袖のTシャツ
・その他下着、靴下など

(冬の低い山のハイキング並です。)

何せ日本も経由地・香港も夏というのに、南アフリカは真冬。海沿いのダーバンやケープタウンならまだしも、内陸のヨハネスブルグ、ブルームフォンテンなんかは夜になると気温一桁はざら。昼は20度近くという元山梨県民の私も驚く温度差。特にブルームフォンテンはマイナス近くまで冷えるし、試合開始も夕方という過酷なトレーニングwなのでこの位は必要なはず。
標高1700メートルのヨハネスブルグ、1400メートルのブルームフォンテン、2000メートルのレソト。いろんな意味でワクワクしてきた(笑)

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ラベル:南アフリカ W杯
posted by おかき at 02:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 南アフリカW杯 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする