最近の記事

2020年11月03日

2020年J1第25節 湘南ベルマーレ-横浜FC「勝難乃風」

前半が終わった段階での感想は「ポジショニングミスがなければ、負けはない」だった。湘南のサッカーは、前線の指宿に当てるところから始まるのだが、彼を小林が食らいついて自由にさせない。右サイドは瀬古がほぼパーフェクトに抑えている。タリクは、ヨーロッパにいがちなセカンドトップだが、横浜に以前所属していたロク・シュトラウスとも似て前を向いてボールを持たせた時には可能性はあったが、オフザボールではスペースに走り込むでもなく機能しているとは感じなかった。むしろ岡本の攻撃参加の方が断然迫力があった。如何に指宿に仕事をさせないか、ほぼその1点だけだった。



横浜は、負傷者続出。公式に発表されているだけでも武田、松尾、佐藤。札幌戦も欠場した松浦も引き続き欠場。状況は不明ながら袴田、マギーニョも欠場と満身創痍。俊足の杉本、中山の2人が入った事で、後ろでボールを回しつつ、タイミングを見て長いボールを入れるサッカーを展開した。松尾、松浦の場合は彼らの足元に付けてというところがベースにあるが、この日のサッカーだと両翼の2人を活かしてチャンスを作るにはこの方法が適切なのだろうが、全体的にショートカウンターぽくなってしまい、横浜はその後の有効な手を欠いた。裏に抜け出すことは出来ても距離感が悪く敵陣深くでチャンスを作れなかった。
後ろでつなぐ意識もあるのだが、両翼の裏のスペースもあるとなった時に、チームが全体的に規律を欠き、ボールを動かして相手を動かしてそこに自分達が入ってボールを繋ぐのか、裏のスペース目掛けて蹴るのかが曖昧でどっち付かずの印象だった。齊藤もセカンドトップの様なポジショニングをしつつも降りてきてボールを捌こうとするが、中盤の人数が多くなりバタバタしてしまうだけだった。スタメンクラスの選手を何人も欠いて戦い方の変更を余儀なくされた中で、横浜は我慢を強いられた。



それでも、前半31分クロスに飛び込んだ杉本のヘディングは、ポストを叩いた。ゴールにはならなかったが、クロスに対して逆サイドの選手が入っていけるのは調子が良い証拠でもある。ただ、中々サイドから折り返してという形にならない。それ以外は両チームとも殆ど決定機はなく、時間は流れていく。お互いに下位にいるチーム同士だというのが、きっと初めてスタジアムに来た方でもわかってしまう様な低調な試合になった。

後半少しずつオープンな展開が増える。横浜はサイドの攻撃を良しとして戦いを進め、中山の飛び出しからのシュートも湘南・谷に弾かれてしまう。その谷のビルドアップのミスを突いて、ボールを奪った齋藤がループシュートを放つが枠を捉えられない。チャンスを決められないと徐々に流れが悪くなるのはサッカーの常。横浜も瀬沼、草野とフレッシュな選手を入れて終盤に勢いを出しにいった直後だった。



後半39分、湘南は裏に抜けた指宿にロングボールが渡ると右足を振り抜きボールはゴールネットを揺らした。小林はマークしていたものの、ロングボールを蹴る瞬間に前に出て、指宿を完全に放してしまいフリーでシュートを許してしまった。小林は前にいた選手にボールを付けると予測して身体を当てにいったのだが、裏を突かれてしまった。ロングボールのミスは柏戦でも川崎戦でもあって、ボールの落下点と相手の位置や意図との関係性を先読み出来ずにいるケースがある。
もう一つは、彼が湘南の前の選手をなぜ捕まえに行ってしまったのかも考えなければならないだろう。札幌戦で最初の失点、ジェイが最前線から降りた時にマークが一瞬外れ、そこを使われて失点した。それが蘇ったのか、彼がそこをケアした結果今度は裏で自由にしてしまった。では、ここのマークは誰が面倒見るのか。整理されていないのか、整理されているが出来なかったのか、なんだかんだJ1も25節まで進んでいる中で、縦に付けるボールを整理できていないとは思えないのだが。尤もそこに入れさせてもOKにしていると言えなくもないが、中盤の選手達の動きを見ていると敢えて開けている風でもないし、それだと小林がケアをしようとしたことと整合性が取れない。



ボールを保持するというコンセプトに基づいて筋の通った戦いを構築するのは賛成だが、守備において失点が多いのは否めない。不運とか、ちょっとどうしようもない失点はともかく、こうしたミスからの失点が止まらないのが現実。




失点してから横浜は皆川を入れて大柄な2トップにしてサイドを斉藤、草野とスピードのある選手にしシンプルにゴールに向かったが、決定的なシュートも、またしても湘南のゴールポストに嫌われて同点にならず。そのままタイムアップ。ミスがなければと感じていた唯一のミスで失点し、横浜はそのまま敗戦となり連敗。

負傷している選手を多く抱え、理想のサッカーが出来ない点もあるが、それはチームとして層が厚くない事の裏返しでもある。そういう中で活路を切り開いていくしかない。ボールを保持する意識は出来ている。課題は相手の勝負を仕掛けてきた時のペース。相手は湘南ではなく勝難乃風。物事を達成するのに困難な風が吹いている。その風の中でも私たちは進んでいく。残り9試合となった2020年のJ1リーグ、今年は降格はない。そういう意味で、こういうゲームを来年の糧にする。来年は糧ではなく、勝てにする。後半39分、湘南は裏に抜けた指宿にロングボールが渡ると右足を振り抜きボールはゴールネットを揺らした。小林はマークしていたものの、ロングボールを蹴る瞬間に前に出て、指宿を完全に放してしまいフリーでシュートを許してしまった。小林は前にいた選手にボールを付けると予測して身体を当てにいったのだが、裏を突かれてしまった。ロングボールのミスは柏戦でも川崎戦でもあって、ボールの落下点と相手の位置や意図との関係性を先読み出来ずにいるケースがある。
もう一つは、彼が湘南の前の選手をなぜ捕まえに行ってしまったのかも考えなければならないだろう。札幌戦で最初の失点、ジェイが最前線から降りた時にマークが一瞬外れ、そこを使われて失点した。それが蘇ったのか、彼がそこをケアした結果今度は裏で自由にしてしまった。では、ここのマークは誰が面倒見るのか。整理されていないのか、整理されているが出来なかったのか、なんだかんだJ1も25節まで進んでいる中で、縦に付けるボールを整理できていないとは思えないのだが。尤もそこに入れさせてもOKにしていると言えなくもないが、中盤の選手達の動きを見ていると敢えて開けている風でもないし、それだと小林がケアをしようとしたことと整合性が取れない。



ボールを保持するというコンセプトに基づいて筋の通った戦いを構築するのは賛成だが、守備において失点が多いのは否めない。不運とか、ちょっとどうしようもない失点はともかく、こうしたミスからの失点が止まらないのが現実。




失点してから横浜は皆川を入れて大柄な2トップにしてサイドを斉藤、草野とスピードのある選手にしシンプルにゴールに向かったが、決定的なシュートも、またしても湘南のゴールポストに嫌われて同点にならず。そのままタイムアップ。ミスがなければと感じていた唯一のミスで失点し、横浜はそのまま敗戦となり連敗。

負傷している選手を多く抱え、理想のサッカーが出来ない点もあるが、それはチームとして層が厚くない事の裏返しでもある。そういう中で活路を切り開いていくしかない。ボールを保持する意識は出来ている。課題は相手の勝負を仕掛けてきた時のペース。相手は湘南ではなく勝難乃風。物事を達成するのに困難な風が吹いている。その風の中でも私たちは進んでいく。残り9試合となった2020年のJ1リーグ、今年は降格はない。そういう意味で、こういうゲームを来年の糧にする。来年は糧ではなく、勝てにする。
posted by おかき at 13:19| Comment(0) | 横浜FC2020観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]