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2018年03月22日

2018年J2第5節 モンテディオ山形-横浜FC「読めない」

「左沢」は何と読む?と聞かれたら、大抵の人は「ひだりさわ」と読むだろう。ところが山形ではそうは読まない。左沢は「アテラザワ」と読む。山形に所縁のある方か、左沢線を知る鉄道ファンでないとこれが最初には出てこないだろう。左沢をはじめとして、難読地名の多い山形を前泊で山形から新庄、酒田と約半周して、度々口にしたのは「読めない」ばかりだった。



試合当日になってもその呟きが出る。まずスタメン。中3日ということもあるのか、佐藤謙介と野村がベンチスタート。前節前半で交代した影響もあるのかも知れないが、これは連戦への温存なのだろうか。ボランチを3枚並べるシステムはどこまで機能するのかと、考える間もなく横浜は前半6分に先制。
イバの落としたボールのこぼれ球を、渡邊がクロスを上げると飛び出してきた中里がヘディングでゴールを挙げた。前節もそうだったが、今年に入って中里が前線に絡むことが多いように感じる。ボランチでボールを捌くだけではダメだという強い意志を感じる。



この中里のゴールから、横浜はたった10分間で山形を圧倒する。前半14分には、レアンドロ・ドミンゲスに直接FKからゴール、同17分にはコーナーキックからレアンドロ・ドミンゲスの上げたクロスにイバのヘディングがさく裂。相手を吹き飛ばしながらゴールをねじ込んだ。ここまでの得点劇は誰が読むことが出来たか。



守備は山形・瀬沼に厳しいマークを敷いて彼にタメを作らせず、攻撃を単発に終わらせてピンチらしいピンチはなかったと言い切れる出来。3点差もあり、後ろでじっくり山形の攻撃の芽を摘み続けた。

ところが、後半山形がその瀬沼を下げてフェリペ・アウベスを入れてから流れは山形に。リードもあるのでセーフティに行く意識が強くなり、山形の攻撃を受け続けてしまった。山形はサイドからシンプルにクロスを入れて前線で勝負。横浜としては、相手にボールを渡してるという意識であればよかったが、それでもちょっと守備の時間が長すぎた。タヴァレス監督にしてみれば、それほど悪くないのだから修正する内容も少ないといった判断だったのかも知れないが、システムの問題というよりもメンタルの話で点差から来る余裕は隙を生んでしまう結果ともいえる。

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posted by おかき at 19:39| Comment(0) | 横浜FC2018観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月18日

2018年J2第4節 横浜FC-アルビレックス新潟「リスペクトしすぎるな」

試合開始からずっと感じていた違和感はとうとう前半43分失点という形で結実してしまう。この試合、横浜はバックラインからのパス交換で組み立てることを選択し、後ろから大きなキックはまるで蹴るなと制限されているかのようだった。だからGK山本はゴールキックでもサイドに開いたDFへのショートパスを繰り返すばかりだった。ところが、見立てと違ったのか、新潟の前線の矢野・河田に小川、加藤を加えた4人が前線から激しいプレッシャーに来て横浜はボールを低い位置でまるで相手を呼び込むかのように失い続けた。



それでも、前半当初は耐えていた。細い攻撃ながら、ジョンは新潟・堀米とのマッチアップでも優位に立ち前を向いてドリブルを仕掛けた。途中、イバのヒールパスを中里がダイレクトでクロスを上げたところに、野村がヘディングで飛び込みシュートは放った。試合を通じてみるとシュート自体は横浜の方が多い。低い位置でボールを奪われなければ、佐藤からサイドにボールがよく回り、チャンスもあった。



ところがである。後ろからのキックの制限をよく言えば従順に、悪く言えば愚直に守ろうとした結果が裏目に出る。選手はなぜ自分たちで判断しなかったのだろうか。GK山本は、入団会見で「曖昧なことが多いのではないかと感じていました」と話しているが、この状態こそまさしく曖昧な状態ではなかったのだろうか。相手が高いところから来るし、さらにそれをいなせないなら大きく蹴ることもあるだろう。後ろからつなぐと言っても100回中100回やってるチームなんかない。
そして、前半43分、渡邉からのバックパスを山本海がトラップミスして大きくなったところを新潟・矢野に奪われてゴールに流し込まれてしまう。緊張感のあった前半30分までのゲームの行方を左右する一撃になってしまった。前半34分の失点も、ヘディングの緩い戻しを緩慢に身構えた結果、新潟・河田に先にシュートを許して失点している。監督の戦術を守る前に、個人戦術で戦えない選手では、チーム全体への説得力も失ってしまう。



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posted by おかき at 02:14| Comment(0) | 横浜FC2018観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月12日

2018年J2第3節 横浜FC-愛媛FC「ギュッと濃縮20分間」

この試合のもっとも注目すべきところは、ゴールした選手には悪いのだけども、渡邊一仁を下げてレアンドロ・ドミンゲスを投入したところからの20分のやり取りだと思う。この日、中盤の底で体を張った守備で相手の攻撃の芽を摘み続けた渡邊が後半16分で下がる事に疑問を感じたサポーターも多いだろうし、彼も下がりながら首を傾げていたから予定されていた交代ではないのだろう。

この交代でレアンドロ・ドミンゲスが入り佐藤謙介がボランチに入り、レアンドロ・ドミンゲスが司令塔の位置に入ったのだが、これが逆効果となって横浜は愛媛の攻撃を浴び続けてしまう。タヴァレス監督が下手こいたなんて思われただろう。結局その采配から10分後に石井を入れてボランチとして元々の布陣に戻した。そして、これで息を吹き返した横浜は、その石井の投入の約10分後の後半35分に愛媛の息の根を止める3点目を決める。

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開幕3試合で2点差、ゲームも横浜のよいペースだったからテストしたのだろうということは考えられる。レアンドロ・ドミンゲスが入ったシステムは、ほぼそのまま昨年のシステムだった。昨年のままでは戦えないよと選手にそれで体感させた部分もあるし、自身の采配の確認もある。その一方で、とはいえ昨年の形で戦わないといけないケースもきっとあり地ならしの部分もある。あれで下がった渡邊も自分への不信感ではないどころか、「渡邊が下がったらこうなるんだぞ」という信頼感を見せた意図もあるような気がしてならない。

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posted by おかき at 22:22| Comment(0) | 横浜FC2018観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月26日

2018年J2第1節 横浜FC-松本山雅FC「平坦な道などないから」

全く最後までゴールポストはハラハラさせる。後半アディショナルタイムの松本・飯田の角度を付けたヘディングは横浜のゴールを捉えたが、ゴールポストがシュートを弾き出し事なきを得た。2018シーズンの横浜は引き分けで始まった。やはり松本とのゲームは一筋縄ではいかない。試合前はチケット販売について、試合が始まれば榎本一慶主審の3年前千葉戦を彷彿とさせる一貫性のないジャッジに戸惑い、後半は疑惑のハンドとまぁほんと簡単には終わらせてくれない。
参考)2015年J2第11節 ジェフユナイテッド千葉-横浜FC 「リスペクト」
http://okaki.seesaa.net/article/418399353.html

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榎本主審の一貫性のないジャッジに苦しんだ横浜だったが、徐々に松本のスペースを見つけてイバ、野村が食い破る。が、その先には松本GK守田が立ちはだかった。イバの倒れながら放ったシュートも体に当て、武田の鋭いシュートを左手1本で弾き出し、守田の日を予感させる。ゴールキーパーの当たってる日に遭うとアンラッキーだ。何せどこに打っても入らない気がしてくるのだ。

後半も流れは横浜にあった。ジョンのシュート、野村のバーを叩くシュートもあった。そして、横浜サポーターにとって悲劇だったのはハンドを何度も見逃されいてることだ。自然かどうかという意味で言えば、ボールが来る方向に肩を出して手に当てているのは果たして自然と呼べるのだろうか。空模様と同じで、今一スッキリしない。

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posted by おかき at 03:30| Comment(0) | 横浜FC2018観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする