
香川というか讃岐は国土も小さくまた過去に大きな戦いも少ないので大きな城が少ない。丸亀城の現存木造天守は3層3階ではあるが、国内では最小の規模のもの。現存天守12閣の一つであり、四国では最も古い(松山城、宇和島城、高知城も現存天守)。400年以上経っても残っている。


現存天守が有名ではあるが、石の城として丸亀城は高石垣も有名で、三の丸から続く石垣は見事。天守まで計60メートル近くになる絶壁は圧巻。



三の丸、二の丸とも高石垣があり本丸付近は絶景。元々丸亀城は亀山という山の上に築かれた平山城で平地に天守閣がない。築城は関ヶ原の戦いの前で、一国一城令が出て一時は廃城になるが、その後再建したのは江戸時代という紆余曲折があったので石垣も野面積みの場所と打込接の場所があったりと両方の時代の流れが組まれていて、一つの見所になっている。
丸亀城付近も非常に静かで穏やかなところだった。ちょっとばかし商店街も寂れていたけど、時代の流れなのかなぁと思いつつ、丸亀名物・骨付鳥を頬張りながら琴平に向かった。